「急行 そと房」のヘッドマークを掲出したキハ52-125(2013年2月撮影)

前回は「旧国鉄色風」キハ48形を紹介したが、「国鉄色」と呼ばれる朱色とクリーム色の気動車といえばキハ20系のイメージが強い。現在は水島臨海鉄道キハ20形のほか、いすみ鉄道キハ52形も「国鉄色」となっている。ちなみに写真は今年2月に撮影。3月に国鉄急行形気動車キハ28形が投入され、キハ52形との併結運転も行われているそう。

車両情報

いすみ鉄道 キハ52形

基本情報

いすみ鉄道のキハ52-125は1965(昭和40)年製の国鉄形ディーゼルカー。国鉄・JRで45年間にわたり活躍し、大糸線南小谷~糸魚川間での運用を最後に引退した。その後、同車両のいすみ鉄道への導入が決定し、2010年に入線。「国鉄色」に塗装変更され、2011年から観光急行列車として営業運転を開始した。