四国の東部に位置し、4つの県のなかでは一番人口が少ない徳島県。しかし、毎年8月には100万人以上の観光客を呼ぶ「阿波おどり」が開催されるほか、迫力ある渦潮が見られる「大鳴門橋」、切り立った断崖とコバルトブルーの水面が美しい「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」など見どころはたくさんあります。

  • 徳島県のライバル県はどこ?

    徳島県のライバル県はどこ?

この徳島県にライバルがいるとすればどの都道府県なのでしょうか。本記事ではマイナビニュース会員を対象にアンケート調査を行い、結果をランキング形式でご紹介します。ぜひ、ご自身のイメージと照らし合わせてみてください。

徳島県にライバルの都道府県はあると思う?

徳島県にライバルの都道府県があると思うかを聞いたところ、回答は以下のようになりました。

ある…59.8%
ない…40.2%

徳島県のライバル県ランキング

徳島県にライバルがいるとすればどの都道府県なのか、先の質問で「ある」と答えた方に聞きました。得票数の多い順にランキングにすると下記の通りです。

1位 香川県…34.4%
2位 高知県…21.1%
3位 愛媛県…11.1%
4位 北海道…3.9%
5位 青森県…3.3%
5位 島根県…3.3%
7位 秋田県…2.8%
7位 和歌山県…2.8%
9位 三重県…1.7%

ここからは各都道府県の概要と、アンケートに寄せられた「ライバルだと思う理由」や「徳島県を訪れるのにおすすめの季節」をご紹介します。

1位 香川県…34.4%

  • 香川県がライバル

    香川県

徳島県のライバル県ランキング、1位は「香川県」でした。香川県は徳島県の北側に隣接し、県の面積は全国で最も狭い47位。徳島県も全国で36位と、四国4県のなかで小さめの県同士ということになります。

徳島県は東部の「大鳴門橋」によって兵庫県淡路島とつながっていますが、香川県は「瀬戸大橋」で岡山県とつながっています。この瀬戸大橋にはJRが通っているため、岡山駅から香川県高松駅までを約1時間で行き来することができます。

香川県は小麦栽培が盛んだったという歴史から、うどんが名物。うどん店の数も全国最多とされています。瀬戸内海に浮かぶ小豆島では、オリーブ、醤油、のり、そうめんなどの製造が盛ん。小豆島を含む島々では3年に一度「瀬戸内国際芸術祭」というアートのイベントも催されます。有名な観光地はほかにも「金刀比羅宮(ことひらぐう)」や「栗林公園」などがあります。

ライバルだと思う理由

「隣同士だが、香川県のほうが本州にアクセスしやすいから」(54歳男性)
「徳島県には阿波おどり、香川県にはうどんという明確なイメージがあり、相応の存在感があるから」(50歳女性)
「四国のなかでも、香川県はうどんや小豆島などで目立つ存在だと思う」(47歳女性)

2位 高知県…21.1%

  • 高知県がライバル

    高知県

2位は「高知県」でした。徳島県の西隣にある高知県は、四国で一番広い県。人口は2024年において、徳島県が約69万人、高知県が約66万人とほぼ同程度となっています。県の約8割は森林で、「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川が流れる自然豊かな場所です。

徳島県が「阿波おどり」の本場であるのに対して、高知県は鳴子を持って踊る「よさこい」が有名。8月の2日間に行われる本番には、約2万人の踊り子が参加するとされています。

高知県といえば幕末に活躍した坂本龍馬の出身地であり、太平洋に面した「桂浜」には銅像が建ち、月の名所としても人気です。高知県のグルメでは大皿に盛りつけたかつおのたたきが定番で、にんにく、玉ねぎと一緒に食されます。

ライバルだと思う理由

「阿波おどりvsよさこい祭りのイメージがあるから」(45歳男性)
「四国のなかで、温かい県民性が似ている気がする」(55歳女性)

3位 愛媛県…11.1%

  • 愛媛県がライバル

    愛媛県

3位は「愛媛県」でした。徳島県の対角にある愛媛県は、四国最大の都市・松山市のある県。松山市の人口は約50万人とされ、瀬戸内海を挟んで本州に近く、歴史ある道後温泉もあることから経済や観光の拠点になっています。松山市の近くにある今治と、広島県尾道を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」はサイクリングの聖地としても有名です。

愛媛県の西部は九州に面し、その間にある宇和海は漁業が盛んなことでも知られています。真鯛やぶりなどの一大養殖地であり、そのほか多種多様な魚があがることから、鯛めしやじゃこ天などが郷土料理に。伊予柑や紅まどんななどの栽培が盛んな柑橘王国でもあります。

ライバルだと思う理由

「四国は4つしか県がないので、お互いがライバル視していそう」(54歳男性)

4位 北海道…3.9%

4位は「北海道」でした。北海道は徳島県に限らず、全国のライバル県ランキングの常連。東京都の約40倍という広大な土地で、自然を感じながらトレッキング、ドライブ、スキー、グルメ、温泉などのあらゆるレジャーが体験できる観光王国です。

具体的には、東日本最大とされる繁華街のすすきの、港町の雰囲気と夜景が魅力の函館、畑がパッチワークのように並ぶ光景が美しい富良野、手つかずの大自然が世界自然遺産にも登録される知床など。海鮮丼やちゃんちゃん焼き、ラーメンなどのグルメも尽きません。

ライバルだと思う理由

「観光名所がたくさんあるから」(54歳女性)
「食べ物がどちらの地域においても美味しいから」(36歳女性)

5位 青森県…3.3%

徳島県のライバル県ランキング、5位は「青森県」でした。青森県も徳島県から遠く離れた場所にありますが、2つの県に共通するのは全国的に有名な祭りがあるというところ。青森駅前で行われる「青森ねぶた祭」は6日間にわたって開催され、観光客の数は300万人ともされています。

青森県の観光地といえば、美しいブナ林や湖が広がり世界遺産に登録されている白神山地をはじめ、奥入瀬渓谷や八甲田山など。桜の名所として知られる「弘前城」や、落ち着いた雰囲気の浅虫温泉、酸ヶ湯温泉などもあります。

ライバルだと思う理由

「徳島県といえばやっぱり阿波おどりで、そのライバルを考えると全国的に超有名なねぶたになると思うから」(56歳男性)

5位 島根県…3.3%

5位には「島根県」も入りました。中国地方の日本海側に位置する島根県は、徳島県と同じように人口が少なめの県。2024年の時点での人口は、島根県が46位、徳島県が44位となっています。

島根県といえば、縁結びの神として知られる「出雲大社」がまず挙がるでしょう。旧暦10月には全国から神々が出雲に集まるとされ、島根県では10月が「神在月(かみありづき)」と呼ばれています。その出雲地方にはしじみの名産地である「宍道湖」や「神西湖」も。ズワイガニやのどぐろなど、海の幸も豊かです。

7位 秋田県…2.8%

7位に入った「秋田県」は、「あきたこまち」が栽培される日本有数の米どころ。炊いたご飯を竹の棒に貼り付けて焼く「きりたんぽ」などの郷土料理があります。徳島県と同じように県を代表する祭りがあり、提灯をいくつもつるした巨大な竿を手や肩で操る「竿燈まつり」は東北三大まつりのひとつ。この点から「ライバルなのでは」とする声も。

7位 和歌山県…2.8%

7位には「和歌山県」も入りました。徳島県とは紀伊水道を挟んで向き合っているものの、フェリーで2~3時間、車では大阪や兵庫を経由するなど、意外と遠く感じる和歌山県。紀伊山地が広がる山がちな県で、パワースポットとして知られる「熊野古道」や「那智大滝」などがあり、リゾートの雰囲気が漂う南紀白浜エリアも人気です。

9位 三重県…1.7%

9位は「三重県」でした。太平洋と伊勢湾に面し、長い海岸線をもつ三重県では水産業が盛ん。伊勢海老を筆頭に、あわび、かき、うに、さざえなどの産地で、海女漁も行われています。志摩半島の英虞湾(あごわん)は真珠の一大養殖地です。皇室の祖先神がまつられる「伊勢神宮」があり、周辺地域には名物・赤福の本店も。

徳島県を訪れるのにおすすめの季節は

続いて「徳島県を訪れるのにおすすめの季節」を聞きました。多い順に並べると以下の通りです。

1位 夏(6月~8月)…33.9%
2位 年間通しておすすめ…25.6%
3位 春(3月~5月)…20%
4位 秋(9月~11月)…18.3%
5位 冬(12月~2月)…2.2%

夏(6月~8月)がおすすめの理由

「やっぱり阿波おどりの季節が一番盛り上がるので」(54歳男性)
「暑い時季に海で遊んだり、四国を巡りたいから」(45歳男性)
「鳴門の渦潮がきれいに見えるから」(48歳男性)

年間通しておすすめの理由

「夏はお祭り、冬は大歩危小歩危などの温泉地がおすすめ」(55歳男性)
「自然が豊かでいつ行ってもきれいだから癒される」(47歳女性)
「経由する瀬戸内海の雰囲気が好きだから」(51歳男性) 

春(3月~5月)がおすすめの理由

「新緑やたくさんの花が見ごろなので」(40歳男性)
「海岸沿いの散歩が気持ちい季節なので」(30歳男性)

秋(9月~11月)がおすすめの理由

「鳴門金時が美味しい時季なので」(47歳女性)
「海や山の観光に向いていて、旬のグルメも楽しめるから」(37歳男性)

冬(12月~2月)がおすすめの理由

「魚が美味しくなるので」(50歳男性)

徳島県のライバルは、四国3県と「祭り」のある都道府県

徳島県のライバル県ランキングをご紹介しました。1位「香川県」、2位「高知県」、3位「愛媛県」と、やはり上位は同じ四国の県が独占。ご自身のイメージと照らし合わせてみて、いかがでしょうか。

四国3県のなかでは、本州と瀬戸大橋でつながりアクセスのしやすい香川県が一番票が多く、続いて「よさこい祭り」のある高知県と続きました。4位以下はさまざまな地域の県が入り、その理由の一つがやはり祭り。「ねぶた祭」や「竿燈まつり」など全国的に有名な祭りがあることを挙げる方もいて、徳島県に「阿波おどり」のイメージを持つ方が多いことがうかがえます。

徳島県がどのようなイメージを持たれているか、うかがい知れる今回のランキング。興味を持たれた方は、ご自身の出身地や今住んでいる都道府県にライバルがいるとすればどこなのか、考えてみませんか。

調査時期: 2025年8月21日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計301人(男性: 222人、女性: 79人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート