[のみ放題] 30分380円! 絶品イタリア料理とオリジナルレモンサワーを味わう

ライター中山一弘が送る飲み放題or食べ放題を実施しているお店の旬な情報をお届けするグルメレポ!

無類の酒好き、美味いもの好きな中山は全国を取材行脚していく中で、独自の「美味いものレーダー」を体得。ピピッと反応がある素敵なお店を直撃取材していきます。

• 気さくにイタリアンを満喫!「ピアンタ 神保町」編

※ 取材後、店舗名が変わりました

今回訪れたのは神保町駅から徒歩5分程度のところにある、「のみ放題」のお店。

　

ピアンタ 神保町

※店舗詳細は記事末にて

雰囲気抜群のイタリアン酒場

神保町のメインロードの一本裏にひるがえるイタリア国旗が目印のお店が本日の目的地。イタリアンを主体にしながら、飾らないTシャツスタイルで入れる文字通りの"イタリアン酒場"が「ピアンタ 神保町」だ。

雰囲気抜群の店構えを見るとさっそく目に入るのが、"飲み放題30分380円"の文字。一瞬あっけにとられるが、本当にこの値段でお酒が飲めるのだからたまらない。

店内に入るとカウンターに並ぶ料理が目に入る。ここにあるのは日替わりで選べるお通し(前菜)の数々。

季節や仕入れした食材によって毎回違った料理にはなるが、おつまみはここで選んで席に持っていくのが人気。ちなみにケースの上に並んでいるお菓子も格安で販売されているので、これもお酒のお供としてワンポイントになるぞ。

• 仕入れで変わる前菜たちが並ぶ。上にあるお菓子などを買うのもOK

1階奥と、地下に降りてすぐのところにあるのが、飲み放題メニューが自分で注げるサーバーエリア。一番人気というビールやハイボールを自分の好みで注ぐも良し、自家製のサングリアや、本物のシチリア産レモンを仕入れて漬け込んだシロップで割る、オリジナルレモンサワーに舌鼓を打つのもよしで、一晩中飲んでも飽きない。

いや本当の話、ついつい30分延長を繰り返してしまうのが、この店の罪なところだ(笑)。そもそもお店のコンセプトの一つである、「すべてにおいて自分で手を動かして楽しめるように」という思いが随所に盛り込まれているのが実ににくいではないか。

• 気分や季節で自分の好きなものを自分で好きなように自分で注ぐ。それが東京イタリア酒場Pの流儀

絶品!オリジナルの「すりばちジェノベーゼ」

この店で絶対に外せないメニューといえば、オリジナルのジェノベーゼだ。なにしろ、バジルや松の実を自分でペーストして、ちょうど頃合いを見計らった頃に出てくるもちもち食感のイタリア産パスタを和える。

ペーストにする際に立ち上っていたバジルの香りが、熱々パスタを投入した瞬間に花が開くように鼻孔に飛び込んでくる。一口をほお張れば思わず笑みがこぼれてしまう絶品さに思わずビールビール。

• すり潰し、混ぜて、食らう。これが「すりばちジェノベーゼ」のだいご味!

また、料理には季節限定のものも多いが、取材日にメニューにあったのは「産直アヒージョ」だ。日本中からアヒージョに合う食材を集め、様々な組み合わせで楽しめるのがこの店のアイデア。もともとコロナ禍で生産物が販売できず困っていた農家や漁師を助けたいという思いではじめた料理なんだそうだが、今では常連はもちろん、はじめてのお客にも大好評なのだという。

• クツクツと沸くのは絶品素材がオイル煮になる「産直アヒージョ」。このオリーブオイルは誰にもやらん!

この日は比内地鶏、土佐鴨せせり、ブラウンマッシュルームなど、おすすめをミックスしてもらった産直アヒージョで攻めてみた。う～ん、これがまたたまらない。それぞれの食材ももちろん素晴らしい味だが、それらの味が溶け込んだオリーブオイルがもはや神クラスに進化している。バゲットに漬けながらビールを飲めば、もういうことは無い。

飲めば飲むほど味わいが出てくる居心地のよい酒場が「ピアンタ 神保町」だ。楽しくわいわい飲みたい人も、じっくり料理に舌鼓を打ちつつアルコールをたしなみたい人にもおすすめできるナイスなお店だ。さぁ、もう一杯いっとくか!

• やばい!ビールがぐいぐい入る!

　

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• ピアンタ　神保町