ライター中山一弘が送る飲み放題or食べ放題を実施しているお店の旬な情報をお届けするグルメレポ!
無類の酒好き、うまいもの好きな中山は全国を取材行脚していく中で、独自の「美味いものレーダー」を体得。ピピッと反応がある素敵なお店を直撃取材していきます。
今回訪れたのは東西線竹橋駅直結、「のみ放題」のお店。
※店舗詳細は記事末にて
藁 焼き鰹たたき 明神丸
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土佐っ子集う海鮮居酒屋「藁焼き鰹たたき明神丸 –竹橋パレスサイドビル店-」編
目の前で藁焼きしてくれるド迫力
明神丸は鰹の本場、高知に本店を持つ和食居酒屋。海鮮系に強みを持つ居酒屋は多いが、明神丸の特長はなんといっても、漁船を持っていること。それもただの船ではなく、鰹一本釣り漁獲高全国一位を8年連続で成し遂げているその名も「明神丸」だ。
豪快な藁焼きでいただく鰹のたたきがウリ
このお店、凄腕漁師が釣った鰹をそのまま店舗に送り、それを藁焼きのいわゆる「たたき」にして出してくれるのが特長で、注文が入るたびに火であぶった「出来たて」が食せるのだから鰹好きにはたまらない。
あぶりたての鰹のたたきは、こちらもこの店ならではの天日塩で食べるのがおすすめ。社長自らが最高の調味料をみつけるために試行錯誤した結果、一番うまいと太鼓判を押すのがこの食べ方なのだ。ちなみに、この塩は本店がある高知県産の天然塩になる。
地元である土佐の食材にこだわった「藁焼き鰹塩たたき」は明神丸に来たら絶対に食べていただきたい一押しメニューといえる。
さっそく塩たたきをほおばってみると、炙りたての鰹の表面は香ばしく、やさしく藁の匂いも広がってくる。あえて冷水にとらず、そのままをいただくスタイルなので余計に香りが強調されるという趣向だ。
噛みしめてみるとやわらかな甘みさえ含むほどよい塩味が鰹の身をさらにふくよかにしているのが分かる。厚切りなのでがぶがぶといただくワイルドさも相まって、思わず日本酒で流し込みたくなること必至だ。
の み放題の目玉は二品
飲み放題メニューはビール、サワーなどかなりの種類があるが、酒好き中山が注目したのは栗焼酎「ダバダ火振り」と土佐の日本酒「酔鯨(すいげい)」。
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土佐の銘酒がずらりとならぶ。酎ハイ、カクテルにも土佐の素材が活かされているぞ
両者とも単品で置く店は増えているものの、これら銘酒が飲み放題できるのも明神丸の心意気だろう。
また、サワーや酎ハイ類に使われている柑橘類やお茶は四国産のものがほとんど。これらのお酒が好きな人でもなっとくのこだわりドリンクが楽しめるのだからたまらない。
レ ギュラーメニューに感じる土佐魂
メニューを見ると海鮮を中心にしながら、四国特産の品目がずらりとならぶ。例えば「青さのりの天ぷら」は四万十川でとれたほんものの青さを使った逸品。さわやかな青さの香りとやさしい甘みが口いっぱいに広がる素晴らしい一皿といえる。
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土佐のこだわり食材をつまみに美酒に酔いしれる。明神丸の飲み放題は一味違う!
この日はたまたま青さのりの天ぷらもいただくことができた。
両者とも地酒とも相性が抜群に良い上、酒がよくすすむ取り合わせだ。もう一杯、もう一杯と飲み放題を堪能できる明神丸は土佐っ子はもちろん、すべての海鮮好き、飲み好きの面々におすすめできる店舗といえる。いや、満足満足! 当然のことだが、これらの各メニューは季節や気候などによって常時提供できるとは限らないので、注文したい場合は事前に店員に聞いておくとよい。
鰹の塩たたきを酔鯨で流し込む。至福のひとときなり。みなさんもお好みのお酒でお試しあれ!
