何でもスマホでできると言っても過言ではない今、キャッシュレス決済の世界でも「●●ペイ」と呼ばれるスマホ決済アプリがどんどん登場しています。サービスが乱立している状態で、自分にはどのサービスが適しているのか判断するのは難しいですよね。そこで今回は、スマホ決済を選ぶ際のポイントについてご紹介します。

  • スマホ決済はどう選んだら良い?

    スマホ決済はどう選んだら良い?(画像はイメージ)

スマホ決済の種類

代表的なスマホ決済を分類すると、大きく分けて2種類あります。

1.非接触型決済(IC決済)
専用端末にスマホ自体をかざして決済する方法です。Apple Pay、Google Pay、おサイフケータイなどが挙げられます。画面ロックの解除やアプリの起動をする必要がなく、スマホをそのまま端末にかざすだけで決済できるため、操作が簡単です。

2.コード決済
スマホ決済アプリを使った決済方法です。自分のスマホにQRコード(もしくはバーコード)を表示させて店側に読み取ってもらうパターンと、お店が表示したQRコード(もしくはバーコード)を自分が読み取るパターンの2つがあります。非接触型決済と比べると、一手間が必要です。

  • コード決済サービスの代表例(執筆者作成)※2019年8月1日現在

    コード決済サービスの代表例(執筆者作成)※2019年8月1日現在

支払い方法もさまざま

各スマホ決済は、支払い方法もさまざまです。

事前にチャージする「前払い」では、現金や銀行口座、クレジットカードなどが使えます。銀行口座からの引き落とし、デビットカードなどからの支払いによって、利用と同時に支払いができる「即時払い」という方法もあります。

「後払い」では、クレジットカードや携帯電話代と連動させることも可能。多くのスマホ決済は支払い方法を1つに限っておらず、利用時に選択できるのが特徴です。

  • スマホ決済における支払い方法の違い(執筆者作成)※2019年8月1日現在

    スマホ決済における支払い方法の違い(執筆者作成)※2019年8月1日現在

スマホ決済を選ぶポイント

これらを踏まえたうえで、自分に適したスマホ決済サービスを選ぶポイントは以下の通りです。

1.普段の生活でよく利用するお店やサービスで使えるか
実際の生活で活用できなければ意味がありません。買い物をする際には、そのお店でどのような決済サービスが使えるのか、確認してみましょう。

2.貯めたポイントが使いやすいか
交換対象が多かったり、有効期限が長かったり、自分がよくする買い物に使えたりするポイントであれば、上手に活用できそうです。

3.各スマホ決済の支払い方法を1つににまとめることができるか
支払い方法がバラバラになると、家計管理が煩雑になります。クレジットカード払いであれば1枚のクレジットカード、銀行口座からの引き落としであれば1つの口座など、出口も1つにまとめると、管理しやすくなりますよ。

4.スマホで操作がしやすいかどうか
冒頭で説明した通り、非接触型決済とコード決済では、スマホで決済する際の操作が異なります。少しでも操作を簡単に楽に済ませたいという方には、もしかしたら非接触型決済の方が向いているかもしれません。

使い分けでさらにお得にサービスを活用しよう

筆者はGooglePayを主として、PayPayと楽天ペイを併用するというスタイルをとっています。

これまで「イオンカードセレクトからWAONへチャージ」と「WAONでの普段の買い物」の両方で「WAONポイント」を貯めていました。GooglePayを選んだのは、WAONから支払いができ、非接触型決済のため支払いが楽だからです。

  • 筆者のスマホ画面のキャプチャ。GooglePayはWAONから支払える点が魅力だった

    筆者のスマホ画面のキャプチャ。GooglePayはWAONから支払える点が魅力だった

PayPayや楽天ペイの支払いもイオンカードセレクトにしたので、カードも1本化でき、ポイントも「WAONポイント」にすべて集約できました。

PayPayはポイント還元キャンペーンがあるときに利用。楽天ペイは、ネットショッピングで貯まったポイントがそのまま使えるので、期限が切れそうなポイントを無駄にしないために利用しています。キャンペーン実施の有無や用途によって、使い分けるのも手ですね。

  • 筆者のスマホ画面のキャプチャ。PayPayでは6カ月間で1万9,856円利用し、2,537円がPayPay残高としてキャッシュバックされた

    筆者のスマホ画面のキャプチャ。PayPayでは6カ月間で1万9,856円利用し、2,537円がPayPay残高としてキャッシュバックされた

まずは、スマホ決済で身近に使えそうなものをいくつかピックアップしてみてみましょう。その中でとにかく使いやすいと思うものからぜひ始めてみてくださいね。

大岡美紀(おおおか・みき)

大阪府在住。1児の母。大学卒業後、旅行会社に就職。出産後に就職した住宅関係の会社で、考えてお金を使うことの大切さを知り、自身のお金に対する考え方が甘いことに気付く。転職後、お金の勉強をはじめる。「もっと早くお金についてちゃんと考えておくべきだった」との思いから親子向けのマネー講座なども開催中。マイライフエフピー認定ライター

監修: 加藤葉子

(株)マイライフエフピー代表
子どもを授かったことをきっかけに、教育費や投資、学資保険の仕組みなどに興味を持ち勉強を始め、3年で子どもの教育資金を貯める。NHKのコラム執筆がきっかけでFPとして起業。現在は、全国の女性からのお金の相談を中心に執筆・マネー講師として年間700件の活動をしながら、ファイナンシャルプランナー向けの実務講座も運営。「女性とシングルマザーのお金の専門家」を運営