初めての一人暮らしのライフハック(3) もしもに備える! 東急ハンズのバイヤーが選ぶ一人暮らし向け防災グッズ

就職や進学など、この春から一人暮らしを始める人も多いのではないだろうか。家具や家電など、生活に必要なものを買いそろえたら忘れずに準備しておきたいのが防災グッズ。災害の多い日本はいつ何が起こるか分からない。地震や台風など、もしもの時に何を準備しておけばよいのだろう。

そこで今回は、東急ハンズで防災用品担当をしているバイヤーに一人暮らし向けの防災アイテムを選んでもらった。すでに準備をしている人も、これを機にチェックしてみてほしい。

備蓄用ウェットティッシュ

「備蓄用ウェットティッシュ 30枚入」(税別550円)

災害時、避難所生活などにおいて衛生環境を守るウェットティッシュは長期保存可能なものがあるといいだろう。「備蓄用ウェットティッシュ 30枚入」(税別550円)は、ノンアルコールで5年保存可能な商品だ。

厚生労働省の安全性基準を満たした化粧品に分類されている本商品は、赤ちゃんにも使用できる。避難所では、赤ちゃんだけでなく、お肌の弱い皮膚トラブルに不安を持つ人にもおすすめだという。

簡易ヘルメット

左は使用時。普段は折り畳んでコンパクトにできる

地震や台風の際、落下物から身を守るヘルメットは用意しておきたい。「でるキャップコンパクト」(税別3,900円)は、頭にのせて押すだけの簡単に装着でき、軽量でありながら衝撃に強く、いざという時に安全を確保できるアイテム。子供から高齢者までフィットするため年代を問わず使うことができ、通常の防災頭巾より約5倍も高い衝撃緩衝性があるという。また、炎や火の粉から頭を守る高い難燃性があるのもポイント。コンパクトなので、避難道具入れや手に取りやすいところに置いておくと安心だろう。

手回し充電式ラジオライト

「STAYER 手回し充電式ラジオライト SH－GDHR－RC」(税別4,980円)

手回し充電式ラジオライトは避難生活を乗り切るために心強いアイテムとなる。「STAYER 手回し充電式ラジオライト SH－GDHR－RC」(税別4,980円)は、ソーラー充電と手回し充電どちらにも対応しているマルチライト。USBポート搭載で、スマートフォンの充電も可能。さらにAM／FMラジオのほか、FM補完放送に対応している。非常用サイレン機能も搭載しているため、災害時に活躍してくれるだろう。スマートフォンやUSB機器によっては充電できない場合があるため、購入する時は確認してほしい。

大容量バッテリー

「エバーブライトソーラーパワーバンク SYHSPB－BK ブラック×ホワイト」(税別3,500円)

情報を得たり、連絡を取ったり、災害が起こったらスマートフォンは必需品。非常時に電源不足にならないようにするため大容量のバッテリーは避難道具に入れておきたいところだ。

「エバーブライトソーラーパワーバンク SYHSPB－BK ブラック×ホワイト」(税別3,500円)は太陽光充電、外部入力からも充電できる大容量バッテリー。大容量電源(電池容量10000mAh、出力電流1Aと2Aの2つ)を搭載しており、ほとんどのスマートフォン、iPhoneに対応しているのがポイントだ(2019年3月時点)。

2台同時に充電もでき、スマートフォン、iPhoneに約3回充電が可能。ソーラー充電状態での常時保管により、緊急時にすぐ使えて、便利なLEDライトも付いているため、アウトドアや非常時など幅広く利用できる。

防寒用アルミシート

生きるために役立つ情報が印刷してある「あったか銀紙」(税別600円)

もしも避難生活を送る時になった時のために防寒アイテムも用意しておきたい。コンパクトな防寒用アルミシート「あったか銀紙」(税別600円)は、雨や風をしのげて、低体温症を防ぐのに役立つ。このシートには、災害にあった際に生きるために役立つ情報が印刷してあり、災害への事前の知識と準備すべきアイテムリストを同封されている。購入しやすい価格のため、持っておいて損はないだろう。