時代の変化に伴い新たに必要となる知識やスキルに順応できるよう、リスキリングに取り組む社会人が近年増加しています。
経済産業省はリスキリングを「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」と定義。リスキリングは今後ますます、キャリアアップや転職を考える際の重要な選択肢となってくるでしょう。
本連載は、そんなリスキリングに励む人たちの悲喜こもごもを漫画形式で紹介していきます。マイナビニュース会員に聞いたリスキリングの実態とは、どのようなものなのでしょうか?
40代の挑戦
30代までに比べ、転職の難易度が上がると言われている40代。少しでも有利に進めるために資格取得を目指す人もいるでしょう。また、現職のリタイヤ後を見据え資格を武器にしたいと考える人も。
例えば宅建士(宅地建物取引士)の場合、申込者全体の平均年齢は37.2歳で、40代以上の申込者の割合は全体の4割を超えています(2023年度実績 不動産適正取引推進機構資料より)。仕事の経験を積んでから難易度が高めの資格に挑戦する人も増えているようです。
リスキリングに助成金や給付金が活用できる!
近年話題のリスキリングですが、関連する資格の多くに政府や企業の支援制度が活用できるというメリットがあります。
例えば、人材開発支援助成金は企業がリスキリングに活用できる助成金の一つとして知られています。あなたのお勤めの会社にも導入されているかもしれないので、まずはいろいろと情報を集めるところからリスキリングを始めてみるのもいいかもしれませんね。
調査時期: 2024年12月3日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 507人
調査方法: インターネットログイン式アンケート