品川にかつてあった“品達”。品達には人気ラーメン店が何店舗もあり、筆者はとても重宝していました。そんな品達が数年前に閉店となり、品川の駅近ラーメンは一気に激減。と思っていたら、なんと美味しそうなラーメン屋をインスタで発見! その名も「麺Louis」。まさに救世主! どうやら、土日は定休日、そして昼のみの営業らしい。美味しそうな淡麗醤油ラーメンだったので、有給をとって、早速「麺Louis」に行ってきました。あ、読み方は、「めんるいす」ではなく、「めんるい」です。

■品川横丁にある「麺Louis」! 夜は「パブ留居」に

品川の港南口の品川横丁の中にあるらしい「麺Louis」。港南口だと京急線の改札側ですね。港南口を出て右手に2分ほど歩いていくと、品川横丁らしき建物があります。○○横丁というのは最近流行っている気がしますね!

夜はおそらく賑やかになるのだと思います。が、昼間だと品川横丁というより、飲食店が何店舗か入っているビルという感じ。さっそく二階に上ります。この建物、外からは分からないのですが、内装はとても凝っていて、いたるところに絵が描いてあります。

階段には絵がっ! お酒を飲んでいて、楽しそう……壁の絵は賑やかでしたが、2階の飲食店は夜しかやっていない店が多い気がします。そんなお店を通り過ぎ、一番奥のお店にあるラーメン屋っぽいお店を発見。券売機が見えるので、あれは、間違いなく「麺Louis」!

店外にも内装と同じような絵が描かれています。そして、店の窓には「パブ留居」の文字が。噂通り、夜はパブになるようです。店外には、券売機だけでなくメニュー表も。おすすめの「鶏清湯 醤油らぁ麺」と「味玉」、「チャーシューめし」をオーダー。

閉店ぎりぎりの14時に伺ったので、残念ながら限定の「燻製醤油らぁ麺」は、あいにく売り切れ。他のメニューだと、塩らぁ麺や味噌らぁ麺もあります。

さて、店内に足を踏み入れます。今まで訪れたラーメン屋の中でも群を抜いて、独特な雰囲気。フカフカの椅子、棚の中にはデンモク、ボトルキープされたお酒や高級そうなお酒がずらりと並び、筆者のイメージするラーメン店の固定概念が覆されました。ちなみに、フカフカの高級そうな椅子の座り心地が快適で、最高!

バーカウンターの位置に座り、着丼を待ちます。14時の閉店間際ですが、お客さんがちらほら。常連さんも多そうで、知る人ぞ知るラーメン屋といった感じ。期待度が高まる中、5分ほどでラーメン着丼。やはり、インスタで見た通りビジュアルの良すぎるラーメン。

■淡麗系ラーメン好きな方に! また食べに行きたくなる奥深いらぁ麺

  • 鶏清湯 醤油らぁ麺(900円)+味玉トッピング(100円)

麺がきれいに盛り付けられ、その上にチャーシュー2種とメンマ、味玉、ネギ。早速、スープをひと口飲んでみます。魚介系と動物系の出汁のブレンドで、絶妙なバランス。油感もちょうど良く、まさに洗練されたスープ。なんでも数種類の醤油と乾物系を合わせ、十年以上の歳月をかけて完成させたとか。長年の努力の賜物のスープでしかない!

お次は、麺。見た目の通り、細麺。食感は歯切れが良いのが特徴。ゆで加減はわりと柔め。ゆで加減の調整はお願いすればできるみたいですけど、筆者としてはこの麺のゆで加減が、スープにあう気がします。

続いて、チャーシュー。贅沢に二種類です。炙った豚バラチャーシューに、柔らかい豚肩チャーシュー。チャーシュー自体の味付けが濃くないところが絶妙。細部まで丁寧に仕上がっています。

チャーシューは、「チャーシューめし」でも堪能できます。ご飯の上に味付けされたチャーシューの細切れがのっています。

  • チャーシューめし(250円)

味付けはワサビっぽい辛さも感じる和風テイスト。「鶏清湯 醤油らぁ麺」と相性の良い「チャーシューめし」。ちなみにサイドメニューの丼ものは「明太ねぎめし」もありました。

平日の昼(11:30~14:00)しかやっていないのでなかなか行けない方も多いかと思います。が、有給とって食べに行く価値ありますよ! パブで食べるラーメンを味わいたい方もぜひ! 筆者は、次回“限定メニュー”を食べに行く予定です。