• 1970年に開催された大阪万博、会場最寄り駅の駅名は?

正解は…

1970年大阪万博の会場最寄り駅は「万国博中央口駅」

北大阪急行電鉄は1970年大阪万博(日本万国博覧会)会場への輸送と、千里ニュータウンから大阪都心を結ぶ輸送の一翼を担う目的で創立されました。1970年2月24日の開業後、同年9月13日に万博が閉幕するまで、同社の路線は万博会場のあった万国博中央口駅から江坂駅までの区間で営業しており、千里中央駅は現在と異なる仮設の駅を経由していました。

現在の千里中央駅手前の分岐部から万国博中央口駅まで、「会場線」と呼ばれる臨時線でしたが、万博が閉幕した翌日(1970年9月14日)に営業を休止。同じ日に現在の千里中央~江坂間で営業を開始しました。1970年大阪万博の会場跡地は万博記念公園となり、現在の最寄り駅は大阪モノレールの万博記念公園駅です。

  • 万博記念公園付近を走る「EXPO TRAIN 2025 大阪モノレール号」

開業から54年の月日が経過した2024年3月23日、長年にわたり終端駅だった千里中央駅から北へ2.5km延伸し、箕面萱野駅と箕面船場阪大前駅が開業しました。なお、北大阪急行電鉄は開業55周年を記念するとともに、大阪・関西万博の機運を盛り上げるべく、「~1970 大阪万博に想いをのせて~ 『北急タイムトリッププロジェクト』」と題した特別企画を展開中。御堂筋線(Osaka Metro)との相互直通運転開始55周年を記念した事業も実施しています。