過労自殺しかけた経験を描いた書籍『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「自己肯定感(15)」です。

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以前にも似たことをちらりと描いたことがあったのですが、けっこう重要なことだと思いましたので改めて描かせていただきました。

自己肯定感が低めの人や、人に譲ってばかり・自分は我慢してばかりの人は、「自分じゃなくて、自分の大切な人だったら、どうするか」という視点を持ってみると良いと思います。

「自分は幸せになるべき人間である」「自分は大切に扱われるべきである」という意識を持つには、まずは自分が自分をそのように扱わないと難しいと思います。

逆に、他人がいくら大事にしてくれても、自分が自分を大事に思えなければ、なかなか幸福に結びつきにくいようにも思います。

どうしても、自分を後回しにしてしまう・自分にばかり我慢させてしまう人は、「自分じゃなかったら」と考える癖をつけて、少しずつ「自分で自分を大事にする」ことに慣れていってください。

続きます。