■ボケ担当と聞いて驚く中山
――今後もいろいろなバラエティ番組に出演する機会があると思うのですが、バラエティ番組に必要な能力として「仕切り担当」、「ボケ担当」、「ツッコミ担当」、「盛り上げ担当」があるとすると、OCHA NORMAでは誰がどの担当か教えてください。
中山:仕切りは石栗奏美ちゃんかな。どんなコメントをすればいいのか分からないときはフォローしてくれるし、メンバーが上手にボケられなかったときもそれを笑いに持っていってくれるんです。話の切り替えも上手で、インタビューでもかなみん(石栗)がいるとすんなりと会話が進みます。
――では、ボケ担当は。
田代:夏月姫ちゃん!
中山:うそぉ!?
――石栗さん・北原さんペアの取材でもお名前が出たので「うそぉ!?」という感じではないのではと(笑)。
中山:(爆笑)。
田代:発言がヤバいんですよ(笑)。普段から、皆が考えつかないような発言が飛び出して面白いです。メンバー全員が思ってるんじゃないかな。
――中山さんは「ボケ担当」の自覚がないんでしょうか。
中山:普段からふざけて生きているので……特に米村姫良々ちゃんと私は冗談を言い合っているので、そう思われることもあるのかもしれません。
田代:「ツッコミ担当」は姫良々かな。OCHA NORMAはボケるメンバーが多いんですけど、いつも「それ○○でしょ」ってツッコんでくれます。
中山:「盛り上げ担当」は窪田七海ちゃんかも! “かわいいキャラ”を貫き通していて、カメラが回ってないところでも「キュルルン」って言ってます。楽屋でも、たとえばななちゃん(窪田)が上手にメイクできなかったとき、かなみん(石栗)や姫良々ちゃんに「今日のななみん、かわいい?」って不安そうな声で聞いていたりして(笑)。半分ボケていると思うんですけど、そうやって場を盛り上げてくれます。
■憧れの先輩・道重さゆみからの言葉
――そんなOCHA NORMAの中で、お2人はどんなキャラクターを開花させていきたいですか。
田代:“私らしさ”を飾らず普通に出していきたいです。キャラクターって変に見つけるものじゃないと私は思うんです。憧れの先輩である道重さゆみさんにも「すみれちゃんらしくいれば、絶対についてきてくれる人がいる」と言ってもらえたので、私は私らしさを大切に、ありのままの自分を見せていきたいです。
中山:私は今後「いい女」路線でやっていきたいです。港区女子って言うんですか? 毎週浜辺でカフェしてるような……。
――その言葉とイメージが合っているかは何とも言えませんが(笑)。
中山:(笑)。あとは食べるのが好きなのでわんこそば対決とか……おそばが食べられないメンバーもいるので、いつか「わんこうどん対決」をやってみたいです。激辛料理も得意で、バラエティ番組での挑戦企画を見ると「私も完食できるんじゃ?」といつも思うので、チャレンジしてみたいです。
――「激辛企画もぜひ待っています」と書いてしまって大丈夫でしょうか。
中山:あぁ~!(笑)……はい! 待ってます!
――では最後に、もし番組名を「OCHA NORMAさまの言うとおり」に変えて、丸々1回分を自分でプロデュースできるとしたら、どんな企画に挑戦したいですか。
中山:私はプロレスが大好きで、以前ブログで高橋ヒロムさんが好きだと書いたら公式YouTubeで名前を出してくださったことがあって。思いが届いてすごくテンションが上がったんです! だから、いつか道場へ行ってあの空気を味わいたい。私たちもパフォーマンスでは体力を使うので、一緒に筋トレをやってみたいです。
田代:私はOCHA NORMAのキャラクターを作りたいです。皆で案を出し合って、メンバーカラーを意識したキャラクターやグッズをプロデュースしたい。OCHA NORMAだけのペンライトとか作りたくない?
中山:分かる! めっちゃいい!
田代:ファンの方も喜んでくれると思います。プロデュース企画、してみたいですね。
ハロプロ研修生として活動していた米村姫良々、石栗奏美、窪田七海、斉藤円香、中山夏月姫、広本瑠璃、西崎美空(崎はたつさき)、北原もも、オーディションで選出された田代すみれ、筒井澪心で結成された10人組アイドルグループ。グループ名は、みんなが集うほっとする場所“お茶の間”とラテン語で規準・基準という意味をもつ“NORMA/ノルマ”をかけあわせた造語で、お茶の間を楽しませる新世代のスタンダードとなるような存在になってほしいという願いが込められている。2021年12月12日に結成され、2022年7月13日にシングル「恋のクラウチングスタート/お祭りデビューだぜ!」でメジャーデビューを果たした。