日本食ブームが世界で巻き起こる中、同時に注目を浴びているのが日本酒。大人ならたしなんでおきたいお酒ですが、種類が多すぎてどれを選んでいいかわからない人も多いのでは? そんなあなたに朗報です。
世界で唯一の"きき酒師の漫才師"「にほんしゅ」がシーンごとに外さない、とびっきりの1本を紹介。ツッコミ担当の北井一彰・ボケ担当のあさやんによる軽快な会話で、お酒の味わいはもちろんつい人に話したくなる小噺まで教えちゃいます!
女子会にぴったり! 女3代で蔵を支える福井の地酒「白龍」
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女子会にオススメしたい日本酒「白龍 純米吟醸」。ラベルデザインも素敵です(写真提供:吉田酒造)
あさやん:秋以降ようやく小さな規模での飲み会や外食が出来るようになってきて酒飲みとしては嬉しい限りやな!
北井:たしかに。大宴会やー! とはいかないまでも人とお酒が飲めるっていうのは何より嬉しいな。
あさやん:俺参加してみたい楽しそうな飲み会があってね。
北井:へー、どんな飲み会?
あさやん:わ、笑うなよ……? 「女子会」なんやけど。
北井:苦笑いするしかないわ! あさやんが参加してしまった時点でそれは女子会じゃないから。
あさやん:やっぱりそうなんや……俺は女子会には一生参加できひんのや。
北井:そんなにショックなんや。確かに女子だけで本音を炸裂させながらワイワイ飲むのってめっちゃ楽しそうやもんな。
あさやん:酒好きおじさんにできることは「女子会にぴったりの日本酒」をオススメすることだけやな……。北井、あとは頼んだ。
北井:やる気失くしすぎやろ! でも、女子会にオススメしたいお酒はありますよー! 福井県の地酒、吉田酒造の「白龍」です。
あさやん:おー、白龍はぴったりやなぁ!
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女3代が蔵を支える吉田酒造。写真左から吉田由香里社長、澄子おばあちゃん、蔵人の吉田大貴さん、営業の吉田祥子さん、杜氏の吉田真子さん(写真提供:吉田酒造)
北井:蔵の販売所の看板娘の澄子おばあちゃん、蔵の大黒柱の由香里社長、その社長の娘 真子さんが製造責任者の杜氏を務め、真子さんの姉 祥子さんが由香里さんと同様、営業や広報として奮闘されるという女3代が蔵の屋台骨を支える酒蔵さんなんですよ!
あさやん:まだまだ男社会の空気が残る日本酒の世界で、ここまで女性が軸として酒蔵を支えるのは珍しいよなぁ!
北井:そうそう。女性が軸となりながらも男性の蔵人さんやスタッフさんがあたたかくサポートする蔵の雰囲気ごと大好きなんですよ。
あさやん:かといってお酒が美味しくなければ意味がない! けれど、見事にバランスのいい美味しいお酒が造られているんですよ。あー、白龍の皆さんと女子会したい!
北井:だから、あさやんが参加したら女子会じゃないんやって! 丁寧な酒造りはもちろん蔵が持っているコンセプトや取り組みが素敵なんです。日本酒の原料となる酒米は自社栽培と蔵人さんたちのファームで作ったもので、全て蔵の地元の永平寺町産。なので秋から春は酒造り、春から秋は米作り。一年を通して米に向き合った酒造りをされているんです。
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酒米作りも蔵人総出で行う吉田酒造(写真提供:吉田酒造)
あさやん:素晴らしい! 酒米を知ることは酒造りにも活きてくるのよね。そんな吉田酒造さんの信条は「目が届く・手が届く・心が届く、米作り、酒造り」。 よし、もうこの辺で話終わって白龍飲もう。どうもありがとうございましたー!
北井:興奮して勝手に終わるなって!
女性杜氏を中心に醸される地酒「白龍 純米吟醸」の味わいは?
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和洋様々な料理に合う「白龍 純米吟醸」(写真提供:吉田酒造)
あさやん:じゃあ、早く「白龍 純米吟醸」の味わいを伝えて!
北井:焦らすなって! 由香里社長からも味わいに関するコメントいただいてるから。
「白龍純米吟醸は最高峰の酒米『山田錦』と福井県を代表する酒米『五百万石』を使い、白山麓の雪どけ水で仕込んだ福井のうまみが凝縮された逸品です。品のあるフルーティな香りと米の甘み、小気味よい酸味が癖になる、際立つ個性が魅力。女性人気ナンバーワンのお酒です」って!
あさやん:さすが由香里社長、ええコメントされるな。
北井:当たり前やろ! 俺らも何回も飲んでるけど、水の良さからくるキラキラとした透明感も感じるし、旨味・甘味・酸味も程よくあるから食事と合わせても飲み続けられる素晴らしいお酒。女性人気が高いのも納得です!
女子会での楽しみ方をレクチャー!
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酒蔵の近くを流れる九頭竜川。一度は見てみたい美しさ!(写真提供:吉田酒造)
あさやん:聞けば聞くほど女子会で楽しみたいお酒やけど、それが叶わんなら北井と俺の2人でおじさん会やろう。そこで白龍飲もう!
北井:俺ら2人のおじさん会は誰も興味ないやろ! 「白龍 純米吟醸」は女子会でいろんな楽しみ方ができますよ。オシャレにワイングラスで飲むと、繊細な香りがより楽しめます。カルパッチョやピザなどのイタリアンや、フルーツ等に合わせれば華やかな洋風のパーティにも馴染みます。テーブルの演出にこだわるなら、大きな容器にたっぷりと氷を入れてボトルを冷やすのもいいですね!
あさやん:うわぁ、俺の憧れの女子会そのものや! それでいて日本酒らしく白身魚のお刺身や天ぷら、椀物などの和食との相性もばっちりなのが白龍の憎いところ。「おじさんの和食会」でも十分楽しめますからね!
北井:「おじさんの和食会」ってなんやねん! でも、それだけ万能性があるお酒ってことやな。最後に由香里社長から読者の皆さんへのメッセージとして「女子会の次には女子会の旅で、ぜひ白龍のふるさと永平寺町へ遊びに来てください」とのことです!
あさやん:はい、女子旅も絶対行きます!!
北井:あさやんが行ったらおじさんの福井旅になるだけやから! とにもかくにも福井県の永平寺町の魅力が詰まった「白龍 純米吟醸」ぜひ飲んでみてくださーい!
