小さかった子どもが、気づいたら高校生に……! 子育てって本当にあっという間。大学生と高校生の2人を育てる、イラストレーター・よしだゆうこさんによる育児エッセイ漫画です。

子供は大人とは時間の流れ方が違う。こっちは今も20年前も大人で、何ならオバチャン→オバチャンになっただけというのに、子供は赤子から成人へと目まぐるしく成長し、そしてそれを目の当たりにしてきました。

たまに、カメラロールにいる小さかった我が子を「かわいい……」「お前がナンバーワン……」など思いながら見てるのですが、もう彼らには会えないわけです。じゃあどこにいる? と思ったらいた! 目の前に! 細長くてダラダラしながらスマホをいじっている人たちが!

小さい頃の写真に「面影あるね~」とよく言いますが、もはや面影しかない。しかし赤ちゃんと今は確実に線で繋がってるので、カメラロールのきゅんきゅんキッズは間違いなく我が子です。

こっちは君たちが生まれた時から大人だから、君たちの成長に合わせて態度を変えてるんですよ! 何なら今でも抱っこしてもいいんですよ!(物理的に無理)

腕の中にいた頃の触感を覚えてるので、二度と抱くことができないのを寂しく思うこともあるものの、今でも可愛く愛しい我が子です。「そろそろ親離れするねん」と言われておりますが当たり前の発言ですので、親子だけではなく個人と個人の関係性を育てていけたらと思います!