こんにちは、筋肉料理人です! 今年の夏は厳しい暑さが続いておりますが、皆様、いかがおすごしでしょう。酷暑でも休めないのが筋トレです。今日は酷暑を乗り切る筋肉レシピ、「冷しゃぶそうめん、温泉卵タレ添え」を紹介させて頂きます。脂の少ない豚ロース肉のしゃぶしゃぶとそうめんを合わせた、タンパク質と糖質を効率よく摂取できるレシピです。
筋トレレシピというと、どうしてもタンパク質中心になって、糖質は控えめってレシピになります。過ごしやすい季節の時にはそれでいいのですが、今年のように酷暑が続くときは夏バテ防止に糖質の補給も大事になってきますし、暑いと食欲も落ちるので、食慾の出るレシピがいいです。そこでタンパク質と糖質をバランス良く獲れる冷しゃぶそうめんです。
今回、レシピに温泉卵を使います。温泉卵は市販の物でも構いませんが、簡単に作れるので、まずは簡単温泉卵の作り方を紹介します。
簡単温泉玉
材料(2個分)
卵 2個(L玉がおすすめ)
作り方
1) ミルクパン(直径15~6㎝)に水500mlを入れて湯を沸かします。
2) 沸騰したら火を消し、水道水100mlを入れて温度を下げ、冷蔵庫から出したばかりの冷たい卵を入れ、フタをして14~5分、余熱で熱を入れます。
3)加熱後、流水を当てて完全に冷ましたら、簡単温泉卵の出来上がりです。
この方法で作った温泉卵は卵黄とろとろ、卵白半熟のトッピング向け温泉卵になります。冷蔵で3日保存できますので、お試しください。温泉卵が準備できたら本レシピに入ります。
冷しゃぶそうめん、温泉卵タレ添え
材料(1人分)
豚しゃぶ肉(ロース) 120g/温泉卵 1個/そうめん 1束/玉ねぎ 1/4個/かいわれ大根 1/2パック/ミニトマト 2個/3倍濃縮麺つゆ、日本酒 各大さじ1
A)3倍濃縮麺つゆ、ぽん酢しょう油 各大さじ1/2、マヨネーズ、すりごま 各小さじ1、砂糖 小さじ1/2、おろしにんにく 小さじ1/4、黒こしょう 適宜
作り方
1)玉ねぎは薄切りにします。かいわれ大根は根を切り、半分に切ります。玉ねぎとかいわれ大根を混ぜて水晒しし、ザルにあげて水気を切っておきます。
2)Aを混ぜ合わせ、冷しゃぶ用のごまタレを作ります。
3)豚しゃぶ肉に日本酒をまぶします(※臭みを抑えるためです)。鍋に1リットルの湯を沸かし、ボウルに室温の水を入れておきます。豚しゃぶ肉を1枚づつしゃぶしゃぶし、色が変わったらボウルの水につけて冷まし、ザルにあげて水気を切ります。※豚しゃぶ肉は1枚づつしゃぶしゃぶし、室温の水で冷ますことで固くならず、美味しく仕上がります。
4)(3)のお湯でそうめんを茹でます。湯を沸騰させ、アクが浮くのですくってから、そうめんを入れ、1分30秒茹でます。茹で上がったらザルにあげ、流水に晒して揉み、水気を切ります。
5)皿にそうめんを広げて盛り付け、その上1)の玉ねぎ、かいわれ大根、冷しゃぶを小高かく盛り付け、ミニトマトをくし形に切ってちらします。冷しゃぶに2)のタレをかけます。
小鉢に温泉卵、3倍濃縮麺つゆを入れて添えたらできあがりです。
冷しゃぶそうめん、温泉卵タレ添えの完成です! 自家製ごまタレをかけた冷しゃぶを玉ねぎ、かいわれ大根と一緒にいただきます。冷しゃぶはしっとり柔らかで、ごまの風味の効いたタレ、玉ねぎ、かいわれ大根の辛味で美味しい。これなら酷暑で夏バテ気味でも美味しく食べられるでしょう。
そうめんは温泉卵タレでいただきます。温泉卵を潰して麺つゆと混ぜ、漬けタレのようにして食べてもいいし、そうめんにかけて食べてもいいです。麺つゆにとろりとした卵黄の旨味が入り、そうめんに絡んで激ウマ! 暑さを忘れられる味です。
今回のレシピは豚肉でタンパク質と同時にビタミンB1が摂れるのがポイントです。ビタミンB1は、そうめんの糖質をエネルギーに効率よく変える働きをしてくれます。そして玉ねぎのアリシンがその手助けをしてくれるので、夏バテを防止するのに役立ってくれるでしょう。
料理全体のカロリーは810kcal、タンパク質量は35gにもなります。タンパク質は男子でも十分以上、カロリーを落としたい時はそうめんを1束にすると740kcal、タンパク質量30gになります。酷暑の筋肉レシピに「冷しゃぶそうめん、温泉卵タレ添え」をお試しください。