2021年2月15日、東京株式市場で日経平均株価が30年ぶりに3万円の大台を回復しました。30年前は筆者の私もまだ大学生。社会人になってから経験したことのない株価水準ですので、ある意味、この環境下では私も初心者なのかも知れません。30年を一世代と考えれば、まさに今が世代交代の時期。これまでの30年にとらわれない考え方や目線の持ち方を心掛けたいものです。

  • 「積立投資をやっておけば……」と後悔しているあなたへ

株価回復も相まって、こんなご質問を受ける機会が多くなりました。「投資をはじめようと思っていますが、今からじゃ遅いですか?そろそろ株価も下がるんじゃないかと心配……」と。

お気持ちはわかります。コロナ禍だからこそ、自分自身や家族の将来のことも含めて見つめ直されたのでしょう。株価回復のニュースを見聞きすれば、新しい生活様式の一つとして投資に向き合う、という選択肢もでてくるはずです。もしかしたら、「去年、新型コロナショックで株価が急落したときに投資をはじめておけば……」と後悔されている人もいるでしょう。でもそれは、今振り返ってみて、言えることですよね。去年の3月頃は「こんな急落を目の当たりにすると、株価上昇なんて想像できない……」と思われていたのではないでしょうか。株価が上昇すれば「これからは下がるかも……」、下落すれば「これからも上がらないかも……」と思ってしまい、なかなか投資がはじめられないのです。難しいものですね。

でも、積立投資に限って言えば、私のアドバイスはいつも同じです。昨年3月17日に作成したコラムでも「積立投資はいつはじめてもいいのです。やろうと思ったその時がはじめ時。積立投資をはじめることは、新型コロナショックの最中でも、『いま、できる、こと』なのです」と申し上げました。これは株価が回復した今でも同じだと思っています。そして有言実行とばかり、私も昨年11月から新たな積立投資をはじめています。名付けて「毎日100円積立投資」(※1)です。

どうでしょう? 投資先の値動きと比べると、安定的に資産形成できているのがわかるでしょう。もしかしたら、「たった600円(※2)って、あまり儲かってないですね」なんて思ってません? その通りです。でも、逆に言えば、大きく損もしないということです。そこまで理解すれば、積立投資、はじめますよね?

(※1) 私は大和証券が提供している「ダイワのつみたてサービス」を利用して、毎日100円積立投資をやっています。サービスの詳細は「ダイワのつみたてサービス」でご確認ください。
(※2) 600円≒6,316円-5,700円