肥薩線人吉~吉松間の普通列車のうち、下り2本は「いさぶろう」、上り2本は「しんぺい」として運転され、古代漆色に塗装された専用編成(キハ140形1両・キハ47形2両)を使用する。基本は2両編成だが、「SL人吉」運転日など3両編成で運転される日も。

キハ140形を先頭に肥薩線を走行する下り「いさぶろう1号」

一部列車を除き、大畑駅・矢岳駅・真幸駅で5分程度停車する

「いさぶろう」「しんぺい」が走る人吉~吉松間は、肥薩線の中でも「山線」と呼ばれる区間。途中、大畑駅のループ線とスイッチバック、矢岳駅前に展示されたD51形、矢岳~真幸間の「日本三大車窓」、真幸駅のスイッチバックなど見所が多い。吉松駅では隼人・鹿児島方面へ向かう特急「はやとの風」と接続している。