進化を続ける香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)の魅力に迫る本コラム。第2回は、世界のディズニーリゾートの中でここにしかない香港限定の2つのテーマランド「グリズリー・ガルチ」と「ミスティック・ポイント」を探検!
2012年7月14日にオープンした「グリズリー・ガルチ」は、ゴールドラッシュに沸く19世紀後半のアメリカ西部の町を舞台にしたテーマランド。鉱山内を走り抜けるジェットコースターや、壮大な水遊びが楽しめ、ウエスタン調のコスチュームを着たミッキーやミニー、チップとデール、同エリアのキャラクターであるグリズリー・ベアのコーダとキナイにも会える。
高速ジェットコースター「ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー」は、鉱山列車に乗って鉱山内を走り抜ける、スリル満点のアトラクション。グリズリー・ガルチの雄大な景色を見渡しながら、爽快な旅が楽しめる。コースの3分の1が後ろ向きに疾走するのも特徴。前方にダッシュしたり、後方にレースバックしたり、グリズリーベアが現れると急回転したりと、スリリングな冒険が楽しめる。
また、米イエローストーン国立公園の間欠泉をイメージした「ガイザー・ガルチ」では、突然噴き上がる水しぶきや、建物に設置された大型の水鉄砲で水のかけ合いが楽しめる。そのほか、グリズリー・ガルチの住民たちによるショーや、グリズリー・ベアのぬいぐるみをはじめとする香港ディズニーランド限定グッズが並ぶ幌馬車風のショップ「ベア・ネセシティ」、金塊と一緒に記念撮影できるフォトスポットなど、アメリカ西部開拓時代の世界を満喫できる。
2013年に5月17日にオープンした「ミスティック・ポイント」も、香港ディズニーランドのためだけにつくられた新しいオリジナルストーリーをベースにしたテーマランドで、大富豪の探検家、ヘンリー・ミスティック卿が世界中を旅して収集したプライベート・コレクションを納めているビクトリア風の館(やかた)への探検をテーマにしている。
このビクトリア風の"ミスティック・マナー"の館内を電磁カーに乗って巡るアトラクションが「ミスティック・マナー」。ヘンリー卿の旅の相棒である猿のアルバートが、魔法のオルゴールを開けてしまうところから、冒険は始まる。そして、ヘンリー卿が集めた7,000点以上の美術品や骨とう品、さらに、最新の特殊効果による衝撃のサプライズが楽しめる。
「ミスティック・ポイント」では、館の周りは、その庭をイメージ。古代の彫刻や絵画が3D錯覚を作り出し、ミステリアスな写真が撮影できる「ガーデン・オブ・ワンダー」や、さまざまな骨とう品を背景に写真が撮れる「ミスティック・ポイント・フレイト・デポ」など、庭でもヘンリー卿のコレクションの世界に浸れる。「ミスティック・ポイント・フレイト・デポ」ではさらに、インドやエジプト、メキシコ、ブルガリアなどの民族舞踏のミニパフォーマンスも行われる。
次回は、ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー』をテーマにした、アジア初の「トイ・ストーリーランド」で映画の世界を体感!
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協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル