水島臨海鉄道が3月13日にダイヤ改正を実施。新型コロナウイルス感染症の影響による生活様式と利用状況の変化に合わせるとともに、働き方改革による長時間労働の是正、夜間の線路保守作業時間等を鑑み、最終列車ダイヤの見直しなどを行う。

  • 水島臨海鉄道の車両キハ37形

今回のダイヤ改正では、最終列車の見直しに加え、その他の時間帯も列車ごとの混雑状況の変化を考慮し、利用状況に合わせた運転本数・運転時刻を見直すほか、平日と土休日の利用状況が異なることから土休日ダイヤを導入する。

現在、倉敷市~三菱自工前間で上下各34本(うち上り10本・下り12本は水島駅発着)の列車を設定しているが、ダイヤ改正後、平日の運転本数は上下各28本(うち上り11本・下り15本は水島駅発着)に。日中時間帯や夜間の時間帯を中心に列車が減便される。朝の時間帯に運転される三菱自工前駅7時4分発・倉敷市駅7時33分着、倉敷市駅7時40分発・三菱自工前駅8時9分着の上下各1本は土日祝日および12月29日から1月3日まで運休となる。

上りの最終列車は水島駅22時11分発・倉敷市駅22時34分着となり、現行の最終列車と比べて20分の繰上げに。下りの最終列車は倉敷市駅22時45分発・水島駅23時6分着とされ、現行の最終列車と比べて15分の繰上げとなっている。なお、ダイヤ改正を行う3月13日以降、水島駅と倉敷市駅の営業日・営業時間も見直しに。詳細は決まり次第、告知するとのこと。