えちごトキめき鉄道の新駅、えちご押上ひすい海岸駅が2021年3月13日に開業。日本海ひすいラインの普通列車がすべて停車するほか、夕方の普通列車1往復で増結も行う。妙高はねうまラインもダイヤ改正に合わせ、臨時快速列車の運転など予定している。

  • えちごトキめき鉄道が2021年3月13日にダイヤ改正。えちご押上ひすい海岸駅が開業し、夕方の普通列車1往復が増結され、2両編成に

えちご押上ひすい海岸駅は日本海ひすいライン糸魚川~梶屋敷間(糸魚川駅から1.6km、梶屋敷駅から2.7kmの位置)に開業する新駅。糸魚川市の押上地区に設置され、地元の愛着に加え、「全国に発信できるものにしたい」との思いから、会社名・路線名を取り入れた駅名になったという。

開業後のえちご押上ひすい海岸駅では、普通列車38本(上下各19本)がすべて停車。同駅16時6分発(糸魚川行)・16時23分発(直江津行)の普通列車は夕方の通学時間帯で利用が見込まれるため、現行の1両から増結し、2両編成での運転を予定している。

妙高はねうまラインも3月13日にダイヤ改正を実施。現行の直江津駅8時43分発・二本木駅9時19分着、二本木駅10時1分発・直江津駅10時35分着の普通列車1往復を土休日に運転休止とし、代わって土休日のほぼ同時刻に直江津駅8時43分発・妙高高原駅9時37分着、妙高高原駅9時44分発・直江津駅10時35分着の臨時快速列車を設定した。妙高高原駅まで運転区間が延長される一方、普通列車が停車する春日山駅、北新井駅は通過となる。