女性とのメールのポイントとは?

メールはシンプルに考えよう!

これまで「出会いの増やし方」や「デートを盛り上げる方法」について紹介してきましたが、相手との距離を縮めていく上で気になるのがメール(LINEのようなメッセージングサービス含む)の使い方でしょう。

女性とのメールに悩む方は多いですが、考え方は至ってシンプル。重要なのは「相手の気持ちを考えた対応ができるか」と、「感情面での誤解を与えない配慮ができるか」の2点です。

前者は「あ、この人私のこと考えてくれてるな、思いやってくれてるな」というのが伝わるかどうか。後者は「え、何なの? 怒ってるの?」といった誤解を与えないようにできるかどうかです。

この2点を押さえることを意識すれば細かいテクニックを覚える必要はありませんが、 ここでは参考までに7つのポイントについて紹介します。

押さえておきたいメールのNGポイント7つ!

1. 丸2日以上返事を返さない
メール無精の方だと一週間以上平気で返さない人もいますが、こと恋愛関係になりたいと思っている相手のメールに対して2日以上空けてしまうのはオススメしません。返す必要のあるメールに丸2日以上何の連絡もしないのは、相当に優先順位が低い案件だと伝えてるようなものだからです。

返事をする気のあるメールについては、できるだけ24時間以内に返すようにしましょう。難しい場合は「今バタバタしてるから落ち着いてからゆっくり返すね!」と一言伝えてあげるだけでも違います。あるいは、「返事遅れてごめん!出張行ってた!」とか「仕事で泊まり込みでした!」のように、遅れた理由について軽く触れてあげると良いでしょう。

何もなかったようにつなげてしまうと、相手にも「(返す必要のあるメールでも)2日以上のタイムラグはふつう」と捉えられ、あなたがすぐに返事が欲しいメールを送っても返ってきづらくなってしまいます。もちろん、あまり説明的過ぎても「あんたからの返信がないくらいでそんなに気にしてねーよ」と思われるだけなので軽くでOK。

これはあくまで「恋愛関係になりたい人とのやりとり」において、「返す必要のあるメール」についてのことです。返す必要があるとも言えず、ゆるくつながっているだけのやりとりであればここまで気にする必要はありません。

2.常に即返信
どんなメールに対しても、「待ってました!」と言わんばかりのスピードで即返信を繰り返すのはオススメしません。相手にもそのメールペースを(間接的に)強要することになり、あなたとのメールを負担に感じかねないからです。

特に社会人同士だとお互いに多忙なことが多いでしょうから、あえて多少のタイムラグを作ってあげて、相手に即返信を強要しない配慮も必要です。「時間のある時に返せば良い」という気軽さがあった方が、よい関係でメールを続けることができるでしょう。

もちろん、「約束の日時や場所決めメール」のように即返信をしないと相手に迷惑をかけてしまう場合は別。1つ目のポイントと合わせて、メリハリをつけた送り方ができると好印象を与えられるはずです。

3.返信が来ないとしつこく送る
一番やってはいけないのがコレ。「返信が来ないと不安だから」という自分本位な理由で2通以上続けて送ることは避けましょう。相手には相手の都合があって返信をしてないわけですから、返信をせかす2通目を送っても煙たがられるだけです。約束事の確認のように返信がないと困ること以外、連続メールは避けましょう。

「会ってない時もコミュニケーションをとりたいから」という理由で、メールをつなげることにこだわり過ぎると、双方にとって負担になりかねません。会う約束だけしてメールを切ってしまう方が、余計な心労に悩まされずに済みますし、キモチの悪いメールを送って墓穴を掘ることもなくなります。

4.文末がすべて「。」
あなたにそのつもりがなくても、全ての文章が「。」で終わるメールだと、「怒ってるの?」「私とのメールつまらないの?」のように、相手に不要な誤解を与えてしまう可能性があります。

なぜならあなたの「感情」が分からないから。表情も声も分からないメールコミュニケーションでは、絵文字や顔文字、「!」の果たす役割は重要です。

「絵文字なんか使うキャラじゃない。悪意はないんだから『。』だけでもいいじゃないか!」と思う方もいるかもしれません。そう押し通して問題ない相手なら良いですが、そうではない場合は、誤解を与えないための「メールマナー」と割り切ってやりましょう。

5.絵文字・顔文字・スタンプ使い過ぎ
とはいえ、あまりに絵文字や顔文字や(LINEなどの)スタンプを多用し過ぎると「キモチ悪い」と思われます。

全ての文末に加え、文中にも織り交ぜるというレベルだと明らかにやり過ぎ。最近はスマホのSMSで絵文字を使わない女性も多いので、男性の方が張り切って絵文字を使ってもひかれてしまう可能性が高いです。目安としては一通のメールに1~2個くらいで十分です。

6.ポエムメール
両思いでない限り、メールでの行き過ぎた愛情表現や意味深な発言は相手を困らせるだけです。相手を誤解させないための「感情表現」は重要ですが、片思いの段階でのメールでの「愛情表現」は不要です。愛情は直接会って伝える時までとっておきましょう。

7.長文メール
最近はSMSやLINEのようにチャット形式の表示に慣れているため、長いメールを負担に感じる人が増えてるように思います。300字を超えたらけっこうな長文、500字を超えたら超長文。話の流れ上必要な一通二通ならまだしも、毎回長文だと読むのも返すのもめんどくさくなり、相手の心理的負担が高まります。

お互いが好きでやっているのなら良いですが、「長文メールで長期間続いた方が見込みがある」なんて考えて一方的に展開しても意味はありません。なるべく簡潔なコミュニケーションを心がけましょう。

まとめ!

いかがでしょうか。ここまで見てきて、多くの方は「めんどくせーな!」と思われたはずです。そう、相手に配慮したメールのやりとりはめんどくさいのです。これは先方も同様に感じている可能性があります。

なので結論を言うと、メールコミュニケーションをゴチャゴチャ考えるくらいなら直接会ってしまった方が早いということになります。あまり親しくない相手に対していくらメールテクで気を引こうとしても、直接会えなければ距離は縮まっていきません。メールは直接会うための連絡手段と割り切って、何か特別伝えたいことがあればその都度メールをする、用が終われば切る、くらいの方がお互い気楽に続けられるはずです。

メールでのデートの誘い方については、連載第8回の記事を参考にしてください。

<著者プロフィール>

なべおつ
渋谷で働く営業マン/WEBライター。
「恋愛したけりゃ出会いを増やせ!」をモットーにナンパを薦める現役営業マン。個人ブログ「渋谷で働く営業マンのナンパ日記」にてナンパや恋愛のテクニックを紹介。柔らかいブログデザインとイラストによって、低俗に見られがちな「ナンパ」のイメージを一新。恋愛だけでなく、仕事にも活かせるコミュニケーション術として話題に。
渋谷で働く営業マンのナンパ日記 http://nanpatalk.hatenablog.com/