女子との距離の縮め方、集大成は告白!

成功しやすい「告白」のタイミングとは?

連載が始まって3カ月。早いものでもう最終回を迎えてしまいました。これまで出会いの作り方や自分の磨き方、女性との距離の縮め方について紹介してきましたが、最終回はその集大成として「告白」のタイミングについて紹介したいと思います。

大人になると、ちゃんとした告白の機会を設けずにいつの間にか恋愛関係になっていたというパターンもあると思いますが、交際関係をはっきりさせたい方は、少なくとも「好き」「付き合おう」という言葉はしっかり伝える必要があるでしょう。

意中の女性をデートに誘い、距離が縮まっている手応えはあるものの、どのタイミングで告白すればいいのか分からない——「まだお互いのことよく知らないし、早いかな?」「せっかく仲良くなれたのにフラれて関係が壊れちゃうのイヤだな」と考えて、ずるずると告白を引っ張ってしまう方は多いと思います。

「恋愛はタイミングだ」とよく言われますが、これは真理です。付き合いたいと思った女性には、成功率が高いタイミングを逃さずにどんどん告白するようにしましょう。そのタイミングは、端的に言うと「友達認定される前」です。

「友達認定」される前にケリを付ける!

男女が出会い、お互いのことを何も知らない状態から、デートを重ねて相手のことを知って行く、この過程のドキドキこそ恋愛の醍醐味ですよね。しかし、これがある一定ラインまで達すると「(1)更なるドキドキを求めて恋愛関係になる」か、「(2)このまま仲の良い友達関係を継続させるか」の選択をするようになります。

いくら順調に距離を縮められていたとしても、告白のタイミングを逃して(2)の判断をされてしまうと、そこから恋愛関係に持って行くのは一気に困難になります。

ワタシの体験上、目安となるのは3回目のデート。1、2回目では早過ぎますし、4回、5回と何も気持ちを伝えずにデートを続けると「友達認定」される可能性はどんどん高まって行きます。

友達関係の延長線上に恋愛関係はないと考えましょう。もちろんゼロではありませんが、「告白のタイミング」としては遅過ぎます。成功しやすい告白のタイミングというのは、決して会った回数や時間に比例しないのです。

時間をかけ過ぎると勝率が落ちる3つの理由

なぜ時間をかけ過ぎるとうまく行きづらくなるのでしょうか。その理由は3つあります。

1.恋愛のドキドキ感が薄まる
「お互いのことを知って行くドキドキ」から「恋愛関係のドキドキ」への移行が然るべきタイミングでできないと、大抵の場合「友達関係の継続」というパターンに自然シフトして行きます。

こうなると、以後いくらデートを重ねても「恋愛関係を深める」ことにはなりません。出会った当初のドキドキ感はいずこへ。会えば会うほど「友達としての関係」が深まり、反比例してドキドキ感は減って行きます。ドキドキを感じない相手というのは、つまり恋愛対象ではないということですので、告白してもうまく行かないことが多くなります。

2.「今の関係を壊したくない」発想が生まれる
「友達」としての関係が深まり過ぎると、「今の関係を壊したくない」という理由で告白を断られる可能性が高まります。「せっかく何でも話せる友達ができたのに、恋愛のいざこざでそれを壊したくない」という発想ですね。まぁこれは方便で、「あなたといてもドキドキしない=恋愛対象として見れないから付き合えない」というのが本音でしょう。

「友達」としての関係が深まるほど、恋愛関係になるきっかけは失われて行くのです。

3.他の男に奪われる可能性が高まる
「お互いのことを知って行くドキドキ」から「恋愛関係のドキドキ」への移行期間は、その時の2人の関係値によって異なります。3回目のデートではドキドキしてたのに、4回目、5回目と告白のないデートを続けるうちに「友達関係」になってしまう場合もあれば、4回目、5回目のデートでもドキドキが継続する場合もあります。

しかし、この移行期間(=付き合ってるとも付き合ってないとも言えないふわふわした関係)が長く続くと、相手の女性もしびれを切らし、他の男性にスイッチしてしまう可能性が高まります。

「別に告白されてないし、付き合ってないし、私が他の男と会ったって関係ないよね。あんたがトロトロしてるのがいけないのよ」ということです。

相手が魅力的でモテる女性である程、この傾向は強くなります。あなたが相手の心を落としていたとしても、ふわふわした関係を続けていたらいずれ他の男にスイッチされてしまうでしょう。

最後のまとめ

もちろん、人と人とのコミュニケーションですので、どんな相手でも当てはまる絶対的なタイミングなどありません。何十回もデートを繰り返さないと信用できないという女性もいるでしょうし、友達関係になってからふとしたきっかけで恋心が芽生えるケースもあるでしょう。また、結婚前提で付き合う相手を探している場合はドキドキだけでは足りないと考える方もいるはずです。

しかし、「友達認定される前」(目安として3回目のデート)というのは、成功率が高いタイミングの一つであることは事実です。

女性とのデートを繰り返してコミュニケーションを重ねて行けば、自然とお互いの距離感を測れるようになり、自分で告白のベストタイミングが読めるようになるでしょう。同時に、「いま告白してもムリだな」という判断もつくようにもなるので、しばらく距離をおいて自分を磨いてから出直そうと冷静に考えられるようにもなります。

大切なのは、一人の女性に固執し過ぎないこと。「俺にはこの子しか考えられない! 他の女に興味なんて持てない!」という一途さは、片思いの場合ネガティブな形で発現することの方が多く、成功率を下げる要因になりかねません(例えばしつこくメールを送ってしまったり、フラれるのがコワくて告白のタイミングを逃したり……)

そのためにも、普段から出会いに寛容になってたくさんの魅力的な女性とコミュニケーションをとるようにしましょう。連載で紹介してきたように、出会いを増やし、自分を磨き、デートに誘い、相手を楽しませ、距離を縮めて、気持ちを伝える。この一連の流れを繰り返し経験すれば、必ず意中の女性と恋愛関係になれるでしょう。

自分が行動に移せば「恋愛はできる」のです。臆病にならず、無関心にならず、ぜひ実践してみて下さい。短い間でしたがご愛読下さり誠にありがとうございました。

<著者プロフィール>

なべおつ
渋谷で働く営業マン/WEBライター。
「恋愛したけりゃ出会いを増やせ!」をモットーにナンパを薦める現役営業マン。個人ブログ「渋谷で働く営業マンのナンパ日記」にてナンパや恋愛のテクニックを紹介。柔らかいブログデザインとイラストによって、低俗に見られがちな「ナンパ」のイメージを一新。恋愛だけでなく、仕事にも活かせるコミュニケーション術として話題に。
渋谷で働く営業マンのナンパ日記 http://nanpatalk.hatenablog.com/