「そのうちまた着られるようになるはず」と出産前のお洋服をタンスに軟禁してから5年以上経ちました。デザインは古くレトロ感さえありますが、手放すことはできません。捨てた時点で今の体型を完全に受け入れる気がするから。でもこの"タンスの肥やし"たち、どうも私の英語力と似ているような……。さあ『朝英語Biz』で「使える英語」を身に付けてみせるわっ。

クローゼットの中に潜む私の"未練"

リタの来日は残念ながら延期となりました。でもなんとか朝のウォーキング&英語は続いています。確かに体はこのところ引き締まってきた感じはあります。でもまだまだ……。だって私、出産前に比べ4キロも体重が多いままなんです。

たかが4キロなんて言わないでください。もともと大きめボディな私。この4キロはとっても大きな問題です。あのとき生まれた娘は1人で歯磨きをし、1人でお洋服を着られるようにまでなりましたが、お肉は私から離れようとしません。ウォーキングで少しは引き締まった感はありますが、ふくよかなウエスト周りの肉を映し出す風呂場の鏡に理不尽な怒りを覚える日々は続いています。

クローゼットの中にはまだくびれらしきものがあった頃に着ていた服が未練がましく置かれています。薄暗いなかじーっと"出番"を待つかわいそうなお洋服たちを見ていると、思うのです。なんだか私の英語力と似ているなあ……。

「さんきゅー」を繰り返すしかできなかった母親の悲しみ

昨年、4歳の娘が英語教室でちょっとしたテストを受けました。ネイティブの若い男性教師がテスト後に私に近寄って、テスト結果を見せながら説明してくれたのです。「ここはちょっとヒントをあげたのでマイナス0.5ポイントさ」「ここはよくできてるな~」ってな具合で。彼の英語はよくわかりました。「Great! 」と褒めてくれたのもうれしかったのです。でも私どう反応していいのかわからず…。ただただ繰り返したのです「さんきゅー」って。

私が長年苦労して勉強した結果が"重ね重ね"の「さんきゅ~」。この現実を改めて思い知り、そして私の隣で楽しそうに外国人教師とお話ししているよそのお母さんを見ながら、私は深い悲しみの淵に立たされました。若いころ睡眠時間を削って英検準1級を取りました。妊娠中にはせっせと図書館に通ってTOEICだっていい点数だったんです。なのになんなの、この"実力"との激しいギャップ。私の英語力はまるで「絵に描いた餅」。クローゼットの中に潜むお洋服と同じ。そう、まったく「使えない」のです。

『朝英語Biz』の教材が到着、茂木さまのことばが私を奮い立たせます

文字通り「使えない」私の英語。この致命的な問題を解決するには、もっと基礎的なレベルから英会話力を固めていくべきなのです。資格取得の勉強にばかり走った結果、大事な勉強が抜け落ちていたのかもしれません。難しい文法問題が解けても外国人と楽しく会話できなければ文字通り「話になりません」。

そんなことを考えていたときに届いたのがアルクの新しい英語教材『朝英語Biz』。さっそく中身を確認すると…。あらシンプル。薄くて軽いテキストブックが3冊とCD6枚。それになんだか"見た目"がいいわ。スカイブルーと白を基調にしていて、洗練されたイメージ。これだったら電車のなかでもおしゃれに勉強できそう。

内容は中学レベルからの文法の復習とビジネスの場で役立つ英語表現の学習。そして監修は脳科学者・茂木健一郎氏。コースガイドには茂木さまのこんなお言葉が。

このグローバルリズム時代、いつ外国人と接する機会があるか分かりません。英語の回路を瞬時にトップスピードに持っていく力は大切だと思いませんか。それを『朝英語Biz』で鍛える。なかなかさわやかな「朝げいこ」です。

おぉ。それですそれ。その力がないから私はあの外国人教師の"不意打ち"に「さんきゅー女」に成り下がってしまったのです。私をその「朝げいこ」で鍛えてください。お願い……。

私「使える女」になります! 美魔女への道もあきらめません!

というわけで私の朝英語への意気込みはますます高まっています。娘よりちょっと早起きしてまずは20分の『朝英語Biz』タイム。こんどあのイケメン外国人教師に声をかけられるのはいつかわかりません。でもそのときの私はもう「さんきゅー女」とは決別しているはず。英語回路を瞬時にトップスピードにし、気の利いたセリフのひとつも聞かせてあげるのです。そして軟禁状態にあるクローゼットのお洋服たちにもこう声をかけています。「もう少しだけ待っていて。そのファスナー、近いうちに最後まで上げてみせるわっ」

というわけで、『朝英語Biz』という新兵器を携え、英語との闘いは続いています。次回は『朝英語Biz』で展開される楽しいストーリーの紹介や実際の勉強方法についてもお伝えしなきゃ。それではまた次回もお楽しみに。

『朝英語Biz』の商品詳細はこちら。

(イラスト : のなかあき子)