FPやフードコーディネーターなど、多彩な資格を持つ武田真由美さんが「体の内側からきれいになる」を目指すための節約レシピを紹介する連載「エイジングケアは安くおいしく! 」。今回はおせち料理の定番をリメイクしたレシピをお届けします。

アントシアニン+イソフラボン=黒豆

あけましておめでとうございます。年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?

2017年に本連載を開始し、皆さんに節約・ヘルシーレシピをご紹介する機会をいただけました。2018年も、皆さんの毎日のご飯づくりのお手伝いをさせていただきたいと思っておりますし、2018年が皆さんにとってステキな年になりますように! 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、2018年1回目の今回は、おせち料理のリメイクです。おせち料理の定番・黒豆をアレンジしてみました。黒豆は「まめに働く」ということで、おせち料理には欠かせない存在です。黒豆には目にもいいアントシアニンが含まれているため、「大豆の効果+アントシアニン」と大豆以上に健康的な食材です。イソフラボンも含まれているので、女性にも強い味方です。

そのまま食べてもおいしいけど、リメイクしてピザに使えばさらにおいしさアップ!(私はリメイクしたほうがお気に入り♪) 和風の黒豆が一気に洋風に大変身しますよ。

黒豆パリパリピザ

おせちでは比較的地味な存在の黒豆が華やか&一層おいしく生まれ変わりました!

材料(2~3人分)

黒豆 120g / ミニトマト 3個 / 刻みネギ 大さじ2 / 冷凍コーン 大さじ2 / ピザ用チーズ 20g程度 / 餃子の皮 9枚程度

つくり方


1.ミニトマトは4等分に切る。

2.餃子の皮の上に黒豆→ミニトマト→チーズ、黒豆→コーン→チーズ、黒豆→刻みネギ→チーズという順でそれぞれのせ、トースターで3分程度(チーズがとろける程度)焼く。

  • ミニトマトは4等分に切る

    ミニトマトは4等分に切る

  • 餃子の皮の上に黒豆とミニトマト、黒豆とコーン、黒豆と刻みネギをそれぞれのせる

    餃子の皮の上に黒豆とミニトマト、黒豆とコーン、黒豆と刻みネギをそれぞれのせる

  • それぞれの上にチーズをのせる

    それぞれの上にチーズをのせる

  • トースターで3分程度(チーズがとろける程度)焼く

    トースターで3分程度(チーズがとろける程度)焼く

餃子のパリパリした食感もよくて、「黒豆とチーズってこんなに合うの!?」っていうほど、おいしく仕上がります。餃子の皮に黒豆や野菜、チーズをのせて焼くだけですので、とても簡単に仕上がります。

オーブントースターがない場合は、フライパンに餃子の皮を並べ、同じように黒豆・野菜・チーズをのせて、フライパンのふたをして弱火で加熱します。チーズが溶けてくればできあがりです。テフロン加工されたフライパンを使うと作りやすいです。

材料費は1人あたり98円(調味料は除く・底値で計算)と、100円でおつりがきてしまいます。黒豆は体に優しいステキな食材なので、積極的に摂(と)りたいですね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

筆者プロフィール: 武田真由美

ファイナンシャルプランナーをはじめ、食生活アドバイザー、食育インストラクター、フードコーディネーターなどの資格を持つ。雑誌やテレビなどで幅広く活動し、節約アドバイスなども行う一方で、ダイエットレシピやメタボ対策レシピなどの講座も開く。ブログ「真由美さんの1週間2500円節約レシピ」で紹介する簡単おいしい節約レシピが好評。ブログ読者登録数は9万人を超える(2017年4月時点)。近著に「節約女王・武田真由美の1週間2500円ごはん」(主婦と生活社)がある。