FPやフードコーディネーターなど、多彩な資格を持つ武田真由美さんが「体の内側からきれいになる」を目指すための節約レシピを紹介する連載「エイジングケアは安くおいしく! 」。今回はさまざまな料理に使える豆乳を用いたレシピをお届けします。

栄養価が高い豆乳

皆さん、こんにちは! 寒い日が続きますが、いかがお過ごしですか? 私は、こんな寒いときは鍋料理が食べたくなります。鍋料理は野菜もたくさん食べられるうえ、ホカホカとカラダが温まってくるので、暖房の設定温度を控えめにすることもできます。さらに鍋料理といえば、だし汁まで余すことなく食べられるので、節約には欠かせないステキなお料理でもあります。

今回は、豆乳を使った寒い日にもピッタリな鍋料理をご紹介しますよ。豆乳には、美肌効果が期待できる栄養素がたくさん含まれます。牛乳と比べても豆乳の方がカロリーも低めなので、ダイエット中の方にもいいですね。

では、作り方です。

簡単節約豆乳鍋

豆乳と野菜をたっぷり使った、体の芯から温まるヘルシー鍋です

材料(2人分)

豚こま切れ肉 100g / キャベツ 5枚 / 長ネギ 1/2本 / エリンギ 1/2パック分(50g程度) / にんじん 1/2本 / 木綿豆腐 1/2丁

A(豆乳 1カップ / 水 1/2カップ / 鶏がらスープの素 大さじ1 / みそ 大さじ1 / 酒 大さじ1 / おろししょうが 小さじ1/2 / ねりごま 大さじ1/2)

つくり方


1.キャベツはざく切りにする。長ネギは斜めに薄く切る。エリンギは縦に手でほぐす。にんじんは0.5cm厚の食べやすい大きさに切る(お好みで花形に型抜きする)。豆腐は食べやすい大きさに切る。

2.鍋にAを入れて煮たて、豚肉を加えて表面の色が変わる程度に煮たところでキャベツ、長ネギ、エリンギ、にんじん、豆腐を入れて火にかける。全体に火が通ったらできあがり。

  • 各種具材を鍋用に下ごしらえする

    各種具材を鍋用に下ごしらえする

  • 鍋に豆乳や水、鶏がらスープの素などを入れる

    鍋に豆乳や水、鶏がらスープの素などを入れる

  • スープが煮たってきたら各種具材を加えて全体に火が通ったら完成

    スープが煮たってきたら各種具材を加えて全体に火が通ったら完成

鍋に使う具は、豚こま切れ肉やキャベツ、エリンギなど、リーズナブルなものばかりです。もちろん、鍋に入れる具は家にある食材で代用しても大丈夫です。全国的に野菜が高騰しているため、新たに野菜を購入することなく冷蔵庫にある在庫野菜を使いきれば、家計的にも助かりますよね!

〆はうどんや中華麺を加えて豆乳うどん・豆乳ラーメンにしたり、冷ごはんとピザ用チーズを加えて豆乳リゾットにリメイクしたりするのもお勧めです。豆乳の旨みと栄養を余すことなく摂取するためにも、最後の1滴までおいしくいただきたいですね。

これだけの具材を用いても、1人あたりにかかる費用は124円(調味料は除く・底値で計算)です。1~2人前の少量鍋料理から、新年会や気の合う仲間が集まる鍋パーティーまで幅広く対応できる点も魅力的ですよ。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

筆者プロフィール: 武田真由美

ファイナンシャルプランナーをはじめ、食生活アドバイザー、食育インストラクター、フードコーディネーターなどの資格を持つ。雑誌やテレビなどで幅広く活動し、節約アドバイスなども行う一方で、ダイエットレシピやメタボ対策レシピなどの講座も開く。ブログ「真由美さんの1週間2500円節約レシピ」で紹介する簡単おいしい節約レシピが好評。ブログ読者登録数は9万人を超える(2017年4月時点)。近著に「節約女王・武田真由美の1週間2500円ごはん」(主婦と生活社)がある。