憧れの加藤ミリヤからのオファーに歓喜 アイナ・ジ・エンド「私の青春そのもの」「存在を知ってくれていた」
アイナ・ジ・エンドがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「東芝ライフスタイル アイナ・ジ・エンドの『ほな、また』」。(毎週土曜 11:30~)。日々の他愛もない話から、日常で大切にしていることなどを、リスナーからのメッセージも交えながらまったりとトークするプログラムです。時に、自身の音楽や最近の活動、アイナ・ジ・エンドが今この人と話したいと思うゲストなども招いていきます。

11月7日(土)の放送では、秦 基博さん、加藤ミリヤさん、Salyuさんの名曲カバーにまつわる制作秘話など、これまで参加してきたトリビュート作品への熱い想いを振り返りました。

パーソナリティのアイナ・ジ・エンド



◆大先輩・秦 基博の名曲「Girl」をカバー

アイナ・ジ・エンド:私の近況で言うと、11月4日(水)に私が参加したトリビュートアルバムがリリースされました。シンガーソングライターの秦 基博さんのデビュー20周年記念トリビュートアルバム『秦 基博を歌う -Hata Motohiro Tribute-』です。秦さんといえば、本当に音楽界の大先輩ですね。私は「Girl」という曲で参加させていただいております。

この「Girl」という曲は、歌詞が本当に清らかで、聴いていると母性愛のような温かい気持ちを高まらせてくれるような曲なんです。個人的にも大好きな曲だったので、歌わせていただけてすごく嬉しかったです。

今回の制作には、私のバンドメンバーのベースのなかむらしょーこちゃんや、マキアダチちゃんと一緒に音作りを進めたんですけれど、音像が深く立体的に仕上がっています。いろいろなスピーカーで聴いてもらえると、聴き応えや響きが違って楽しい仕上がりになっているのかなと思います。歌声も割とクセを減らして、すっきりと耳に届くように歌ってみましたので、よかったら一緒に聴いてほしいです。

本当に私、この歌詞が大好きで、歌っている自分自身がすごく元気づけられたりしました。あとはBメロのハモリラインをしょーこちゃんが綿密に考えてくれたので、耳を傾けてもらえると深みが増して聴き方が変わるかなと思います。



◆小学生の頃から歌い続けたディズニー楽曲

アイナ:今日は秦 基博さんのトリビュートのお話から始まったんですけれど、ありがたいことに、これまでいろいろなアーティストさんのトリビュート作品に参加させていただきました。トリビュートに参加できるというのはすごく嬉しいことなんですよ。アーティストさんが真心を込めて作った楽曲を「新しい解釈で歌っていいですよ」と言ってくださって、自分の色に染めてしっかりリリースさせていただけるという。表現としてすごく難しいことでもありますが、それ以上にとても楽しい。それが私にとってのトリビュートなんです。

私が初めてトリビュートに参加したのは2017年、まだ22歳くらいの頃でした。ディズニーのコンピレーション『Thank You Disney』で歌った「Part of Your World(パート・オブ・ユア・ワールド)」です。全編英語の歌詞なんですが、当時の発音が本当に赤ちゃんみたいなんですよね(笑)。

この曲、本当に大好きなんです。ディズニープリンセスのなかでアリエルが一番好きで、小学生のときにレンタルCDショップで「リトル・マーメイド」のサントラを借りてもらって、家でずっと聴いていました。当時は歌詞カードの存在を知らなくて、耳で聴き取って自分で歌詞を書き起こして覚えて歌っていたんですよ。「よく見て 素敵ね これでもう完璧」ってお風呂でも熱唱するくらい大好きな曲だったので、初のトリビュートで歌えたときは本当に嬉しかったです。



◆「私の青春そのもの」憧れの加藤ミリヤ

アイナ:今日はトリビュートで歌わせていただいた曲をお届けしながら、当時のお話も振り返っていきます。2017年の「Part of Your World」に始まり、2018年にはhideさんのトリビュートで「BACTERIA」をカバーさせていただきました。2020年には大好きな加藤ミリヤさんのトリビュート、2024年にはいきものがかりさんとSalyuさんのトリビュートにも参加しました。さらに2026年には『ジブリをうたう その2』で「はにゅうの宿」を、そして先ほどの秦 基博さんですね。

続いて聴いていただくのは、加藤ミリヤさんの曲です。加藤ミリヤさんは私のめっちゃ青春そのもので、中高生の頃に大流行していて、放課後は友達とカラオケに行って「ミリヤさん縛り」で歌い尽くすくらい熱中していました。そのなかでも特にカラオケで歌って気持ち良かったのが「WHY」という曲です。高校生だった私からしたら「知らない女子からまた着信」という歌詞がすごくかっこよくて、恋愛の教科書のような気持ちで熱唱していました。

そんな大好きなミリヤさんの曲のなかから、たくさん悩んで「この曲がいいです」と選ばせていただいたのがこの曲です。本当に大好きで、改めて歌わせていただけて感謝の気持ちでいっぱいです。オファーをいただいたときは、まだグループにいたので「ソロで出させていただいていいのかな」という気持ちもありつつ、何よりミリヤさんが私の存在を知ってくださっていたことが本当に嬉しかったですね。ミリヤさんがファッションブランド「KAWI JAMELE(カウイジャミール)」も大好きで、高校時代にバイトしてお金を貯めてトレーナーを買ったくらい憧れの存在でした。今聴いても当時の嬉しさが蘇ってきます。


パーソナリティのアイナ・ジ・エンド



◆私にとって宝物のような経験

アイナ:そして2024年、グループを解散してソロ1本になってからの作品になりますが、Salyuさんの20周年アニバーサリーのトリビュートアルバム『grafting』より「グライド」を担当させていただきました。Salyuさん、20周年本当におめでとうございました。小林武史さんのプロデュースのもとで歌わせていただいたのですが、岩井俊二監督の映画「リリイ・シュシュのすべて」の劇中で流れる曲なんですよね。

私は2023年に岩井俊二監督の映画「キリエのうた」に出演させていただいたこともあり、なんて言うんでしょう……時代や音楽を紡いでいく責任やプレッシャー、そして参加できる喜びなど、たくさんの学びがあった時期でした。小林武史さんや岩井俊二監督が30年ほど前の『スワロウテイル』から紡いできた音楽映画の歴史、そして歌い手であるCharaさんやSalyuさんの流れに私も加えていただけたことは、私にとって宝物のような経験です。それでは聴いてください、Salyuさんのトリビュートから「グライド」。



アイナ:今日はこれまで参加させていただいたトリビュート作品を振り返ってみました。こうしてトリビュートだけを振り返る機会はなかなかないので、聴いてくださって本当にありがとうございました。改めて「トリビュートっていいな」と感じましたし、私ももっと頑張って曲を増やして、いつかトリビュートされるような存在になれたらいいなと思います。

<番組概要>
番組名:東芝ライフスタイル アイナ・ジ・エンドの「ほな、また」
放送日時:毎週土曜11:30~11:55
パーソナリティ:アイナ・ジ・エンド
番組Webサイト: https://tfm.co.jp/honamata/
番組公式X:@honamata_tfm