ツクルバは10月27日、「市況変化に伴う世代間の住宅購入の意識と『住み替え』」に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は9月4日~9日、首都圏在住の住宅購入経験のない22~30歳の男女と、住宅購入経験のある40~45歳の男女1,016人を対象に、 インターネットで実施した。
住宅を購入した当時(または今後購入する際)の前提として、自身の考えに最も近いものについて尋ねたところ、22~30歳の未購入層では44.6%、40~45歳の購入経験層では53.3%が、「住み替え」を前提または視野に入れて購入すると回答した。「一生同じ家に住み続ける前提で購入」は40~45歳で20.4%にとどまり、まだ買っていない22~30歳(26.6%)を下回った。
年収別に見ると、「300~450万円未満」で38.8%、「1,000万円以上」は61.3%が「住み替え」を前提・視野に入れていることがわかった。年収1,000万円以上の層では「将来的な資産としての活用」を住み替えの理由に挙げる割合も他の層より高くなっている。
40~45歳の購入経験層を購入時期別に見ると、近年購入した人ほど、「住み替え」を前提・視野に入れている人が多かった。
続いて、世代によって「住み替え」に期待する要素がどう変化するのかを調査した。22~30歳の未購入層で「住み替え」を前提・視野に入れて住宅を購入したいと回答した人と、40~45歳の購入経験層で「住み替え」を検討したい・すでに検討中と回答した人に、「住み替えを考える理由」を尋ねたところ、両世代ともに「ライフスタイルの変化に合わせたいから」が最も多かった。
「住宅を購入する際のローンや資金計画で、最も優先したいこと」を尋ねたところ、両世代ともに『無理のない毎月の返済額(ゆとり重視型)』が最も多かった。しかしその割合は22~30歳が45.1%、40~45歳が53.6%と、8.5ポイントの差が生じている。一方、「欲しい物件ありきの資金設定(物件優先型)」と回答した割合は、22~30歳では12.5%と、40~45歳の5.6%の約2倍となった。若年層では、予算から物件を絞り込むのではなく、住みたい住まいを起点に資金計画を立てる層が顕著であることがわかった。
ローンの組み方について聞くと、22~30歳の約半数が「ペアローン・収入合算」を前提と回答した。
「現在の市況を踏まえ、もし今住宅を購入するとしたらどのような物件を選ぶか」との設問では、22~30歳の未購入層では「中古マンション」を支持する割合が多くなっている。




