FC東京と柏の上位対決はドロー決着 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

 2026/27明治安田J1リーグ第11節が21日に行われ、FC東京と柏レイソルが対戦した。

 前節の“東京ダービー”を制して5連勝を達成した3位FC東京。首位のサンフレッチェ広島、2位のFC町田ゼルビアと勝ち点で並ぶ中、クラブ史上初の6連勝をかけて上位対決に臨む。対する柏は今シーズン、クラブ史上初の開幕4連勝を記録し、第9節終了時点で首位に浮上。前節名古屋グランパスに敗れて5位まで順位を下げたが、FC東京含めた最上位3チームとの勝ち点差はわずか「2」となっている。

 開始早々の3分、FC東京が見事な連携から決定機を作る。稲村隼翔の縦パスを安斎颯馬がフリックし、ボックス内へ抜け出した長倉幹樹がキープ。落としを受けたマルセロ・ヒアンのワンタッチパスが安斎へ渡ったが、至近距離からのシュートはGK永井堅梧の好セーブに阻まれた。立ち上がりのチャンスを生かすことはできなかったが、その後も押し気味に試合を進めていく。

 28分には自陣でのボール奪取からカウンターに転じ、くさびのボールを収めたヒアンが長倉とのワンツーからボックス内へスルーパスを供給。左から走り込んできた安斎がダイレクトでシュートを放つも、惜しくも枠の左へ外れる。一方、守勢に回っていた柏は44分、前線で粘った藤尾翔太から汰木康也、山内日向汰と繋いで久保藤次郎のシュートが左ポスト直撃。さらに汰木がこぼれ球に反応したが、カバーに入った稲村が何とかクリアした。

 後半開始と同時に遠藤渓太、小泉佳穂、原田亘を投入した柏は、前半よりも敵陣へ攻め込めるように。60分には弓場堅真が右から仕掛けてシュートを放ったが、GKキム・スンギュの好セーブに阻まれる。一方、守備の時間が長くなったFC東京も時折ゴールに迫り、一進一退の攻防が続く。

 互いに決め手を欠き、スコアレスのまま試合は終盤へ突入。柏優位の展開が続く中、81分には安斎の短いバックパスをカットした細谷真大がGKキム・スンギュを引き付け、パスを受けた瀬川祐輔がゴールを狙うもミートすることができない。FC東京もホームの声援を背にゴールを狙い続けるが、俵積田晃太やダニ・ゴメスがチャンスを決め切れず、試合は0-0で終了した。

 次節、FC東京は25日にホームで水戸ホーリーホック、柏は24日にアウェイで鹿島アントラーズと対戦する。

【スコア】
FC東京 0-0 柏レイソル