「いま前を向けているのも、あの時間があったから。立ち止まって良かった」――きょう15日に放送される日本テレビ系音楽番組『夜の音 -TOKYO MIDNIGHT MUSIC-』(毎週火曜24:24~)に、シンガーソングライターのmiletが登場。約4カ月にわたった休養について、「心と体が限界を迎えた」と明かし、活動再開を決意するまでを語る。
「知らず知らずのうちに心と体に負担が」
2019年のデビュー以来、ハスキーで透明感のある歌声で人気を集め、東京2020オリンピック閉会式でも歌唱を披露してきたmilet。
昨年には映画『知らないカノジョ』で、中島健人演じる主人公のヒロイン役として演技にも初挑戦した。三木孝浩監督から「miletでやりたい」と声をかけられたといい、「ちょうどシンガーソングライターの役ということもあって。デビューして数年たって、新しいことにも挑戦してみたいと思っていた時でもあったんです」と出演を決めた経緯を振り返る。
しかし、その後の昨年4月、突如として休養を発表した。
miletは「デビューして5~6年、ずっと走ってきて、本当に振り返ることなく全力ダッシュで歌ってきたんですけど、忙しさと重圧の中で、知らず知らずのうちに心と体に負担が重なり」と当時を回想。ベッドから起き上がることができない日もあり、チームと相談した末、「ちょっと休んだ方がいい」と活動を休止することになったという。
「miletはmiletだから、そのままでいいんだよ」
だが、休養に入ったからといって、すぐに心が休まったわけではなかった。
その間にも新しいアーティストが次々と登場し、ヒット曲やバズを生み出していく。miletは「私このままでいいのかな…」「立ち止まってていいのかな…」と、不安に押しつぶされそうになったことを明かす。
そんな時に支えとなったのが、家族だった。
母親が毎日のように家を訪れ、夕食を作ったり、カフェへ連れ出したりしてくれたという。そしてかけられたのが、「miletはmiletだから、そのままでいいんだよ。歌なんて歌わなくてもいいから」という言葉だった。
miletは「その言葉がすごく響いて」と回想。母の支えもあり、約4カ月後に音楽活動を再開した。
一度歌から離れたことで、改めて気付いた音楽への思いとは何だったのか。番組では、再び歌うことを決めた理由も明かされる。
「いま前を向けているのも、あの時間があったから」
活動再開後、最初の作品となった「The Story of Us」は、テレビアニメ『葬送のフリーレン』第2期エンディングテーマとして書き下ろした楽曲。
第1期のエンディングテーマ「Anytime Anywhere」に続く2期連続の起用に、『葬送のフリーレン』の大ファンだというmiletは「すごくうれしくて。『よし来た!』『また書かせていただけるんですか!?』という感じでした」と喜ぶ。
番組では、楽曲制作の舞台裏に加え、『葬送のフリーレン』フィルムコンサートにゲスト出演した際のサプライズなど、“フリーレン愛”も披露。MCの菊池風磨と畑芽育も、その熱量に圧倒される。
さらに、活動再開から2カ月後の昨年10月にはライブも再開。久々にファンの前で歌ったステージを振り返りながら、miletは休養期間について「いま前を向けているのも、あの時間があったから。立ち止まって良かった」と語る。
休養期間中に新しい家族として迎えた愛犬・ジャンとの生活や、今後について「表現したいことが尽きない」という思いも明かす。
デビュー曲「inside you」も披露
スタジオライブでは、miletの原点ともいえるデビュー曲「inside you」を披露。映像ディレクター・東市篤憲とのスペシャルコラボレーションで、楽曲の“光と影”をコンテンポラリーダンスによって表現する。
さらに、活動再開後初のシングル「The Story of Us」も歌唱。聴く人にとって“お守り”のような存在になってほしいという思いを込め、力強く歌い上げる。
【編集部MEMO】
miletは、東京都出身、2019年にメジャーデビュー。「inside you」「us」「Ordinary days」「Fly High」「Anytime Anywhere」などを発表し、国内外で幅広く活動する。2021年には東京2020オリンピック閉会式で歌唱。音楽活動に加え、映画『知らないカノジョ』では俳優にも挑戦した。

