パーソルテンプスタッフは2026年9月14日、「推し活」とはたらき方や企業選択の関係に関する実態調査の結果を発表した。本調査は2026年2月、全国20〜59歳の男女11,360人を対象にインターネット調査で行われた。

はたらく人の23.6%が「推し活」、週1日以上が54.1%

はたらく人11,360人に推し活を行っているか聞いたところ、23.6%が「推し活」を行っていた。はたらく人の約4人に1人が推し活をしていることになる。

  • 推し活を行っているか

    推し活を行っているか

推し活を行っている2,680人に取り組む頻度を聞くと、「ほぼ毎日」が25.2%で最も多かった。さらに、「週1日以上」の人は54.1%となった。推し活は、はたらく人にとって継続的に時間やお金を投じる日常的な活動となっていることがうかがえる。

  • 推し活に取り組む頻度

    推し活に取り組む頻度

「推し活」は働きがいやキャリア形成に役立つ? 61.8%が肯定

推し活を行っている2,680人に、推し活を通じて得られる経験や機会が「働きがい」や「キャリア形成」にどの程度役立つと思うか聞いた。

「非常に役立つと思う」が23.1%、「ある程度役立つと思う」が38.7%となり、合わせて61.8%が「働きがい・キャリア形成」に役立つと回答した。「非常に役立つと思う」は23.1%で、比較した活動の中では「資格取得」の29.1%に次いで2番目に多かった。

推し活は、働きがいやキャリア形成に関わる活動として、はたらく人から一定の評価を得ていることが分かった。

  • 推し活が働きがいやキャリア形成に役立つと思うか

    推し活が働きがいやキャリア形成に役立つと思うか

社外活動を歓迎する企業で働きたい人は54.1%

推し活を行っている2,680人に、従業員の社外での取り組み・活動に対する企業の姿勢について聞いた。

「従業員の社外での多様な取り組み・活動を歓迎する企業文化・組織風土のある組織で働きたい」について、「とてもそう思う」が16.5%、「まあそう思う」が37.6%となり、合わせて54.1%が肯定した。

年代別では、20〜39歳で「とてもそう思う」と「まあそう思う」の合計が58.0%となり、40〜59歳の49.6%を上回った。

  • 社外活動を歓迎する企業で働きたいか

    社外活動を歓迎する企業で働きたいか

また、「社外活動を支援する制度がある方が安心してはたらける」については、「とてもそう思う」が15.7%、「まあそう思う」が40.6%となり、合わせて56.3%となった。

  • 社外活動を支援する制度がある方が安心してはたらけるか

    社外活動を支援する制度がある方が安心してはたらけるか

一方、全回答者の20.1%は「推しはいるが、推し活はしていない」と回答した。企業が従業員の社外活動を歓迎し、仕事との両立を支援する制度や組織風土を整えることは、こうした人が新たに推し活を始めるきっかけとなり、働きがいやキャリア形成の充実につながる可能性があるという。

これらの結果から、従業員の社外活動に対する企業の姿勢や支援のあり方は、企業選択や職場への満足度に影響する可能性があると考えられている。