モードメディア・ジャパンが運営するライフスタイルメディア「GLAM」は2026年9月8日、「推し活」に使う時間とお金に関するアンケート調査の結果を発表した。本調査は2026年8月24日、現在「推し活」をしている40〜49歳の女性300人を対象にインターネット調査で行われた。
40代女性の17.7%が「推し活」に年間10万円以上を使用
この1年間で推し活に使ったお金を聞いたところ、「1万円未満」が29.0%で最も多く、「1万円〜3万円未満」が23.0%、「3万円〜5万円未満」が16.3%と続いた。一方、「10万円〜20万円未満」は12.3%、「20万円〜50万円未満」は4.7%、「50万円以上」は0.7%となった。これらを合わせると、年間10万円以上を推し活に使っている人は17.7%(53人)にのぼった。
推し活にかける金額には大きな幅があることが分かった。
推し活で「ライブ・コンサート・舞台」に行く人は53.7%
推しのために実際に経験したことを聞いたところ、「ライブ・コンサート・舞台に行く」が53.7%で最も多かった。次いで「現地には行かず、配信・テレビ・SNSで楽しんでいる」が36.0%、「遠征(宿泊をともなう移動)をしたことがある」が21.3%、「握手会・ファンミーティング・イベントに行く」が20.0%となった。
また、「聖地巡礼・ゆかりの場所を訪れたことがある」は18.7%、「試合・大会を現地で観に行く」は9.0%、「海外まで遠征したことがある」は2.0%だった。一方、「出かけたことはない」は6.7%だった。
「使いすぎかもしれない」32.7%、年間10万円以上では49.1%
推し活にお金や時間を使うことについて聞いたところ、「楽しいが、ときどき『使いすぎかもしれない』と感じる」が32.7%で最も多かった。「迷いはない。自分にとって必要な出費・時間だと思っている」は31.7%、「使う金額や時間をあらかじめ決めていて、その範囲で楽しんでいる」は30.7%となり、3つの回答が拮抗した。
年間支出額別にみると、年間10万円以上使う人では「楽しいけれど、使いすぎかもしれない」と感じる人が49.1%(26人)となった。年間10万円未満の人では29.1%(72人)だった。一方、「使う金額や時間をあらかじめ決め、その範囲で楽しんでいる」は、年間10万円以上の人では15.1%(8人)、10万円未満の人では34.0%(84人)だった。
推し活のために「服・ファッション」や「外食」を我慢する人も
推し活のために意識的に減らしている・我慢しているものを聞いたところ、「特に減らしているものはない」が37.3%で最も多かった。一方、「自分の服・ファッションへの出費」は29.7%、「外食・カフェ代」は27.0%、「美容・コスメへの出費」は20.7%となった。
このほか、「旅行・レジャー(推し活以外のもの)」が16.0%、「日々の食費・日用品」が12.7%、「交際費・友人との集まり」が12.3%、「睡眠時間・自分の休息時間」が10.3%、「家事や家族と過ごす時間」が2.0%だった。
年間支出額別にみると、年間10万円以上使う人では「外食・カフェ代」を減らしている人が39.6%(21人)、「美容・コスメへの出費」を減らしている人が30.2%(16人)となり、年間10万円未満の人の24.3%、18.6%をそれぞれ上回った。
家族やパートナーに推し活を「理解されている」人は52.2%
推し活について家族やパートナーにどの程度話しているかを聞いたところ、「オープンに話していて、理解もされている」が52.2%で最も多かった。「聞かれたら答える程度で、詳しくは話していない」は24.9%、「話してはいるが、あまり理解はされていない」は11.9%だった。
一方、「使っている金額や熱量は伏せて、ぼかして話している」は6.1%、「家族には一切話していない(隠している)」は4.8%となり、合わせて10.9%が家族に金額や熱量を伏せている、または推し活について話していなかった。
※「一緒に暮らす家族・パートナーがいない」と回答した7人を除く293人を分母として算出。
推し活で得られるもの、73.7%が「日々の生活のはりあい・楽しみ」
推し活によって得られていると感じるものを聞いたところ、「日々の生活のはりあい・楽しみ」が73.7%で最も多かった。次いで「ストレス発散・気持ちの切り替え」が55.7%、「仕事や家事をがんばるための原動力」が46.3%、「自分のためだけの時間」が33.7%となった。
このほか、「同じ趣味の仲間・つながり」が14.3%、「新しい場所へ出かけるきっかけ」が12.3%、「見た目や健康に気を使うきっかけ」が9.3%だった。「特に得ているものはない」は0.7%にとどまった。
推し活は、日々の楽しみだけでなく、ストレス発散や仕事・家事をがんばるための原動力にもなっていることが分かった。






