I Don't Like Mondays.・YU×岩田剛典が語る「1989」、幼馴染による35年目のコラボ

2026年をコラボレーションイヤーと位置付け、9月25日金曜日に6枚目のアルバム『FRIDAY』をリリースするI Don't Like Mondays.。先行配信された「1989」は三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマーであり、2021年にはソロアーティストとしての活動をスタートさせたGAN(岩田剛典)をフィーチャリング・ゲストに迎えた楽曲だ。アイドラのYUと岩田は3歳からの幼馴染として知られるが、二人で歌詞を綴った「1989」は、1989年生まれの二人が、出会ってから現在に至るまでの歩みを描いた二人ならではの楽曲だ。サウンドプロデュースは変態紳士クラブのGeGが手掛けた。出会ってから35年近くのタイミングで生まれたスペシャルなコラボレーションについて、YUと岩田に聞いた。

―I Don't Like Mondays.のニューアルバム『FRIDAY』はさまざまなコラボ曲が収録されるそうですが、そこに幼馴染の岩田さんとの楽曲を入れるという発想はいつ生まれたんですか?

YU:いろんな化学反応を起こすアルバムにしたいなと思う中で、相手として最初に思いついたのがGAN(岩田)でした。ソロ活動がだいぶ脂が乗ってきてるのを僕は日々見ていたので、「一緒にできたら熱いな」と思ってすぐに連絡しました。でも、スケジュールの問題もあるだろうし、GANのブランディングもあるだろうから、控えめに「もしタイミングが合えば一緒にできるかな?」って言ったら二つ返事で「すぐやろうよ」と言ってくれたんです。

岩田剛典:誘ってもらったこと自体嬉しかったですし、数年前から「いつか一緒にできたらいいね」って話はしてたので、いいタイミングでできたんじゃないかなと個人的には思いますね。

―コラボ曲「1989」は変態紳士クラブのGeGさんがサウンドプロデュースしています。

YU:ゼロイチでGANと「プロデューサーはどうする?」って話をして。いつも通りI Don't Like Mondays.で制作するっていう線もありますが、せっかくだったらさらに化学反応を起こしてくれるような方を招いてもいいんじゃないかっていう話の中で、GeGさんの名前が挙がりました。引き受けてくださることになったんですが、蓋を開けてみたら、GeGさんも1989年生まれだったんです。

岩田:そう。ミラクルが起きたんですよ。

YU:かなり乗り気になってくれて、僕らのイメージが具現化した曲になりました。

I Don't Like Mondays.、岩田剛典

―メロディアスなラップが魅力のチルい曲ですが、GeGさんに何かリクエストしたんでしょうか?

YU:せっかくだったら自分たちじゃないと表現できないものにしたいなと思ったので、3歳で出会ってからの歴史をテーマにすることにしました。幼少期と大学時代、お互いアーティストとしてデビューしてよく遊んでた時期、そして今という流れを表現する上で、こういう曲調だとシンプルにエモく伝えられるんじゃないかって思いました。

岩田:エモ友達ソングです(笑)。イメージしたまんまでしたね。この二人でやるなら、友達をテーマにした曲だと嘘偽りのない説得力のあるものになると思っていて。GeGさんが用意してくれたトラックがハマって、フックのトップラインもいいし。「エモいな」って思いました。

―歌だけでなくラップを入れることにしたのは?

YU:作曲を担当したGeGさんとアイドラのメンバーが密にコミュニケーションを取って、序盤の段階からそうなってましたね。

岩田:メロラップを入れるという。

―かなり具体的な歌詞ですよね。

岩田:身内感のある曲を作りたいわけじゃなかったので、どれくらい具体的なワードを入れるかは諸刃の剣だなっていう話はしたんです。良いバランスで共感してもらえる曲にしようと思いました。

―岩田さんのバースの<千種でまた Chillin>とお二人の地元の地名が入っていますよね。

岩田:その前のパートでYUが抽象的で広い意味を歌ってるのでこれくらいの具体性はいいかなと思いました。二人で顔を突き合わせて、5~6時間くらいずっといろんなアイデアをキャッチボールしましたね。

YU:でも、割とすんなり進んだよね。

岩田:初日で固まったもんね。

YU:一応予備日も押さえてもらってたけどね。「これは筆が進むぞ」ってキャッキャ言いながら作業してました。実際に歌詞を書く前に、それぞれが「こんなことあったな」って共通している出来事とかを書き出して。その後、詞に落とすのが楽しかったよね。

YU

岩田:フロウも二人で考えていってすごく早かった。本当はもっとエモい歌詞もあったんですよ。でも、添削があって。

YU:「これは身内過ぎて誰にも伝わらないぞ」っていう(笑)。

岩田:「これは照れ臭いぞ」とか(笑)。そんなに長い曲ではないのでそぎ落としていきましたね。小学校の時、塾の帰りに一緒にチェーン店のカレー屋によく行ってたんです。それを入れるのはさすがにやり過ぎかなと。そもそも<塾の帰り>っていうのがパンチラインなので。あと、YUと久しぶりにカラオケに行った時、YUがまず入れた曲がブルーノ・マーズの「Just the Way You Are」で「おお、すげえな」って思って。そういうエピソードも入れてたんですが、そぎ落としてバランスを取っていきました。

YU:僕は、友達と居酒屋にいる時、テレビにEXILEのオーディション(EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION)でGANがEXILEに加入したっていうニュースが流れて、「頑張ってんだな」って思ったっていう出来事を入れようとしたんですが、文字数的に入らなかったですね(笑)。

岩田:相当厳選したよね。でも、球がいっぱいある状態で「どれ使う?」って感じだったのであまり悩みはしなかったですけど。

―「あの頃と変わらない」っていうモチーフが何度も出てきますよね。

岩田:もちろん立場や環境、年齢によって変わっているものはあると思うんですが、会う度に「変わらないな」って思うんですよね。そういう風に感じる友達がいる人は多いと思いますし。

YU:それぞれの人生を歩む中で、乗り越えなきゃいけない壁はあるものだと思いますが、友達とお酒を飲んだりしながら騒ぐときは一旦それを忘れられる。安心できるホームみたいな場所を表してる曲だなって、できあがった後、思いましたね。

―図らずとも同じ業界でお仕事されているわけですが、出会った頃からそういう予感はあったんですか?

岩田:全くなかったです。同じ塾に通って中学受験を頑張ってた同志で。

YU:だからエンタメとは──。

岩田:程遠かったよね。

YU:エンタメの仕事を目指すような学校で出会っていて、大人になって再会するケースは珍しくないと思うんですが、僕らはむしろ、エンタメとは一番遠いようなところにいたので。そんな二人が受験を頑張って、別々の中学・高校に入って、高校生の時に風の噂でGANがダンスをやっている話を聞いて驚きました。俺もバンドをやり始めてはいて、大学でまた一緒になって、GANのダンスサークルのダンスバトルみたいなのを観に行ったりしましたね。

岩田:僕もYUがバンドの道を進むなんて想像もつかなかったです。YUはニューヨークの高校に行って大学で再会した時に雰囲気が全然変わってて。音楽と出会って変わったんだろうね。それで彼がまだ遊んでる時は、毎週末一緒にいたよね。

岩田剛典

―<だいたい毎回同じメンバーでする乾杯 Champagne, link up, 1OAK>というラインもありますよね。

YU:そうですね。そのパートが出てくる2番の歌詞は15年くらい前のことを書いてますね。

―出会って35年近くですもんね。

岩田:長すぎる(笑)。

YU:人生面白いですよね(笑)。何が起こるかわからない。

―そもそも親同士が仲が良かったからこその幼馴染ということですが、コラボすることは親御さんには伝えたんですか?

YU:言いました。「遂にやるのか! 楽しみだな」って感じでした。曲はまだ聴かせてないんですけど。

岩田:僕は曲も聴かせました。「なんか懐かしいね」って(笑)。

YU:反応薄っ(笑)!

岩田:「泣いちゃうわー」みたいな感じでした。全体的に小っ恥ずかしいですね(笑)。

―岩田さんがソロアーティストの活動をスタートさせたからこそのコラボですよね。

YU:本当そうですね。グループ活動しかしてなかったら一緒にカラオケで歌う機会しかなかったですよね。誘う発想はなかったです。

―岩田さんは昔から歌はうまかったんですか?

YU:うまかったです。

岩田:いやいや、人前で歌うのはあまり好きじゃないタイプだったので。酔っ払うと歌うんですけど(笑)。

YU:ソロのライブを観させてもらって「すごいな」と思いましたし、ソロならではのGANらしい我が出てるなと思ったので、一緒に曲をやりたいなって思ったんですよね。やりたいことを楽しみながらやってるのが伝わってきました。音楽ってそうあるべきだなって思いますし、僕らも「こういうことがやりたいけど、世間的にはこういうことをした方がいいのかな」っていう葛藤があるんですが、それでもやっぱり自分が楽しいと思うものを生み出していくのが使命だと思うんです。GANとは、昔みたいに毎週飲みに行ってるわけじゃないので、会う度に成長を止めることなく、アップデートされてて。自分ももっと頑張らなきゃいけないと思います。あと、活動を通して「やっぱり頭が良いな」と思って、悔しさを感じたりします。半分カッコ笑いっていう感じですが(笑)。

岩田:YUは地頭が良いよ(笑)。YUこそ、同じスタートラインにいても気づいたら脱落していく移り変わりの激しい世界で、すべてをかけて長いことバンドを続けているのはシンプルにリスペクトですよね。だから、「1989」には「違う場所で活動しているけど、もっと上を目指そうね」っていう想いも込めたところもあります。

―ただの仲良しソングにせずに、お互い鼓舞し合っていこうっていうメッセージを入れようっていう話になったんですか?

YU:自然とそうなったところはありますね。僕らのことを全然知らない人が聞いても、自分の人生と重なる部分を見つけてもらって、前に踏み出せるような曲にしたいなと思いました。僕らもGANも、日本だけじゃなく、文化や言語を越えて海外でも音楽を通してそういうメッセージを伝えていきたいと思っているので、そういう曲になったんだと思います。

岩田:そういう共通点もありますよね。I Don't Like Mondays.は、しっかりとした世界観が基盤にあるバンドなので、だからこそ今回誘ってもらった時に、I Don't Like Mondays.の軸に合って自分ができる音楽ってなんだろうと思って、いくつかリファレンスを送らせてもらいました。そういう”らしさ”って、人から言われて貫けるものでもなくて、自分の美学がないといけない。「そこに俺が入るとなると、どうしようかな?」と。ワクワクと同時にすごく考えましたね。

―結果、「1989」はアイドラらしいアーバンな曲だなと思いました。

岩田:そうですよね。

YU:バンドメンバーと「こっちの方がいいんじゃない?」「やっぱりこういう方がいいかも」っていうやりとりを重ねて、何パターンもトラックを作ったので、やっぱりそうなりますよね。結果全員が満場一致で「これはいい曲だね」って思えるものができて良かったです。

岩田:バンドメンバーのことも10年来で知ってるのでやりやすかったです。

―この取材は「1989」のMV撮影の合間に行っているわけですが、お二人の関係性を表したMVになりそうですね。

YU:カッコいいMVになると思います。ただ難しかったです。僕らのリアルなストーリーを描いた曲なので、そのまま映像化するとめちゃくちゃダサくなる。

岩田:大学があった日吉で撮影したりね(笑)。

YU:それやっちゃったらきついよね(笑)。どの部分をどう切り取るか悩んだんですが、監督のアイデアがちょうどいい塩梅だったし、クールな世界観が作れそうだったので、それでいこうと。

岩田:誘ってもらったタイミングはMVを撮る想像はしてなかったです。曲ができて自然といろいろと生まれていったというか。

YU:いい曲ができたから、絶対MVを撮った方がいいと思った。

岩田:ここでも良い化学反応が起きましたね。

YU:何かを実現させるために頑張らなくてもトントン拍子に進んでいきましたね。自分たちが想像していたものがちゃんと具現化する時ってこういう時なんだなと。

―MV撮影の中で俳優としての岩田さんの凄みは感じましたか?

YU:それは感じてないですね(笑)。

岩田:そこは出してないです(笑)。

YU:俳優としてのGANは画面を通じてくらいがちょうどいいです(笑)。近い関係性過ぎて照れ臭くなっちゃいそうなので。

―お互いの活動にどんな期待をしていますか?

岩田:お互いこれまで積み上げてきたスタイルがあって、付いてきてくれるファンの方を大事にすることは大前提の上で、一度きりの人生ということもあるし、海外に挑戦していく。その行方を見ていきたいです。

―岩田さんも今年ソロでも初の海外公演を行いましたが、手ごたえは感じましたか?

岩田:手応えというよりは、壁の高さを感じました。どう壁を越えていくかを今考えています。

YU:GANは策士ですから(笑)。日本だけじゃなくて海外でも一緒にステージに立ってみたいなって今思いましたね。名古屋で生まれた幼馴染同士が国境を越えて一緒にステージに立つというのは、「1989」の続きとしてすごくいいですよね。今芸能の世界でGANを超える存在はなかなかいないと思ってますし、幼馴染として誇りです。僕よりもいろんなことを深く考えているので、そのビジョンを実現していくのを見たいですね。だから、GANはバカやってる時との差が激しいんですよね。でも真面目だけだったら僕は多分一緒にいられないので(笑)。

岩田:そうだよね。

―(笑)。アイドラのアルバム『FRIDAY』はどんなアルバムになりそうですか?

YU:今まさに作ってる最中なんですが、めちゃくちゃ面白いアルバムです。「1989」をはじめ、いろんなプロデューサーやゲストに参加してもらっているんですが、その中でも「1989」はドシッとした立ち位置になるのかなと思ってて。個性と個性がぶつかり合っていて、自分たちだけだったらできなかったクリエイティブが詰まった、とてもバラエティーに富んだアルバムになっています。

<リリース情報>

『1989 feat. GAN (岩田剛典) [Prod. by GeG]』

2026年9月7日(月) 先行配信

http://idlms.lnk.to/1989

『FRIDAY』

2026年9月25日(金)リリース

事前ライブラリ追加

https://avex.ffm.to/idlms_friday

ストリーミング / ダウンロード

http://idlms.lnk.to/friday

※リリース日0時移行よりアクセス可能。

【商品詳細】

・初回限定豪華盤 [CD+Blu-ray2枚組 (スマプラ対応)]

※mu-mo SHOP限定販売 / 数量限定

RZZ1-67665/B~C

¥33,000(税込)

収録内容

CD

1. Bubble Gum feat. claquepot ※新録曲

2. 1989 feat. GAN (岩田剛典) [Prod. by GeG] ※新録曲

3. GENIUS feat. ZEN-LA-ROCK [Prod. by NAOTO (ORANGE RANGE)] ※新録曲

4. ODORE feat. SHO-SENSEI!! [Prod. by ☆Taku Takahashi (m-flo)] ※新録曲

※9月16日(水)先行配信

5. カ ミ ナ リ

6. Groooovy

7. jealous

8. kiriがないですわ

9. With you

10. 切ないラブソングはいらない

11. マスカレード

12. LOVE TRIGGER

13. Just Like That

14. DONT WANNA DIE ※新録曲

ボーナストラック(CD限定)

15. Bubble Gum (IDLMs. ver.)

16. 1989 (IDLMs. ver.) [Prod. by GeG]

17. GENIUS (IDLMs. ver.) [Prod. by NAOTO (ORANGE RANGE)]

18. ODORE (IDLMs. ver.) [Prod. by ☆Taku Takahashi (m-flo)]

Blu-ray

Disc 1

1. "RUNWAY" - Days before #IDLMs10th (Live Documentary):約60分

※ライブ映像+ドキュメンタリー映像

2. I Don't Like Mondays. "FOCUS" ASIA TOUR 東京公演:約120分

※U-NEXTで実施した生配信の映像を基に新たに編集した映像です。また、スペシャルゲストとのコラボレーションステージやMC部分もノーカットで収録。

Disc 2

1. I Don't Like Mondays. "TOXIC TOUR 2025" 東京公演 : 約120分

※ノーカットで収録。

・通常盤 [CD (スマプラ対応)]

RZCD-67664

¥3,520(税込)

収録内容

1. Bubble Gum feat. claquepot ※新録曲

2. 1989 feat. GAN (岩田剛典) [Prod. by GeG] ※新録曲

3. GENIUS feat. ZEN-LA-ROCK [Prod. by NAOTO (ORANGE RANGE)] ※新録曲

4. ODORE feat. SHO-SENSEI!! [Prod. by ☆Taku Takahashi (m-flo)] ※新録曲

※9月16日(水)先行配信

5. カ ミ ナ リ

6. Groooovy

7. jealous

8. kiriがないですわ

9. With you

10. 切ないラブソングはいらない

11. マスカレード

12. LOVE TRIGGER

13. Just Like That

14. DONT WANNA DIE ※新録曲

ボーナストラック(CD限定)

15. Bubble Gum (IDLMs. ver.)

16. 1989 (IDLMs. ver.) [Prod. by GeG]

17. GENIUS (IDLMs. ver.) [Prod. by NAOTO (ORANGE RANGE)]

18. ODORE (IDLMs. ver.) [Prod. by ☆Taku Takahashi (m-flo)]

ご購入はこちら

https://shop.mu-mo.net/avx/sv/list1?jsiteid=mumo&artist_id=IDLMX

<ライブ情報>

『FRIDAY MOOD JAPAN TOUR 2026』

10月3日(土)北海道・札幌 cube garden

10月11日(日)愛知・名古屋 ボトムライン

10月18日(日)福岡 Drum LOGOS

10月25日(日)大阪 BIGCAT

11月7日(土)岡山 YEBISUYA PRO

11月8日(日)香川・高松 高松DIME

11月28日(土)宮城・仙台 darwin

12月5日(土)東京 Zepp DiverCity ★FINAL

チケット発売中 https://l-tike.com/idlm/

I Dont Like Mondays. HP https://idlms.com