郵政博物館は10月3日~11月23日、東京中央郵便局などを手掛けた建築家・吉田鉄郎の没後70年を記念し、企画展「局舎の窓から射す陽光~郵政建築の機能美~」を開催する。
同展は、郵便局や電信電話局といった逓信・郵政建築の「窓」に着目した展覧会。電気設備や空調が未発達だった時代、窓口ロビーやバックヤードに明るさと通風を確保し、快適な環境を保つ設計上の工夫から生まれた「用の美」を掘り下げる。
戦前の名建築として知られた簡易保険局(1929年竣工)の建築図面や、旧・大阪中央郵便局(1939年竣工)の建築部材など、郵政博物館が収集した名建築の局舎資料を初公開する。
ウィーンの郵便貯金局など海外の名建築の資料や切手もあわせて展示し、構造物および窓口機能の観点から局舎の変遷を検証する。
関連展示として、写真家の板橋祐己氏が全国のレトロ郵便局舎を撮影した写真展を同時開催する。
会期中は、元郵政省建築技官や写真家・板橋氏による講演会、コラージュ封筒や缶バッジを作るワークショップなどを実施する。大阪・関西万博に登場した「Play!郵便局」の再現展示も行う。
10月3日には、先着200名に同展限定のポストカードを配布や、同展記念小型印(消印)の押印サービスも実施する。





