AZWAYは9月8日、「中古か新築か、住まい選びの決め手」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は6月10日〜8月5日、20〜60代の住宅購入者300人(新築205人、中古95人)を対象にインターネットで行われた。

  • 取得した住宅は新築? 中古?

    取得した住宅は新築? 中古?

まず、取得した住宅を聞いたところ、「新築(注文住宅)」が最多の38.0%。次いで「新築(建売戸建て)」(19.7%)、「新築(マンション)」(10.7%)と続き、約7割が「新築」という結果に。一方、「中古」は31.7%。内訳をみると、「中古戸建て(リノベなし)」(9.3%)、「中古マンション(リノベなし)」(8.0%)、「中古マンション(リノベあり)」(7.3%)、「中古戸建て(リノベあり)」(7.0%)と、戸建て・マンションともにリノベありとリノベなしがほぼ同数で、リフォームの有無で二分される結果となった。

また、最終的な決め手について聞くと、「立地・エリアのこだわり」(64.7%)や「予算・価格」(62.7%)が多くを占め、住まい選びの土台が「どこに」「いくらで」という2点にあることが伺える。中でも、中古を選んだ人では「予算・価格」が88.4%に達し、新築を選んだ人の50.7%を大きく上回る結果に。中古を選んだ人にとっては、価格が最大の決め手になっていることがわかった。

  • 選ばなかった方(新築を選んだ人にとっての中古、中古を選んだ人にとっての新築)の検討について

    選ばなかった方(新築を選んだ人にとっての中古、中古を選んだ人にとっての新築)の検討について

続いて、選ばなかった方(新築を選んだ人にとっての中古、中古を選んだ人にとっての新築)も真剣に検討したかを聞いたところ、「最初から今の選択しか考えていなかった」が44.7%、「一応見てみたが早い段階で絞った」が37.3%、「かなり迷って両方を本格的に比較した」が18.0%。選ばなかった方を最終的にやめた理由を教えてもらったところ、最も多かったのは「希望の立地に物件がなかった」で36.3%。次いで「価格が合わなかった」(32.0%)、「設備・仕上がりの状態が不安だった」(24.3%)と続いた。

  • 住んでみて、満足している?

    住んでみて、満足している?

次に、選んだ住宅について満足しているかと尋ねたところ、実に9割以上が「非常に満足」(30.7%)あるいは「おおむね満足」(59.7%)と回答。新築・中古別に見ると、新築で92.2%、中古で86.3%だった。どちらも高水準だが、「非常に満足」に限ると「新築」が35.1%、「中古」が21.1%と差があり、さらに、「未練を感じることがある(たまにある+よくある)」割合は、「新築」が15.1%に対し「中古」は25.3%と、中古を選んだ人でやや高い結果となった。

  • 中古か新築かの選択で、最も不安だったことは?

    中古か新築かの選択で、最も不安だったことは?

次に、中古か新築かの選択で最も不安だったことを聞いたところ、最も多かった不安は、中古の「目に見えない傷み・老朽化」(31.7%)だった。また、4位「耐震性・構造の安全性」(20.7%)、5位「リフォーム・リノベ費用が読めない」(7.3%)はいずれも中古に関する不安で、これらを合わせると47.3%にのぼった。状態が見えにくいこと、費用が読みにくいことが、中古をめぐる不安の中心にあるよう。

一方、新築については「価格の高さ・予算オーバー」(22.7%)が突出しており、中古は品質、新築は価格という、対照的な不安構造が見てとれた。

最後に、これから住宅を選ぶ人に向けて、中古か新築かを選ぶときに最も重要なことを聞いたところ、「自分たちの優先順位を先に整理する」(50.3%)が最も多く、次いで「『価格差+維持費・リフォーム費』をトータルで比較する」(22.0%)、「実際に両方を内見・比較してから決める」(17.3%)と続いた。