
――諦めないでいてくれてありがとう。ファンからかけられたその言葉に、JIYONGは涙が止まらなかったという。『Debuts Plan』を経て結成され、長い準備期間の先にファンとの再会を果たした7人組グループ・AEN。日本と韓国、ふたつのカルチャーを自然体で行き来する彼らは、1st EP『A NEW ERA OF NOW』で「どこにいても君の元へ向かう」というメッセージを掲げる。
グループ名に込められた意味、日韓の魅力が溶け合うチームの現在地、そして”今”を新しく定義しようとする7人の未来について語ってもらった。
―AENというグループ名には、どのような意味が込められていますか。
JIYONG:「A New Era of Now.」を由来とする造語で、「今この瞬間を新しく定義し、新しく作っていく新しい世代」という意味があります。
KYUHYUN:今までにはなかった新しいパラダイムを、僕たちが生み出していくというか。7人それぞれが違う個性を持っているし、パフォーマンスの魅力もあるから、AENと名付けられたんだと思っています。AENは日本語の”永遠”と同じ音だし、グループ名を知ったときに、みんなですごく喜びました。
―どういった経緯で結成されたグループなのでしょうか。
JIYONG:『Debuts Plan』が終わったあと、急にHARUTO以外の6人が集められて「君たちは新しいチームとして始めるんだよ」と言われたんです。そうして、デビューへ向けて僕たちが準備をしていたある日、「一緒に活動することになったHARUTOだよ」とHARUTOを紹介され、僕たちはAENになりました。
HARUTO:合流したのは、2025年6月17日でしたよね。
JIYONG:全く予想していなかった展開だったから、本当にびっくりした。
HARUTO:僕も6人のなかに入るなんて想像してなかったから、びっくりでした。
JIYONG:しかも、韓国だけではなく、日本でも活躍できるグループとしてデビューすると知って、さらに驚きましたね。
AEN(撮影:田中聖太郎写真事務所)
―先日の『AEN Greeting Showcase ”First Encounter”』で、BOMINさんは「メンバーがステージの上と下でギャップがある」とお話しされていましたが、実際にはどんなギャップがあるのでしょうか。
HARU:HARUTOはAENの面白い担当です。言動が面白いのはもちろん、ちょっと変な行動や表情をするんですよ。
HARUTO:HARUも礼儀正しくて静かに見えるかもしれませんが、実際に話してみるとね(笑)。
HARU:最後まで言ってよ(笑)。
HARUTO:一番賑やかだし、すごく雰囲気を盛り上げてくれる。みんなが思っている以上に、もっと元気な子だと思います。
HARU:KYUHYUNさんは、パフォーマンス中はイケメンなんですけど、ステージを降りると「わー!」みたいな(笑)。
JUNSEO:変なところあるよね。
HARU:きっとみんなが思っている以上に、めちゃくちゃ面白い。愉快な人です。
KYUHYUN:ステージ上では、ファンにカッコイイ姿をお見せしたいと思ってるからね。でも、普段の僕はすごく親しみやすい人なんです。JUNSEOさんは、すごく可愛らしい感じだけど、パフォーマンスが始まると動きが大きくて飛んでるみたい。髪や表情を上手く使っているので、「美しいな」と思って見入ってしまいます。
JUNSEO:ありがとうございます。
―本当にお互いのことを良く知っているんですね。
KYUHYUN:はい。このチームとしては1年半ほどですが、練習生のときから顔を合わせていたメンバーも多いですし、『Debuts Plan』を通して仲良くなった部分もある。AENが結成されてからは、家族よりも長い時間を一緒に過ごしているので、本当に仲良しなんです。
―『Debuts Plan』に出演されていたみなさんは、あの時の経験が今にも活きていると感じますか。
BOMIN:『Debuts Plan』で「ファンのみなさんの前に立つ」という経験をしていたから、先日の『AEN Greeting Showcase ”First Encounter”』でもあまり緊張せずに、ステージに立つことができました。

BOMIN(撮影:田中聖太郎写真事務所)
JIYONG:僕もそう思っていたんだけど、バックステージに入った瞬間には、ものすごく緊張しちゃった(笑)。
KAIRA:ライブ後のハイタッチ会でお会いしたファンのみなさんが、とても嬉しそうな表情をしていたので、「一生懸命頑張ってきてよかったな」って思いました。

KAIRA(撮影:田中聖太郎写真事務所)
―『AEN Greeting Showcase ”First Encounter”』では、泣いてしまったメンバーもいたようですね。
JIYONG:僕です。
HARU:ハイタッチしているときは一列に並んでいたので、JIYONGさんが泣いていることに気づかなかったんですよ。でも、最初のハイタッチ会が終わって、「ちょっと休憩しましょう」となったら、目元にタオルを当てていて。
JIYONG:だって「もうファンのみなさんに会えないかもしれない」と本気で思っていたから。それに、『Debuts Plan』が終わってから『AEN Greeting Showcase ”First Encounter”』までの長い時間を待っているのは、すごく難しいことじゃないですか。だけど、たくさんのかたが「諦めないでいてくれてありがとう」「ずっと待っていました」と声をかけてくれて……。目を合わせて話をしている瞬間が、本当に本当に本当に幸せで、涙がバッと溢れてしまったんです。

JIYONG(撮影:田中聖太郎写真事務所)
HARUTO:隣に並んでいたので、ふとしたときに泣いている姿が見えたんですけど、本当に感動的なシーンでした。僕も「諦めないでいてくれて、ありがとう」と言いたくなるくらい。
JIYONG:脱水症状になるんじゃないかと思うくらい泣きましたもん(笑)。
JUNSEO:僕も涙腺が弱い方だから、JIYONGさんが泣いている姿を見て、泣きそうになっちゃった。
JIYONG:本当にいい思い出でした。
―『AEN Greeting Showcase ”First Encounter”』では、グループの魅力を語る際に「日韓の魅力が溶け合っている」という旨も語られていましたが、どのようなところにそれが表れていると思いますか。
HARU:言語の面でいうと、韓国語と日本語のどちらかを使うわけではなく、両方を混ぜて使っています。韓国人メンバーは日本語でしゃべって、日本人メンバーは韓国語でしゃべるみたいな。

HARU(撮影:田中聖太郎写真事務所)
JUNSEO:韓国のお店に行ったとき、韓国語で「これひとつください」と言わなきゃいけないのに、日本語と韓国語が混ざってしまって、「これハナチュセヨ」と言ったことがありました(笑)。ルームメイトがKAIRAさんとHARUさんなのもあって、日本語を使うのが自然な感じになってきています。

JUNSEO(撮影:田中聖太郎写真事務所)
HARU:返事にしても、僕たち日本人が「ネ!」って言ったりとか。お互いにそれが楽なのかわからないですけど、本当に混ざりあっている気がします。
KYUHYUN:僕は日本に来るって決まったとき、日本のキャラクターについていろいろ調べてみたんですよ。その結果、ハンギョドンにハマってます。すごく好き。あとでサンリオショップへ行って、グッズを買わなきゃって思ってるくらい。

KYUHYUN(撮影:田中聖太郎写真事務所)
KAIRA:人によって違うとは思うんですけど、韓国の人って1日に朝と夜の2回、シャワーを浴びるんです。もともと僕は、寝ぐせだけ直して学校へ行くことも多かったんですが、韓国人メンバーに影響されて、1日に2回シャンプーとリンスをしっかり使って、シャワーを浴びるようになりました。
HARU:たしかに! 僕は、韓国人メンバーのファッションがかっこいいので、取り入れたりしています。
HARUTO:個人的に一番影響されたのは、なんでもキムチと一緒に食べちゃうことかも。韓国の方って、何かを食べていて味が足りなかったら「キムチを追加しよう」っていうんです。ラーメンのなかにキムチをいれて食べたりするのを経験してから、なんでもキムチと一緒に食べるのがクセになりました。

HARUTO(撮影:田中聖太郎写真事務所)
HARU:韓国のキムチは、めちゃめちゃ美味しいよね。日本のとは違って、本当に辛い。韓国の人からすると、日本のキムチは甘いって聞いてたけど、本当だった。
JUNSEO:違う魅力だよね。
―表現の面でも、日韓の魅力が溶け合っているように感じますか。
KYUHYUN:パフォーマンスフィルムで日本の学ランを着ながら韓国語を歌っていたり、日本語と韓国語の字幕を用意したりといったところで、すごく融合されているように感じます。韓国のファンが見ても、日本のファンが見ても、喜んでもらえるんじゃないかな。今後出ていく楽曲も日本語バージョンと韓国語バージョンがあるし、両方の文化を取り入れられるように意識しているんです。
―1st EP『A NEW ERA OF NOW』は、どのような1枚になっていますか。
KYUHYUN:僕たちのキャッチフレーズである「Always Beside You=AENはいつでも君の傍にいるよ」から着想し、「X to Z (Next to me)」や、「Focus On Me」といった楽曲に広がっていきました。どの曲も共通して「どんなところにいても、君のところへかけつけるよ」という想いがこめられています。『Debuts Plan』が終わって1年間は静かにしていたけど、最終的にはみんなを探しにいけるようになった――、そんな僕たちだからこそ表現できるコンセプトだと思うんです。
JIYONG:僕たちだけが歩いてきた道があって、僕たちだけが経験してきたことがあるもんね。今まで多くはないテーマだし、僕らならきっと上手く表現できるから、大成功できる気がしています!
JUNSEO:曲ごとに雰囲気やテーマがちょっとずつ違っていたし、体力の問題もあったけど、7人の気持ちを短い期間でひとつにして、『AEN Greeting Showcase ”First Encounter”』のために駆け抜けなきゃいけないので、一生懸命にやりました。
JIYONG:体力的には、本当につらかったけどね。でも、カバー曲ではなくAENとしての曲をいただけたので、ずーっと気分はよかったんです。これが僕たちの音楽なんだ、って。”デビュー曲”って単語をすごく待ちわびていたから、本当にずっと嬉しかった。
JUNSEO:諦めずに取り組んで、みんなよくできたと思います。

AEN(撮影:田中聖太郎写真事務所)
―各曲についてもお聞かせください。まず「Clockwise」は、どのような楽曲になっていますか。
KYUHYUN:今作のなかで、一番ヒップでパワフルな曲だと思いますね。
KAIRA:普段のAENが持っているイメージとは、ちょっと真逆なテイスト。けっこう重たいビートでHIP HOP色が強かったので、頑張ってギャップを見せたいなって思いました。
KYUHYUN:MVでもテックウェアをコンセプトとした衣装を着ていますし、振り付けも拳をギュッと握るような強烈なダンスになっているので、「男らしい」と思ってもらえる仕上がりになっていると思います。
KAIRA:”Clockwise”は日本語に訳すと”時計回り”という意味なので、<Clockwise>のパートで、時計を自慢したり時計を見たりする動作が、振りに取り入れられているんです。《羅針盤》の歌詞では、羅針盤のように動くフォーメーションもあるので、そういうところにも注目してほしいですね。
―表現するうえで、どのようなことを意識していましたか。
KAIRA:「どう表現したら、自分の思っているように表現できるのか」という部分で、エネルギーを使ったと思います。強い曲に負けないくらい、僕たちもエネルギーを使わないといけないし、みんなで頭のなかのイメージを統一させて練習しました。たとえば、動物をイメージしたりとか。
HARUTO:この曲のコンセプト動物がオオカミなので、月のなかで「ワオーン!」って吠えるオオカミを想像しながら、みんなで踊りました。とはいえ最初の頃は、ダンスリーダーのKAIRAさんから「オオカミになれ」と言われてもチンプンカンプンで。個人的には、みんなについていった感じです。
JIYONG:僕は大人のオオカミになったよ。
KYUHYUN:お母さんオオカミじゃなくて?(JIYONGはグループ内でお母さんキャラ)
JIYONG:お母さんじゃない(笑)。普段は優しくてママみたいな性格だけど、パフォーマンスをするときは冷たくて、鋭い。そんなオオカミになってみました。
―「X to Z (Next to me)」はどのような楽曲になっていますか。
JIYONG:初めて曲を聴いたとき「これは本当に難しい曲だな」って思いました。振り付けをもらって「『AEN Greeting Showcase ”First Encounter”』に間に合うかな」と不安になったこともありましたが、取り組んだらできちゃいました! これまで一生懸命やってきたからですね。
HARUTO:「X to Z (Next to me)」の一番の魅力は、ドラマチックな展開。
KYUHYUN:最初から全力疾走せず、みんなで起承転結を魅せるように意識しました。表情にもこだわったよね。
HARUTO:「混乱や未知の世界でも、必ず君の元へ行く」みたいなフレーズがあるので、いま力を必要としている方や「応援してほしい」と思っている方にとって、とても励みになる1曲だと思います。
JIYONG:楽曲が持つ「君を探しにいくよ」というメッセージに、本当の気持ちが込められるように努力しました。
―「Focus On Me」は、どのような楽曲になっていますか。
KYUHYUN:今回のアルバムのなかで、一番明るい曲です。
JIYONG:愛を歌っている曲だと思ったので、たくさん愛をこめながら歌いました。
KYUHYUN:ハウスビートでノリもいいし、みなさんにも楽しみながら見ていただける曲になっているんじゃないかな。
JIYONG:ステージのときも、明るいエネルギーが伝わるように意識しました。
KYUHYUN:『AEN Greeting Showcase ”First Encounter”』の日は、メンバーの声がイヤモニから聞こえてきて、いつも以上に楽しかったよね。自然と笑顔になっちゃうというか。「Focus On Me」をパフォーマンスしているときは、思わずニコニコしちゃったもん。
KAIRA:始まりはテンションが高くてエネルギッシュな一方で、サビになると振り付けや音楽がセクシーになるのも魅力。ガラッと雰囲気が変わるように、ギャップを意識しています。
KYUHYUN:「僕を見て」って想いが込められた、手で四角い枠を作るシグニチャーポーズもいいよね。自分に注目を集めるようにして終わるので、すごく気分も上がります。
JIYONG:個人的には、今回のEPで一番好きな曲なんです。
KYUHYUN:JIYONGさんと同じように感じた人は、「CHILLS」と「HIGHFIVE」もきっと好きだと思います! 「Focus On Me」に通じる部分があって、本当にいい曲なんです。
―では最後に、グループとして今後の目標を教えていただけますか。
HARUTO:日本と韓国を拠点としているグループとして、みなさんに愛され注目されるグローバルアーティストになれるように頑張ります。そして、いつかは東京ドームに立ちたいです。
JUNSEO:大きな夢だね。
KYUHYUN:すごく大きな会場だから、必ず立ちたいんです。そのために、まずは今回のアルバムで、いろんな人にAENを知ってもらうことがひとつの目標。そして、次に出る作品で僕らのカラーを知ってもらえたら嬉しいですね。僕たちが持つ「君がどこにいても僕が探しにいくよ」という大きな軸は、どんなコンセプトに挑戦しても、変わらない。そんなAENのアイデンティティを、これからたくさんの人に見せていきたいと思います。
JIYONG:グループが結成されてからの1年間が、本当に長い時間に感じました。なんなら僕は「このまま一生練習生かもしれない」と思っていましたし。でも、今はスタートラインに立てていて、過去6、7年のことを思い出しもしなかった。「今がスタートだ」という新しい心と体で、突き進んでいける気がするんです。
KYUHYUN:正式にデビューをしたら、いろんな場所で僕たちの姿を見せられるようになると思うので、ここから頑張っていきます。
<リリース情報>

AEN
THE 1ST EP『A NEW ERA OF NOW』
国内発売日:2026年9月2日(水)
[Always Ver.] 3,600円(税込) / PROA-1012
[Everywhere Ver.] 3,300円(税込) / PROA-1013
[Next to You Ver.] 3,300円(税込) / PROA-1014
[Jewel Ver.(メンバーソロ 全7種ランダム)] ※全7形態 2,600円(税込) / PROA-90001
ご購入はこちら https://aen.lnk.to/ANEWERAOFNOW
■発売記念オフラインイベント情報
AEN THE 1ST EP『A NEW ERA OF NOW』の発売を記念したオフラインイベントを開催!
2026年9月20日(日)14:00スタート予定
有明セントラルタワーホール&カンファレンス 4F「ホールB」
メンバー全員サイン会/メンバー個別2ショット撮影会/メンバー個別トーク会/メンバー全員ハートタッチ会/メンバー全員お見送り会
2026年9月21日(月・祝)14:00スタート予定
TFT500
メンバー全員サイン会/メンバー個別2ショット撮影会/メンバー個別サイン会/メンバー個別ハートタッチ会/メンバー全員お見送り会
2026年9月27日(日)14:00スタート予定
パシフィコ横浜 国立大ホール マリンロビー
メンバー全員ハイタッチ会
※応募者全員参加可能
対象商品に付与される「応募抽選用シリアルナンバー」を使用して応募できます。
応募期間:2026年9月1日(火)11:00~9月8日(火)10:59
※9月27日のメンバー全員ハイタッチ会を除き、各特典会は抽選制です。
イベント詳細はこちら
https://aen-official.jp/mob/news/diarKijiShw.php?site=AEN&ima=3448&id=308047
