元プロ野球選手で野球解説者の山本昌氏が11日、YouTubeチャンネル『名球会チャンネル』で公開された動画「【中日の伝説左腕】山本昌が語る! 大谷翔平・菅野智之・今井達也、MLBで勝てる投手の条件&次世代メジャー候補投手とは? <日本プロ野球名球会>」に出演。メジャーリーグで活躍する投手の条件について持論を語った。

山本昌氏

山本昌氏

山本昌氏「フォーシームのストレートが見直されてきている」

現在のメジャーについて、山本氏は「どうしても野球って速いボール、150キロ~160キロ。メジャーの先発ピッチャーはおそらく平均でも150キロ以上のようになっている」と分析。そのうえで重要な要素として「最終的には、コントロールプラス、ストライクの取り方。どれだけストライク先行させられるか」と指摘した。

具体例として「そういうのができてるのが菅野(智之)君であったり、山本(由伸)君であると思うんですよね」と名前を挙げ、「やっぱりストライク先行して、早く追い込めるピッチャーって、なんだかんだ勝てるピッチャー」と説明した。

さらに「球速速いのは当然、目につくでしょうけども」としながらも、「その中で、抜群のコントロールを持ってる、低めに制球できる、ストライク先行できる。こういうピッチャーがアメリカに挑戦していくと成功するんじゃないかなっていう感じしますけどね」と自身の見解を示した。

また、「20年前ぐらいは、小さく動くボールがなきゃダメだという時期もあったんですけども、今はまた、フォーシームのストレートが見直されてきている」と解説。「動くボールももちろん大事なんですけども、きれいな回転のまっすぐの160キロのボールで勝負する人も増えてきてる」と近年の傾向に触れ、最後は「コントロールがあって、球威があるピッチャーは成功するのかなって」と語っていた。

【編集部MEMO】
1984年に日本大学藤沢高校からドラフト5位で中日ドラゴンズに入団。32年に及ぶ現役生活で3度の最多勝に輝き、1994年には沢村賞を受賞。2006年には史上最年長でのノーヒットノーランを達成(41歳)。以降も数々の歴代最年長記録を塗り替え、2008年には通算200勝を達成(42歳)。史上初となる50歳での登板を最後に、2015年に現役を引退。セカンドキャリアでは、野球解説者・スポーツコメンテーター、講演会講師として精力的に活動。ラジコン、クワガタのブリーダー、競馬など趣味の分野でも活躍中。