「時々、ジャンピング土下座をスタジオでしてます」――。声優の木村昴が、21日に配信されたTBSラジオのポッドキャスト番組『木村昴のケバブ箸で食う』(毎週金曜20時頃更新)で、自身の遅刻について告白。「年に1~2回やっちゃう」と反省する一方、寝坊した際の言い訳については、「リアルすぎてもかわいくない」「突拍子もないほうがかわいい」と独自の考えを語った。

  • 木村昴

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朝礼3分前に起床したリスナー「腹痛で電話できなかった」

番組では、就職2年目の夏に経験した“ゾッとする話”がリスナーから寄せられた。朝8時から朝礼が始まる工場に勤めていた投稿者。ある朝、いつもより日差しがまぶしく、目覚まし時計の音も聞こえないことを不思議に思いながら時計を見ると、時刻は7時57分だった。

投稿者は、会社へ「すみません! 腹痛でずっとトイレにいて電話できませんでした! 半休を使って昼から行きます!」と連絡したという。

木村は、投稿者の背筋が凍った心境に理解を示しながら、腹痛やトイレを理由にした遅刻の言い訳について、「俺もよく使う」と告白。ただし、通用するのは「持って1、2分」とし、考え直した末に「頑張って5分だな」と訂正した。

数分の遅れであれば、トイレから出られなかったという説明も理解してもらえるかもしれない。しかし、朝礼の3分前に起きたケースでは、腹痛だけを理由にするのは無理があると指摘した。また、スマートフォンをトイレへ持っていけることや、一度トイレを出て連絡できる可能性を挙げ、「そんな痛いかね? とか」と投げかけた。

「トイレが消えていた」「隕石の爆破ミッションに…」

木村は、現実味のある言い訳ほど細部に矛盾を指摘されやすいとして、「言い訳って、リアルすぎてもかわいくないんだよね」「突拍子もないほうがかわいい説ない?」と持論を展開した。

そして、寝坊を乗り切るための“壮大な言い訳”を次々に提案した。まず挙げたのは、「トイレに座ったら、お尻が抜けなくなっちゃって、業者を待っていて電話に出られませんでした」というもの。さらに、「あまりの腹痛で気を失っていた」「止めどなくて、トイレから出たくても出られなかった」と、腹痛を徹底的に誇張する案を示した。

その後も発想は広がり、「朝起きたらトイレが全部消えていた」「ゴジラが踏んだのか、トイレの部分だけごっそり取られていた」といった非現実的な理由を提案。通勤途中に関する言い訳としては、「ここに来るまでの全信号に、大荷物を持ったおばあさんがいた」「工場へ来るまでのすべての木に、子供が手放した風船が引っかかっていた」など、人助けによって遅れたという物語を作り上げた。

さらには「隕石の爆破ミッションに行っていた」「手術が長引いた」と、職業そのものが変わってしまうほどの言い訳まで飛び出した。あくまでラジオ上の大喜利としての提案だが、木村は、中途半端な説明で疑われるくらいなら、相手が思わず笑ってしまうほど振り切ったほうがよいと考えているようだ。

スタジオで“ジャンピング土下座”

遅刻をめぐるトークのなかで、アシスタントから、「時々、ジャンピング土下座をスタジオでしてますもんね」と指摘されると、木村は否定せず、「俺も年に1~2回やっちゃう」と告白した。

木村が到着するまで、メインMC不在の状態でリハーサルが進められていたこともあるといい、「本当に申し訳ない」と謝罪。仕事の現場で遅刻してしまった際には、勢いよく土下座するほど反省しているが、不思議と本番には間に合うという。生放送の本番そのものに遅刻した経験はなく、体調不良で出演できなかったことが2回あると説明した。

木村は体調を崩しやすい理由について、「こんな図体して、おなか弱いのよ」と告白。暑がりのため冷房をつけるものの、その冷気で腹痛を起こしてしまうという。暑さを避けるために冷房を使い、今度は冷えによっておなかを壊すという自身の体質に、「生きるのが不器用なんです」と自嘲した木村。突拍子もない言い訳を次々と生み出したものの、自らの遅刻については、ジャンピング土下座で真摯に謝っているようだ。

【編集部MEMO】
『木村昴のケバブ箸で食う』は、毎週金曜20時頃に更新しているポッドキャスト番組。公式サイトによると、「ケバブを箸で食う」という“異文化混合の精神”で、木村が常識や形にとらわれない自由で楽しい番組を届ける。略称は「バブ箸」。現在、新メッセージテーマ「諸説あり!私の知っているプチ雑学」を募集中。採用されると番組特製ステッカーがプレゼントされる。