「いつしか、お互いにとってかけがえのない、なくてはならない存在となりました」

フィギュアスケート・ペアの“りくりゅう”こと三浦璃来(24)と木原龍一(34)が23日、それぞれのInstagramを更新し、婚約したことを連名で発表した。

投稿されたのは、2人にとって特別な場所であるリンク上でのプロポーズを収めた5枚の写真。木原が氷上で片膝をつき、三浦に指輪を差し出す姿や、婚約指輪を披露する2人の笑顔が収められている。

  • “りくりゅう”こと三浦璃来(左)と木原龍一

    “りくりゅう”こと三浦璃来(左)と木原龍一

「嬉しい時も、辛い時も」7年間をともにした2人

2人は投稿で、婚約をこのように報告した。

「婚約しました。嬉しい時も、辛い時も、たくさんの時間を共に過ごし、支え合いながら歩んできました。いつしか、お互いにとってかけがえのない、なくてはならない存在となりました」

さらに、「こうしてようやく皆様にご報告できることを、心から嬉しく思います。これからも支え合いながら、変わらず私たちらしく、一歩ずつ歩んでいきたいと思います。今後とも、温かく見守っていただけましたら嬉しいです」とつづり、最後は「三浦璃来 木原龍一」と連名で結んだ。

英語でも「We’re engaged.」から始まるメッセージを掲載。海外のファンにも婚約を伝えた。

プロポーズに選んだ“大逆転の衣装”

今回の投稿をより印象深いものにしているのが、プロポーズ時の衣装である。

2人が着用しているのは、ミラノ・コルティナ五輪のペア・フリーで身にまとっていたもの。今年2月、2人はSPで5位と出遅れながら、フリーで世界歴代最高となる158.13点を記録。合計231.24点で逆転し、日本勢として同種目初となる金メダルを手にした。

2019年にペアを結成した2人は、北京五輪でペア7位に入賞。その後、世界選手権を制するなど世界のトップへ駆け上がった。一方、その道のりは決して順風満帆ではなく、ケガなどによって試合を欠場した時期もあった。

それでも互いを支えながら歩み続け、結成7年目にたどり着いた五輪の頂点。そんな2人が、競技人生最大の瞬間をともにした衣装を再び身にまとい、リンク上で今度は婚約という節目を迎えた。

金メダル、現役引退、そして人生のパートナーへ

婚約発表の前日、8月22日は木原の34歳の誕生日。三浦はInstagramで木原の誕生日を祝い、「長い競技生活を終え、また現役時代とは違う夢に向かって、新しいスタートですね」とメッセージ。

そして、「これからも今までと変わらず、真面目で慎重でポジティブ。そして笑顔いっぱいの木原龍一(小学生)でいてください」と、長年のパートナーだからこその親しみがにじむ言葉を送っていた。その翌朝に届いたのが、2人からの婚約発表だった。

2人にとって2026年は、大きな節目が立て続けに訪れた一年となった。2月のミラノ・コルティナ五輪では、SP5位からの大逆転で金メダル。ペア種目における日本勢初の快挙を成し遂げた。そして4月には2人そろって現役引退を発表。木原は会見で涙を流しながら、長い競技生活に区切りをつけた。

そして約4カ月後、2人が発表したのは、競技上のパートナーとしてではなく人生をともに歩むという新たな決断だった。競技人生をともに駆け抜けた“りくりゅう”は、再び2人で新たな人生の一歩を踏み出した。

りくりゅう(三浦璃来&木原龍一)連名コメント全文

婚約しました。

嬉しい時も、辛い時も、たくさんの時間を共に過ごし、支え合いながら歩んできました。 いつしか、お互いにとってかけがえのない、なくてはならない存在となりました。

こうしてようやく皆様にご報告できることを、心から嬉しく思います。

これからも支え合いながら、変わらず私たちらしく、一歩ずつ歩んでいきたいと思います。

今後とも、温かく見守っていただけましたら嬉しいです。

三浦璃来 木原龍一

We’re engaged.

Through both the happy times and the difficult ones, we’ve shared so many moments together, supporting each other every step of the way.

Over time, we became irreplaceable parts of each other’s lives-someone neither of us could imagine life without.

We’re truly happy to finally be able to share this news with all of you.

As we begin this new chapter, we’ll continue to support each other and move forward together, one step at a time, while always staying true to who we are.

We hope you’ll continue to warmly support us and watch over us.

Riku & Ryuichi