
今回の放送は、5人組ロックバンド・Novelbright(ノーベルブライト)から圭吾さん(Ba.)とねぎさん(Dr.)がゲストに登場。ねぎさんがドラムに興味を持ったきっかけ、目指していたバンド像などについて語ってもらいました。
(写真左から)Novelbright・ねぎさん、パーソナリティのこっちのけんと、Novelbright・圭吾さん
Novelbrightは、竹中雄大さん(Vo.)、山田海斗さん(Gt.)、沖聡次郎さん(Gt.)、圭吾さん(Ba.)、ねぎさん(Dr.)からなる大阪発の5人組ロックバンドです。「Walking with you」「ツキミソウ」「愛とか恋とか」など数々のヒット曲を生み出し、国内外での総ストリーミング再生回数は20億回を突破。圧倒的な歌唱力とエネルギッシュなサウンドを武器に、ライブシーンでも高い支持を集めています。2026年4月からは、ホール・アリーナ公演を含む全国ツアー「Novelbright HALL & ARENA TOUR 2026〜PYRAMID〜」を開催中です。
◆専門学校での日々は刺激的だった
こっちのけんと:この番組は、ゲストの方が生まれてからこれまでの時間のなかで、心に刻まれている人生が変わった瞬間、モーメントを伺っていきます。今回はねぎさんの週でございます。ねぎさんの人生1つ目のモーメントは?
ねぎ:「2013年 専門学校入学」です。
こっちのけんと:2013年っていうと高校生ですか?
ねぎ:そうっすね。17歳の頃です。地元が兵庫なんですけど、全日制の高校を中退して、専門学校に編入したんです。
こっちのけんと:そうなんですか!
ねぎ:自分で言うのもなんですが、(通っていた)地元の学校はけっこうな進学校でした。
こっちのけんと:勉強ができて優秀な学校に行ったけれど、なんでやめたんですか?
ねぎ:中学までめちゃくちゃ勉強していたんですけど、それに疲れちゃったんですよね。そうしたら、高校からは全然学校に行かなくなっちゃったんです。そのとき遊んでいた友達がバンドを組んでいたんですよ。そのバンドにドラムがいなかったので「やってみんか?」と。当時、音楽に興味はなかったんですけど、友達たちがやっている楽しそうなことにハマっていったんですよね。それがドラムを始めたきっかけにもなりました。それから、もっとドラムのことを知りたいと思って、専門学校の入学を決めたんです。
こっちのけんと:すごい話。でもやっぱり、根っこの勉強好きみたいなものがある気はします。
ねぎ:そうっすね。独学でやるのにも限界を感じたというか。田舎やったんで、ドラムをやってる人もいなかったし、軽音部とかもなくって。自分じゃ限界があるなと思って、大阪の専門学校に入学しました。そのときは素人に毛が生えたぐらいのテンションで行ってるし、もっと言うと、プロになろうっていう熱量ではなかったんですよね。
こっちのけんと:友達と楽しく、同じ土俵でできるぐらいになろう、みたいな感覚ですね。
ねぎ:そうだったんですけど、専門に入学したら壮絶な頭打ちになって。周りには「小学生のときからドラムをしてます」みたいな生徒がいるわけですよ。全然ついていけないなって思ったんですけど、同級生に負けたくない思いが強くて、練習を一生懸命やりました。そうしたら周りから認めてもらえるようになりましたし、それこそ僕が加入する前のNovelbrightと出会ったりして。
こっちのけんと:そこで!
ねぎ:17、18歳のときに出会っているんですよね。そこから仲間も増えていって、「音楽を仕事にしたいな」と思うようになりました。
こっちのけんと:いいですねえ。地元の友達からの出会いで、将来の職業まで決まっていくんですね。
ねぎ:専門学校に入学しなかったらバンドにのめり込んでいなかっただろうし、ドラムのことを好きになっていなかったと思います。上手な人たちが多かったし、刺激が強い学校だったので楽しかったです。
◆竹中雄大からの熱烈オファーでバンド加入
こっちのけんと:続いて、ねぎさんの人生2つ目のモーメントは?
ねぎ:「2016年 Novelbright加入」です!
こっちのけんと:早いですね! この出来事は大きいですよ。
ねぎ:あれから10年経ったんですね。
こっちのけんと:ドラム始めてから3年ぐらいで。
ねぎ:そうですね。当時は20歳でした。大阪のライブハウスシーンとかでバンドをやっていたんですけど、そのときにNovelbrightは対バン相手やったんですよ。そのときのNovelbrightは雄大くん以外全員別のメンバーでした。
こっちのけんと:そうなんすか!
ねぎ:前やってたバンドが解散になるっていうタイミングに、雄大くんとは友達期間も長かったんで、しょっちゅう飯に行ってたんですね。そのときに「Novelbrightのドラムとギターが抜けんねん」みたいな話を雄大くんがして。それで「実は自分のバンドも解散なんですよね」って話をしたら、「タイミングが一緒やん」みたいになったんです。それから雄大くんが「じゃあねぎくん、一緒にバンドやろうや」と誘ってくれました。
こっちのけんと:おお~!
ねぎ:だけど当時、僕は思春期で(笑)。大阪でバンド活動をしていたから、周りの人たちはみんな知り合いなんですよ。そうしたら、やめたことも知られるじゃないですか。やめてすぐに別のバンドに入ることへの、周りからの見られ方が気になっちゃったんですよね。
こっちのけんと:恋愛の話みたいですね(笑)。
ねぎ:すぐに新しい恋人を作るみたいな話ですね(笑)。軽い人だと見られそうだったから、サポートだったらいいですよって断っていたんですよ。
こっちのけんと:なるほど!
ねぎ:やけど雄大くんが「サポートドラムやったらええわ。バンドメンバーがいい」みたいになって。当時、僕はカフェでバイトしていたんですけど、夜勤やったんですよ。ワンオペやって、ずっとカフェでコーヒーを淹れていたんですね。そうしたら家が近所やったのもあって、雄大くんが毎日夜の12時くらいにやってきて、「ねぎくんバンドやろうや」みたいな。
こっちのけんと:やばい!
ねぎ:僕のバイトが終わるまで、カウンターでいろんな話をしましたね。そうしたら翌日も夜勤の時間に来て話をするみたいな感じで(笑)。熱く語ってくれましたし、僕がやりたいバンド像と雄大くんが作りたいバンド像がけっこうリンクしてるなって思ったので、「一緒にやったら面白いバンドが作れそうだな」と思ったんですよね。なので、加入しました!
こっちのけんと:すごいなあ。人生でそこまで好かれることってなかなかないことだと思います。
ねぎ:2週間ぐらい、マジで毎日来ましたね。
こっちのけんと:素敵っすね!
◆「家族みたいなバンド」が憧れだった
こっちのけんと:先ほどおっしゃっていた、「やりたいバンド像」みたいなのってどんな感じだったんですか?
ねぎ:前にやってたバンドは、メンバーの年齢が10個ぐらい上だったんですね。要は、メンバーの熱量が冷めていたんですよ。たとえば、僕は遠征をめっちゃしたかったし、ツアーも回りたかったし、リリースもすごくしたかったんです。僕は当時17、18歳で、メンバーたちは30手前ということもあり、腰が重かったんですよね。
こっちのけんと:なるほど!
ねぎ:僕は「将来は武道館でやりたい」とか「ドームアーティストになりたい」みたいなデカい夢をずっといろんなところで言っていたんですけど、それをちょっと冷笑されている感じがあって。
こっちのけんと:「若いなあ」みたいな感じですね。
ねぎ:そうです。そういうのがちょっと居心地悪くって。そういう話も雄大くんに言ってたんですけど、「夢とかくだらない話とかを語れる“家族みたいなバンド”を次はやりたい」と伝えたんですね。そうしたら雄大くんが「俺と一緒やん!」と言ってくれて。
こっちのけんと:アツ~!
ねぎ:家族みたいなバンドを作るっていうキーワードがあって、それに僕はすごい心を打たれたというか、雄大くんとだったらそういうバンドが作れるなって思ったんです。そのことは10年経った今でも言い続けているし、僕たちは本当に家族みたいなバンドやなと思います。
こっちのけんと:そう感じます。メンバーがそれぞれのことを愛しているし、わざわざ言葉にはしないけれど、ちょっと好きがこぼれている。それがNovelbrightのよさなのかなと思いました。
ねぎ:ずっと青春してる感じですね。
こっちのけんと:びっくりするぐらい眩しいです!
<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
パーソナリティ:こっちのけんと
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/moment/
番組公式X:@TFM_THEMOMENT