山田五郎さんと巡る“レトロ名車”の旅が、追悼アンコールでよみがえる――。9月5日に放送されるBS日テレのカートークバラエティ番組『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』(毎週土曜21:00~)では、7月に亡くなった山田五郎さんをゲストに迎えた「ぶら美コラボSP! 山田五郎と巡るレトロ名車の日本自動車博物館」(2016年4月30日に初放送)をアンコール放送する。

  • 山田五郎さん

    山田五郎さん

山田五郎さんの“世相解説”とともに昭和の名車を巡る

舞台は、石川県小松市にある日本最大級の自動車博物館・日本自動車博物館。館内には世界中から集められた約500台の名車が展示されており、高度経済成長期を支えた大衆車や、バブル絶頂期を駆け抜けたスポーツカーなどが並ぶ。

番組では1960~1980年代に登場した日本の名車にスポットを当て、山田さんの世相解説とともに、その歴史や魅力を振り返っていく。

まず登場するのは、1960年代に活躍した3輪トラックやスバル360をはじめとする軽自動車。時代とともに進化した3輪トラックのハンドルや、メーカーごとに異なる軽自動車の性能を、おぎやはぎと自動車評論家の竹岡圭氏が比較する。

一方、山田さんは少年時代に憧れていたドイツの名車と再会。実際に乗り込み、無邪気だった少年時代へと思いを馳せる。

スカイライン、ソアラ…山田五郎さんの思い出も次々

1970年代からは、ハコスカ、ケンメリ、ジャパンなどが大ヒットした日産・スカイラインなどが登場。1980年代に入ると、トヨタ・ソアラに始まるハイソカーや、バブル絶頂期を象徴するリトラクタブルヘッドライトのスポーツカーなど、この時代に青春を過ごしたおぎやはぎにはたまらない名車が続々と紹介される。

さらに、売れすぎて広報車が手に入らなかった日産のパイクカーや、パリで出会ったいすゞ・ジェミニのCMスタッフにまつわる秘話など、『ホットドッグ・プレス』編集長を務めていた山田さんの思い出もよみがえる。

博物館ならではの貴重な車への試乗も行われる。大正時代にフランスから輸入されたオープンスポーツツアラーや、スバル360より早く世に出たという幻の軽自動車などが登場し、おぎやはぎと山田さんも大興奮する。

【編集部MEMO】
山田五郎さんは1958年12月5日生まれ、東京都出身。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学へ1年間留学し、西洋美術史を学ぶ。卒業後は講談社に入社し、『Hot-Dog PRESS』編集長、総合編纂局担当部長などを経て、2004年に独立した。独立後は、西洋美術、時計、ファッション、街づくりなど幅広い分野で執筆・講演活動を展開。テレビでは『出没! アド街ック天国』『タモリ倶楽部』『ぶらぶら美術・博物館』などに出演し、豊富な知識をユーモアを交えて伝えた。YouTube『山田五郎 オトナの教養講座』でも美術を分かりやすく解説し、2025年には同番組の活動で第17回伊丹十三賞を受賞した。

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