「織田裕二さんはリズムがめちゃくちゃ良い方」――。9月20日に放送されるBSフジの特別番組『踊る大捜査線を聴いてきた子どもたち』(19:00~20:55)で、俳優の笠松将が、『踊る大捜査線』の音楽が現場の演技にもたらす影響を語る。

同番組は、9月18日に公開される映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』を機に、シリーズのストーリーを彩ってきたサウンドトラックに焦点を当てるもの。「Rhythm And Police」をはじめ、室井慎次のテーマ曲「G-Groove」、さまざまなアレンジで劇中に登場する「Love Somebody」などの名曲を、俳優、ミュージシャン、作曲家、専門家らがそれぞれの視点からひも解いていく。

  • 『踊る大捜査線を聴いてきた子どもたち』

    『踊る大捜査線を聴いてきた子どもたち』

清塚信也「ラテン調とドラマが引っ張り合うことで、すごくポップ」

ピアニストの清塚信也は、『踊る大捜査線』を印象づける音楽性に着目。「ラテンの音楽を取り入れている」と分析し、人情ものや刑事ものといった一つのジャンルに収まらない“王道なヒューマニティ”を作品が持っている背景について、「このラテン調とドラマが引っ張り合うことで、すごくポップになっている」と語る。

音楽プロデューサーの本間昭光は、楽曲と場面の関係について、「コミカルさが強調されすぎない絶妙なバランスがある。それと、場面に合わせて変拍子も入ってくる」と、劇中音楽に込められた巧みな表現を解説する。

「BPMが今のドラマよりも早い」90年代の空気を音楽から分析

音楽評論家のみのは、劇中音楽の構成やテンポに注目。「登場人物ごとに曲が繋がっていくのはDJが曲を繋ぐような感覚」と評し、「BPMが今のドラマよりも早くて、90年代の狂騒が残っている」と、『踊る大捜査線』ならではの時代性を音楽から読み解く。

一方、笠松は、撮影現場で音楽を共有することによって演者同士が“拍”を共有すると説明。そこから、「織田裕二さんはリズムがめちゃくちゃ良い方」と話し、音楽と芝居のつながりについて語る。

番組では、映像と音楽が組み合わさることで生まれてきたシリーズの魅力を掘り下げ、『踊る大捜査線』を“音楽”という新たな視点からひも解いていく。

出演は大塚史貴氏、笠松、神田愛花、ミキの昴生、清塚、シシド・カフカ、白井史人氏、湘南乃風のHAN-KUN、本間、みの。ナレーションは、シリーズで緒方薫役を演じてきた甲本雅裕が担当する。

【編集部MEMO】
笠松将は、1992年生まれ、愛知県出身。2013年から本格的に俳優として活動し、2020年の映画『花と雨』で長編映画初主演。ドラマ『君と世界が終わる日に』、Netflix『全裸監督2』、映画『リング・ワンダリング』、日米合作ドラマ『TOKYO VICE』、Disney+『ガンニバル』などに出演する。

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