抜いて捨てることの多い雑草が、野菜を育てる肥料に変身!?

ホームセンター・カインズの公式YouTubeチャンネルでは、家庭菜園のプロ・和田義弥さんの実演による雑草の活用方法が紹介されています。

  • 草マルチの画像

    ※画像は「カインズ公式チャンネル」(@cainztv)より引用

  • ナスの株元の画像

今回取り上げた方法は、刈った雑草を株元へ敷く「草マルチ」と、半年から1年かけて堆肥にする「雑草堆肥」の2つ。「草マルチ」では畑で刈った草を、ナスなどの株元へ広げます。

  • 厚く敷いた草マルチの画像

和田さんによると、敷いた草が土に届く日差しを遮り、新しい雑草の生育を抑えやすくするのだそう。また、土の乾燥を防ぎ、小さな生き物や微生物が動きやすい環境をつくる役割もあると説明しています。

草が分解されてマルチが薄くなったら、新しい草を追加。光を遮る必要があるため、刈った草を5cmほどまでしっかり厚く重ねることもポイントです。

なお、草を刈るときは根ごと抜かず株元で切り、根は土に残すのが和田さん流。根が張っていることで、土の流出を抑えてくれるのだそう。

  • 雑草堆肥の画像

もうひとつの方法は、大量に刈った草を畑の一角へ積んで作る「雑草堆肥」。雑草を微生物の力で分解させ、できた堆肥を畑へ戻す方法です。

生ごみなども堆肥にする場合は、景観やカラス対策のためにふた付きの箱を用意するのがおすすめ。雑草のみを使う場合も、木製の枠があると見た目がすっきりします。

  • 草を入れた枠の画像

堆肥になるまでの目安は、半年から1年。和田さんは複数の堆肥枠を順番に回して使っているそうです。

  • 温床の役目を果たした枠の画像

分解を促すために、微生物のエサとして使うのは米ぬか。2週間から1カ月に1回を目安に、雑草を積んだ後に薄く振りかけます。

あとは、また草を重ねていけばOK。米ぬかはコイン精米所で無料で手に入ることもあり、ホームセンターやスーパーでも購入できるとのことです。

実演では、春先に使い終わった踏み込み温床(落ち葉やわらに、米ぬかと水を混ぜて作る温床)の枠に、夏に刈った草を投入。季節ごとに同じ枠を使い分けるアイデアが紹介されていました。

刈った草をその場で敷く方法と、時間をかけて堆肥へ変える方法。自分のスタイルに合う方法で、雑草を無理なく活用してみてはいかがでしょうか?