RIZAPグループは、SOMPOホールディングスと共同で進める実証研究プロジェクト「SOMPO チョコ活!」の開始から3カ月時点の進捗を公表した。

参加者データの分析では、運動習慣の定着や心身の不調の改善傾向に加え、プレゼンティーイズムの改善効果が確認されたという。

  • 「SOMPO チョコ活!」プロジェクトの概要図

    「SOMPO チョコ活!」プロジェクト

「SOMPO チョコ活!」は、SOMPOグループの約1万人の社員を対象に、コンビニジム「chocoZAP」の法人会員サービスを導入し、自己負担なしで提供する国内最大規模の実証研究。全国のchocoZAP店舗に加え、損保ジャパン本社ビル内の社員専用店舗も活用しながら、運動習慣の形成と健康への影響を検証している。

  • 運動習慣がなかった参加者の運動頻度変化

    参加者の運動頻度の変化

分析対象となったのは、参加者3,591人のアンケートとchocoZAPの来館履歴データ。調査の結果、プロジェクト参加前に「汗をかく運動」を全く実施していなかった人のうち40%が、少なくとも月1回以上運動するようになった。運動習慣がない人の割合は58.1%から34.0%へ低下し、週2回・30分以上運動する人は17.1%から26.0%へ増加した。

  • chocoZAP利用回数とプレゼンティーイズム改善効果の関係

    利用回数とプレゼンティーイズム改善の関係

また、chocoZAPの利用回数が増えるほど、プレゼンティーイズムの改善が大きくなる傾向が確認された。プレゼンティーイズムとは、何らかの不調を抱えながら出勤し、生産性が低下している状態を指す。分析では、改善効果を経済価値に換算すると、参加者1人当たり最大で月5,640円相当になると試算している。

  • chocoZAP利用回数と心身の健康状態改善の関係

    利用回数と心身の健康状態の改善状況

さらに、利用回数が一定以上の参加者では、肩こり、腰痛、疲労感、不安感、抑うつ感などの心身の健康状態に改善傾向が見られたほか、体重減少の効果も確認された。こうした健康状態の改善は、プレゼンティーイズム改善とも相関していたという。

「SOMPO チョコ活!」は2026年12月まで継続予定。SOMPOホールディングスは今後も分析を深化させていくとしている。