住宅ローン比較サイト『モゲチェック』を運営する株式会社MFSが、今後の金利情報についてお伝えします。解説は、取締役CMO:塩澤崇です。

■7月の住宅ローン金利の動き

2026年7月の住宅ローン金利情報をお伝えします。

6月16日に決定された日銀利上げの影響から、PayPay銀行が通常よりひと足早く、7月から変動金利の基準金利を引き上げました。他の銀行も今年の11月までには順次引き上げていくことでしょう。

上昇が続いていた固定金利は、7月は上昇が止まり落ち着いた状況となっています。しかしながら、長期金利の上昇とともに固定金利もさらに上昇していく可能性があります。

変動金利と固定金利の金利差は若干縮まったものの依然として過去最大水準となっています。日銀利上げの影響から変動金利はこれから年0.25%程度上昇する見込みですが、固定金利との差は大きいことから、依然として変動金利の人気が継続していく可能性が高いでしょう。

「変動金利の上昇リスクは気になるけれど、固定金利は高すぎて選びにくい……」と頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。 将来の金利上昇リスクを確実に防ぎたい方は、子育て世帯向けの優遇制度や、物件の性能次第で大幅な金利引き下げが利用できる「フラット35」を改めて有力な選択肢として検討してみるのもおすすめです。

■僅かな金利差でも大きな金利総額の差になり、金利比較がより一層重要に

続いて、各銀行グループの変動金利の動きを見てみます。下図の通り、7月はネット銀行が若干上昇した結果となりました。

主要金融機関の適用金利の先月との比較は下記表の通りです。変動金利はPayPay銀行と楽天銀行のみ上昇していますが、11月までには各銀行も日銀利上げを反映し上昇していくことになるでしょう。固定金利は、長期金利低下に伴い、先月から下がっている銀行が多いです。

最近は不動産価格の高騰を受け、長期高額の借り入れの傾向が顕著です。僅かな金利差でも大きな金利総額の差になるため、金利比較・団信比較の重要性がより一層高まっています。

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