「なんかそれっぽいから大丈夫そう!」
AIに聞いた答えをそのまま使ってみたら、あとで間違いに気づいてヒヤッとした…そんな経験がある人もいるかもしれません。
マイナビニュースの調査によると、AIを利用したことがある人のうち、約7割が何らかの失敗や困りごとを経験していることがわかりました。
実は意外と多い、“AIあるある失敗談”。その中でも、特に多かったのはどんな失敗なのでしょうか。
そもそもAIはどれくらい使われている?
まず、AIの利用状況を見てみましょう。
アンケートによると、現在AIを使っている人は55.0%で、半数を超える結果となりました。
さらに「過去に利用したことがある」人も含めると、AI利用経験者は約7割にのぼります。すでに多くの人にとって、AIは日常的なツールになりつつあるようです。
また、どんな用途で使っているのかを聞いたところ、最も多かった回答は「情報収集・調べもの」で71.6%でした。
次いで、「アドバイスや相談」(38.0%)、「趣味・娯楽」(36.5%)、「要約・整理」(35.6%)、「アイデア出し」(34.1%)、「文章作成」(33.2%)と、幅広い用途で使われているようです。
約7割がAIでの失敗経験あり⁉
AIは便利に使われている一方で、「思わぬ失敗」を経験している人も多く見られます。
実際に、AI利用者の70.2%が「失敗や困りごとがある」と回答しました。
では、どんな“やらかし”が多いのでしょうか。
どうしてこうなった…AI失敗ランキング
3位「情報が古すぎる」
約3人に1人(34.9%)が経験したのは、「提示された情報が古かった」という失敗談。
自由回答では、
・「情報が古く、結局は自分で調べた」
・「世の中が日々変化する中で、最新の情報を得るのは難しい」
・「AIの情報で資料を作ったところ、データが古く、上司につっこまれた」
といった声が寄せられました。
一見正しそうに見えても、よくよく調べたら古い情報のままだったというケースが多いようです。
2位「回答が期待と違う」
約4割(39.0%)の人が経験したのは、「回答が期待と違った」という失敗談でした。
・「作成してもらった画像がイメージと違った」
・「回答内容が難しくて、理解できなかった」
・「文章作成をよく頼むものの、なんだかしっくりこないことが多い」
など、AIが自分の期待する回答をしてくれないことにモヤモヤを感じる人も一定数見られました。
1位「情報が間違っている」
今回の調査で、最も多かったのは、「情報が間違っていた」という失敗談でした。ほぼ2人に1人(47.9%)が経験しているようです。
・「自信たっぷりに間違った情報を提示してくる」
・「AIの情報をそのまま人に話したら、内容が間違っており笑われた」
・「検索すればわかるような内容でも、間違った情報を提示されることがある」
といった声が多く見られました。
それっぽく説明されるため、誤情報だと気づかずに使ってしまったというケースも少なくないようです。
【番外編】4位以下のAI失敗談
4位以下の結果にも、見逃せない“失敗あるある”が寄せられました。
具体的な失敗談としては、
・「ダイエットのアドバイスが現実的ではなかった」
・「偏った情報が多く、確認に時間がかかることがある」
・「AIの言うとおりにしたら、トラブルになった」
・「AIに相談したことで選択肢が増え、かえって迷ってしまった」
といった声が集まりました。
AI失敗あるあるから見えたこと
今回の調査を通じて、すでに多くの人がAIを利用している一方で、約7割が失敗を経験していることが見えてきました。なかでも目立ったのは、「情報の間違い」「回答のズレ」「情報の古さ」といった回答でした。
一方で、多くの人が失敗しているからこそ、気をつけるポイントもはっきりしているといえるのかもしれません。
たとえば、
・重要な内容は改めて自分で確認する
・最初から正解を求めるのではなく、たたき台として使う
・違和感がある部分は見直す
といった使い方をするだけでも、使い勝手は大きく変わりそうです。
AIとのうまい付き合い方がわかってくると、“便利だけど不安なツール”から、“頼れる相棒”のようになっていくのではないでしょうか。
調査概要
・調査時期:2026年6月22日
・調査対象:マイナビニュース会員
・調査数:男女合計300人
・調査方法:インターネットログイン式アンケート




