ChatGPTが革新的な生成AIとして登場した2022年から4年。ChatGPTをはじめGrok、Microsoft Copilot、Geminiなどの生成AIは、今や仕事はもちろん、日常のあらゆる場面に浸透。恋愛や将来の不安といった悩み相談や、今夜の献立やダイエットのプランニング、愚痴の聞き役など、さまざまな用途で活用されています。
今回、マイナビニュース編集部が「プライベートでのAIとの付き合い方」についてアンケートを実施したところ、約6割がプライベートで生成AIを利用、さらに4割超が「人には言えないことをAIに話した経験がある」と回答しました。みんなはAIに何を相談しているのでしょうか?
AIに何を話している?
「AIとは普段どのような会話をしていますか?」と聞いたところ、最も多かったのは「わからないことを質問する」。続いて「アイデア出しや壁打ち」「お金や節約について相談する」が続きました。
一方で、「日々の些細な悩みを聞いてもらう」「恋愛や人間関係について相談する」といった回答も一定数見られ、AIを単なる検索ツールではなく“相談相手”として活用している人も少なくないよう。
さらに、「AIに対して、恋愛やコンプレックスなど“人には言えないこと”を話した経験はありますか?」という質問では、「よくある」(16.9%)、「ときどきある」(26.6%)を合わせて43.5%。実に4割以上が、AIに“秘密の相談”をした経験がありました。
その内容は、将来への不安、コンプレックス、人間関係の悩み、恋愛相談、推し活など。「人に話すと気を使われそう」「否定されたくない」、そうした“身近な人には相談しにくい”テーマほど、AIが相談相手として選ばれていることがわかります。
恋愛・人生相談編
AIへの相談で多かったのが、恋愛や人生相談にまつわるエピソード。
●「恋愛相談をしたら、友人より的確なアドバイスが返ってきた」
●「相談したら家族より理解してくれた」
●「家族との不仲を相談したら、『別れる』という選択肢があった」
感情を持たないはずのAIが、まるでカウンセラーのように寄り添い、的確なアドバイスをくれる。その一方で、
●「恋愛相談で『無理無理』としか言われなかった」
●「子供の将来を相談したら、『子供に聞いてください』と言われた」
●「『自分で決めた方が良い』と言われた」
など、「そりゃそうだけど……」と言いたくなるような塩対応をされた人も。やさしく寄り添ってほしいときの意外にそっけない回答も、“AIらしい”といえるのかも。
見透かされてゾッとした編
今回のアンケートで目立ったのが、「AIに見透かされた気がした」という声。
●「会話から自分の職業を当てられたことに驚いた」
●「プロンプトの内容から性格を言い当てられた」
●「かなり前に相談したことを覚えていて、本人も忘れているような角度からアドバイスがあった」
●「ここまで正確に言ってくるのかー、怖いなって思ってます」
と、便利な反面、「ちょっと怖い」と感じる人も少なくないよう。これまでに交わした何気ない会話で蓄積された情報の断片から、精度の高い個人情報が収集されていることは、しっかり認識しておきましょう。
AI、お前それでいいのか編
生成AIといえば、やはり外せないのが“珍回答”。
●「仕事で使う法律の条文を調べてもらったら、存在しない架空の法律を、さも本当にあるかのように作られて騙されかけた」
●「医学的な質問をしたら誤った情報を伝えられた」
●「知っている内容が全く違っていたので、再度確認したらさも今までの回答がなかったことのように新しい回答をだしてきた」
誤情報をもっともらしく回答してしまうのも、生成AIではよく知られた特徴のひとつ。あまりに“それっぽく”答えるのでつい信じてしまいがちですが、事実関係の確認は人間側が行う必要性を痛感させられます。
番外編
最後に、思わず笑ってしまったエピソードもご紹介。
●「こっちよりAIの方がテンションが上がってきたことがあった。『なんでお前の方がテンション高いの?』と困惑した」
●「『信じすぎないように』と言われたので、オマエガナ……と感じました」
●「『猿でも分かるように』と頼んだら、バナナや群れに例えて説明してくれた」
身近な相談相手であり、ときどき天然な相棒。便利すぎてもう手放せないけど、時々ズレるし、ずばり当てられるとちょっと怖い……。人とAIとの付き合い方は、まだまだ進化の途中にあるようです。

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調査時期: 2026年6月10日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 500人
調査方法: インターネットログイン式アンケート




