鏡に映る“ぽっこりお腹”にハッとしたり、昔は余裕で上っていた階段の途中で息切れしている自分に気づいたり……そんな体の変化を感じて運動を始めたという人は少なくないだろう。それでは健康維持や体力アップを目指して通うスポーツジムで、思わぬ出来事に遭遇したことはないだろうか? 今回はマイナビニュース読者の声をもとに、ジムにまつわる体験談を集めてみた。共感必至のエピソードをご紹介しよう。
まず「ジムに通う理由」を聞いたところ、「健康維持のため」(69.4%)、「体型を引き締めたい」(49.8%)、「筋肉をつけたい」(44.5%)という順に。ジムでどんな運動をしているかというと、1位が「筋トレ」(73.2%)、2位がランニングやバイクなど「有酸素運動」(69.1%)で、3位のヨガやピラティスなどの「グループレッスン」(18.1)%を大きく引き離した。
※いずれも複数回答可
どんな運動をしている?
●「まず走って、ストレッチして、筋トレをします」(40代男性)
●「ダンベル、ランニング、各種マシーンを使用した筋力や持久力の強化」(30代男性)
●「エアロビクスやマシントレーニング」(30代男性)
●「エアロバイク、重量挙げ、サーキットトレーニング、ヨガ」(40代男性)
●「筋肉増強のための筋力トレーニング、持久力強化のためのランニングマシン、全身運動のためのスイミング」(60代男性)
ダンベルや各種マシンで本格的な筋トレに取り組む人、ランニングなどの有酸素運動と組み合わせる人など、多くの人が目的に応じたアプローチをとっていた。エアロビやサーキットトレーニング、スイミングといった全身を動かすプログラムや、ヨガなどのリラクゼーション要素を含むプログラムを行っているという声も多くみられた。
ジムに通って実感した変化は?
●「徐々に筋肉がついていくのが楽しい」(30代男性)
●「見た目も引き締まった気がする。運動を続けているおかげか体力がつき、疲れにくくなった」(30代女性)
●「ストレス解消になり、夜しっかりと眠れて朝気持ちよく起きられるようになった」(40代男性)
●「身体の軽さを実感でき、風邪をひいても体力がついてきているので、一晩で全快できることも多い」(50代男性)
と、筋力アップやスタイルアップ、睡眠の質が上がったといったポジティブな変化を実感している声が多数。風邪の回復が早まったというコメントから、抜群の健康効果を実感していることもうかがえる。なかには「鏡の前でポーズをとるようになった」(40代男性)と、ビジュアル面でのビフォー・アフターを毎回鏡の前で確認している人も。
●「筋トレ仲間とともに切磋琢磨ができ、筋トレにより身が入るので、ジムに通ってよかったと思えます」(40代男性)
●「意外に女性から多く話しかけられるので、それはそれで楽しくトレーニングができた」(40代男性)
●「見知らぬ人同士ではあるが、同一思考により謎の連帯感が生まれる」(30代男性)
●「最初は黙々とやっていたけれど、そのうち同じぐらいの年齢の人と会話するようになり、たまにですが、コーヒーを飲みに行ったりしています。深すぎずちょうどいい距離を保てるので、仲間が増えるというプラスアルファがありました」(40代女性)
など、顔見知りが増えるにつれて仲間意識も芽生えるようで、ともに汗を流すことに楽しみを感じたり、ジム以外でも交流を持つ仲にまでなったという人も。ちょうどよい距離感の友人が大人になってから新たにできるというのも、ジム通いの醍醐味のひとつかもしれない。
思わず二度見!? ジム通い“あるある”体験
なかには「時間帯によってメンバーの職業が違う」(50代男性)というコメントもあったが、ジムはまさに普段なら出会うことのない多様な人たちが共通の目的を持って集うサードプレイス。そんなリフレッシュの場に通う常連の中には、独特の存在感を放つクセツヨな人もいるようで……。
●「普通のおじさんが、実はすごかった」(40代男性)
●「ジムに通う前の肥満体型の写真を持っている女性がいて、『こんな姿に戻りたくない』と言いながら周りの人に見せてくる」(60代女性)
●「べンチプレスをあげる時に、ジム内に響き渡るような声を出す人がいる」(30代男性)
●「ジムの中でもとびきり熱い人がいて、何かをするたびに大きな声で叫んでトレーニングしてる」(40代男性)
●「乳首が見えてしまいそうな程きわどいタンクトップに、かなり短いショートパンツを履いているおじさんがいつもいる」(30代女性)
●「“筋トレ”オタクっぽい人が沢山いて、鏡を見てチェックをしているのが面白くて、筋トレしながら人間観察するのが面白かった」(40代男性)
また、思いがけない人と遭遇した、という体験談も。
●「ジムの風呂場で上司と遭遇した」(40代男性)
●「会社の人も同じジムで、たまに見かけると気まずい」(40代男性)
●「以前の職場で働いていた人と偶然遭遇し、食事をするようになった」(60代男性)
●「中学校の同級生がインストラクターになってた」(40代男性)
●「地元のジムに通っていたら、自分と同じくすっかりメタボ体型になった小学校時代の友人に会って、互いに大笑いした」(40代男性)
袖触れ合うも多生の縁。隣のトレーニング台に座った人との何気ない会話やスタッフとの交流、そんなさりげないふれあいも、ジムで生まれる喜びのひとつかもしれない。すでに通っている人も、これから通ってみようと考えている人も、自分のペースでジム通いを楽しんでほしい。
「ジム通い」に関するアンケート
調査時期: 2024年12月19日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 510人
調査方法: インターネットログイン式アンケート