通信カラオケ・JOYSOUNDのカラオケ総合デイリーランキング(6月7日付)で、CMでおなじみのサウンドロゴ「伯方の塩」が4位にランクインした。数秒で完結する“究極のタイパ”コンテンツが、カラオケの楽しみ方に新たな変化をもたらしている。

  • 「伯方の塩」を熱唱=第1回「サウンドロゴカラオケ AWARD」より

    「伯方の塩」を熱唱=第1回「サウンドロゴカラオケ AWARD」より

「残酷な天使のテーゼ」などと肩を並べる快挙

「伯方の塩」は2025年12月の配信開始以来、SNSを中心に話題を集めてきたコンテンツ。直近のウィークリーランキング(6月1日~7日)でも12位に入っており、一過性のブームにとどまらず、新たな“定番コンテンツ”としての存在感を高めている。

6月7日付のJOYSOUNDカラオケ総合デイリーランキングでは、1位にM!LK「好きすぎて滅!」、2位にVaundy「怪獣の花唄」、3位に高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」が入る中、「伯方の塩(本人歌唱映像)」が4位にランクイン。44万曲以上を配信するJOYSOUNDにおいて、企業のサウンドロゴが総合ランキング上位に入る異例の結果となった。

SNSで歌唱履歴投稿も 採点対応でゲーム性

背景にあるのは、Z世代を中心に関心が高まる「タイパ(タイムパフォーマンス)」の価値観だ。限られた時間で最大限の満足を得ようとする考え方は、カラオケの楽しみ方にも広がっている。

「伯方の塩」は、誰もが耳にしたことのある短いフレーズを一瞬で歌い切る爽快感に加え、カラオケ採点機能にも対応。何度も挑戦したくなるゲーム性も相まって、SNSでは歌唱履歴に「伯方の塩」が連続して並ぶ画面を投稿するユーザーも相次いだという。

サビだけ歌える「サビカラ」も人気

また、JOYSOUNDでは、曲の“おいしいところ”であるサビだけを歌える「サビカラ」も展開している。大人数のカラオケで「なかなかマイクが回ってこない」という不満を解消し、1分以内の短尺で次々と曲を楽しめる点が支持されている。

サビカラランキングでは、1位にaiko「カブトムシ」、2位にアイナ・ジ・エンド「革命道中 - On The Way」、3位にM!LK「好きすぎて滅!」、4位にポルノグラフィティ「サウダージ」、5位にAI「Story」がランクイン。昭和・平成の定番曲から令和のヒット曲まで、世代を超えた楽曲が並んでいる。

JOYSOUNDでは現在、約1,000曲の「サビカラ」を配信。通常4~5分かかる1曲が、サビカラでは多くの場合1分以内で完結するため、「フルで歌うのは難しくても、サビなら歌える」というライト層やSNS世代のニーズにも応えている。

「サウンドロゴカラオケ AWARD 2027」も始動

「伯方の塩」のヒットの背景には、JOYSOUNDが展開する業界初のプロジェクト「サウンドロゴカラオケ AWARD」もある。企業や団体のサウンドロゴを起点に、「結束力No.1を決める瞬間エンタメ」をコンセプトに掲げるもので、第1回大会では広告換算値2億円以上のメディア露出を記録したという。

JOYSOUNDでは現在、「伯方の塩」をはじめ、「SEGA」「TOPPAN」「長谷工グループ」「亀田製菓」などのサウンドロゴをカラオケ楽曲として配信。さらに、第2弾となる「サウンドロゴカラオケ AWARD 2027」のエントリーも募集中で、応募されたサウンドロゴはJOYSOUNDのノウハウで本格カラオケ化され、全国へ順次配信される。

【編集部MEMO】
男性がシャウトする「は・か・た・の・しお♪」のサウンドロゴは、導入した1987年当時、視聴者から「耳障りだ」といった苦情が寄せられたという。