クリニックフォアが、梅雨に気を付けたい不調・対策について医師監修のもと解説している。
梅雨シーズンは咳・鼻炎・肌荒れに注意
梅雨は、連日の雨による急激な気圧変化に加え、湿度の急上昇やカビ・ダニの増加が体に大きな負担をかける季節。ウェザーニュースの発表によると、今年の総雨量は、九州南部~東北北部で平年並か多くなる予想とされており、部屋干しや換気不足などの室内環境によって、我慢しがちな「咳」や「鼻炎」、「肌荒れ」といった不調が悪化・長期化することが懸念されている。
こうした状況を受け同クリニックは、梅雨シーズンに不調が起こりやすい背景や、特に注意すべき具体的な症状と対策について、医師監修による解説を公開した。
梅雨シーズンの環境の変化が要因に
湿度が高くなることで、カビやダニが増えやすくなるほか、汗や皮脂も増えやすくなる。また、低気圧の日が増えたり、気温差が大きくなったりすることで、自律神経のバランスが崩れやすくなるとされる。さらに、雨の日が続くことで換気不足になりやすく、部屋干しの機会も増えるため、室内でカビやダニなどのアレルゲンが増えやすくなる。
梅雨に気を付けたい症状
湿気やカビなどの影響により、気道が刺激され咳や喘息症状が悪化しやすくなる。特に夜間は咳症状が出やすくなる傾向があり、「夜になると咳が出る」「寝る前に咳き込む」といった症状がみられる場合もある。
また、ダニやカビの増加により、鼻づまり・くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状が強く出やすい時期でもあり、部屋干しや換気不足によって室内環境が悪化し、症状が長引く場合もある。
さらに、高温多湿の環境では汗や皮脂が増え、肌トラブルが起こりやすくなる。アトピー性皮膚炎の人は、汗やダニなどの刺激によって、かゆみや炎症が悪化する場合もある。
我慢せずに、悪化する前に対策を
「なんとなく不調を感じるけれど、我慢できる」「季節的なものだから」と放置してしまう人もいる。しかし、症状が長引く場合は、悪化する前に早めに医療機関へ相談することが重要となる。
対策としては、以下が挙げられる。
まず、室内の換気や除湿を行い、カビ・ダニが増えにくい環境を整えること。寝具やカーテンなどは、こまめに洗濯・乾燥を行うことが重要だという。症状が続く場合は早めに医療機関へ相談するよう呼びかけている。通院が難しい場合は、オンライン診療を活用し、自宅から医師へ相談する選択肢もある。
梅雨の不調、オンライン診療で対応可能なケースも
オンライン診療は「どんな症状が対象なのか」「費用はどのくらいかかるのか」といった疑問から、受診自体をためらってしまう人も少なくない。しかし、梅雨シーズンに多い咳・痰・喉の違和感、鼻づまり・くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状、肌荒れ・かゆみ・湿疹(アトピー性皮膚炎の悪化を含む)は、初診・再診ともにオンライン診療で対応可能なケースが多くあるという。
費用についても、健康保険が適用されるため、自己負担額は一般的な通院と大きく変わらないケースがほとんどだとか。診察料・処方料の目安は、3割負担であれば数百円~2,000円程度が一般的だという(薬代・システム利用料は別途)。

