エスエス製薬の解熱鎮痛薬ブランド『EVE(イブ)』は2026年6月1日、『女性管理職に関する調査』の結果を発表した。同調査は2026年3月26日〜29日、全国の20〜49歳の女性500名を対象にインターネットで実施した。
女性初の首相誕生を受けて女性管理職に対するイメージが変わったかを尋ねたところ、全体の48.6%が「とてもポジティブになった」(17.6%)「ややポジティブになった」(31.0%)と回答した。年代別に見ると、特に20代の約8割(76.1%)が「ポジティブになった」と回答した。
一方、役職別に見ると、管理職層の7割はポジティブな変化を実感している割合が多いのに対し、非管理職層の約7割は「変わらない」(69.2%)と回答した。女性総理の誕生は現管理職の背中を押す機会になっているものの、非管理職の方は自分ごと化できていない・身近な管理職の印象が強いことなどから、イメージに変化がない方が多いのではと考えられる。
具体的な管理職のイメージに関しても、役職別によって差が見られた。
非管理職層は「忙しく時間に追われている」(36.4%)「仕事とプライベートの両立が難しい」(32.4%)といったネガティブなイメージが多く見られた。一方、管理職層では「自分自身のやりがい・成長が期待できる」(40.4%)や「メンバー育成・人の成長にやりがいを感じる」(37.6%)といった回答が多く、実際に管理職を経験している方はポジティブな側面を感じていることが明らかになった。経験の有無によって大きく印象が異なることが示唆される。
「管理職に就きたい」と回答した女性は全体の17%にとどまり、年齢が上がるにつれて管理職への希望は低下する傾向が見られた。その理由として最も多かったのは「判断する機会が増え責任が重そう」(58.7%)、次いで「仕事と生活の両立が不安」(43.7%)となり、役割に伴う負荷や責任、ライフバランスへの懸念が大きいことがうかがえる。
管理職についてよかったことについて伺ったところ、管理職経験者の意見として最も多かったのは「仕事の視野が広がった」(32.4%)、次いで「周囲からの信頼・評価が高まった」(31.6%)だった。
また、20〜30代では「キャリアに自信が持てるようになった」(20代:33.3%、30代:31.6%)と回答する割合も高く、若いうちに管理職を経験することが自身の成長や自己肯定感の向上につながっているケースも見られた。
管理職に挑戦する上で賃金の補助以外でどんなサポートがあれば前向きになれるか伺ったところ、最も多く回答が集まったのは「福利厚生」、次いで「相談相手・メンターの存在」と、管理職層・非管理職層ともに同じ結果になった。年代別に見ると、特に20代は「相談相手・メンターの存在(49.3%)」のニーズが高く、キャリアの初期段階において意思決定を支える環境の重要性が浮き彫りとなった。
2026年3月に提供を開始したAIメンタリングサービス『BeliEVE Mentors』に寄せられた相談データを分析した結果、最も多い相談内容は「仕事・キャリアの悩み」(35.9%)、次いで「育児・ライフイベントとの両立」(29.7%)となった。調査でも「相談相手・メンターの存在」が重要視されていることから、現代の女性が自由にキャリアを描ける社会には、気軽に相談できる環境や伴走者の存在が重要だといえる。






