第63回ギャラクシー賞(主催:放送批評懇談会)の贈賞式が1日、都内ホテルで行われ、報道活動部門の優秀賞に「『報道特集』兵庫県知事選等をめぐるキャンペーン報道」(TBSテレビ)が選ばれた。壇上では、村瀬健介キャスターが受賞コメントを述べ、取材の過程で番組スタッフや取材協力者が受けた批判・攻撃への思いを語った。
「涙を流して、この取材活動を進めてきました」
村瀬キャスターは「皆さんもご存知かと思いますけれども、私たちの報道は大変大きな批判、攻撃の対象になりまして」と切り出し、兵庫県知事選などをめぐる一連のキャンペーン報道が置かれた状況に言及した。
その上で、「この取材にあたった私たちの番組スタッフも眠れない日々を過ごしていました。怒りとか悲しみとか、許せないという気持ちで眠れない日々を過ごす、あるいは涙を流して、この取材活動を進めてきました」と、現場のスタッフが抱えてきた苦しさを明かした。
取材協力者も攻撃対象に「一緒に喜びたい」
さらに村瀬キャスターは、批判や攻撃の矛先が番組側だけにとどまらなかったことにも触れた。
「もう一つは、この取材側だけではなくて、私たちの取材に協力してくださった皆さんも同様に攻撃の対象になりまして、非常に大きな負担をおかけしたということでもあります」と述べ、取材に応じた人々にも大きな負担が及んでいたと説明。
今回の受賞については、「今日このように評価していただいたこと、取材に協力してくださった皆さんと一緒に喜びたいと思います」と語った。

